1月22日(土)都内のホテル会見場にて記者会見が行われ、元・新日本プロレス取締役の上井氏が今春旗揚げする予定のプロレス・イベントに、元リングス代表の前田日明氏がスーパーバイザー的役割で参加することが発表された。上井氏は旧UWFの営業部出身で、前田とは旧知の仲。
会見に出席した前田は、現在のプロレスを「おちゃらけ」とバッサリ切り捨て、「やるんだったら選手もフロントも緊張感がもてるリングを創りたい」と言い、「プロレスラーを育てる気はない。総合格闘技でも勝てる選手なら育てたい」と語った。
記者会見では、具体的に前田が何をやるのか、どんな立場なのかは明らかにされなかったが、選手の発掘やスカウト、リング上のご意見番的役割を担うようだ。「やってる中で本当に頭にきて、顔が腫れあがっても、KOされても、極めて骨を折られてもいいじゃないですか。自分はそれをやりましたからね」と前田。どうやら自分の原点である、過激なプロレスを目指すようである。
また、上井氏が旗揚げするプロレス・イベントについては、後日改めて発表されるという。