1月25日(火)東京・ホテルニューオータニのガーデンコート5Fアリエスの間にて、2月23日(水)東京・有明コロシアムで開催される『K-1
WORLD MAX 2005〜日本代表決定トーナメント』の記者会見が行われ、トーナメント全組み合わせが発表となった。
注目は何と言っても、1回戦で武田幸三VS山本“KID”徳郁のビッグカードがいきなり実現する事だ。武田は「ローキックで足を折る」と宣言、会見は欠席したがハワイからの国際電話でメッセージを寄せたKIDは「俺のほうがスピードはある。気合いの入った武田さんを見せてくれ」と挑発した。
昨年の王者・小比類巻貴之は1回戦で、2003年の日本トーナメント1回戦でダウンを奪われて敗北を喫した、安廣一哉とのリベンジマッチが決定。小比類巻は「KID選手とやりたかった」と、KIDに“決勝まで上がって来い”と言わんばかりのエールを送った。
今年は格闘技に専念するというプロレスラーでもある村浜武洋は、1回戦で期待のホープHAYATOと対戦。TOMOVS小次郎は谷川プロデューサーが、「実力者同士の一戦、トーナメントのカギを握る」と評した。
なお、魔裟斗は昨年の世界トーナメントで準優勝しているため、今年もシード扱いで5月4日(水・祝)の世界一決定トーナメント開幕戦に出場する。
会見に出席したTBS事業局文化事業部の松田幸雄部長は、「年末に開催したDynamite!!で視聴率、観客も脳裏に焼きついたのは魔裟斗VSKID戦だったと、ずっと耳にしています。MAXのスピード感、真剣勝負の緊張感がたくさんの人に伝わった」と、瞬間最高視聴率をマークした魔裟斗VSKID戦を高く評価。
谷川プロデューサーはMAXの年間スケジュールを発表(下記参照)すると共に、今回の日本トーナメントが「8人に絞り込むのが大変だった」と厳選されたメンバーになった事を明かした。
●出場選手のコメント
小比類巻貴之
去年よりもいい闘いが見せられる
「とりあえず去年優勝したんですが、今年は去年よりも自分のスタイルを、もっといい闘いを見せられる試合が出来ると思う。楽しみにしていてください。対戦相手も決まって、みんな強いので楽しみにしています」
安廣一哉
誰よりも楽しみたい
「今の心境は、年末に引越しして毎日充実した生活を送れています。一日一日が前より楽しく時間を過ごせているので、2月23日もいい風が吹くと思う。誰よりも楽しみたい」
TOMO
兄の武蔵よりも先に世界チャンピオンに
「僕の兄貴が武蔵という事で、密かな野望として兄よりも先に世界チャンピオンになりたいと思っています。そのためにも、日本トーナメントをキッチリ獲りたい」
小次郎
K-1で一番になる気持ちは誰よりも強い
「自分の目標はK-1で一番になる事。その気持ちは誰よりも強い。その目標を掴むために、誰よりも頑張る」
武田幸三
いつもどおりKOで勝ちたい
「1回戦がKID君ということで、トーナメントでもいつもどおりワンマッチのつもりでKOで勝ちたい」
山本“KID”徳郁 ※国際電話の録音音声
初めて見た時からやりたいと思ってた
「(武田を)初めて見た時に、気合いの入ったオーラが出てたので試してみたいと思った。瞬発力、スピードは俺のほうがある。パンチ力はどうかな、パンチもらって吹っ飛ばされるかも(笑)。でも、俺はそう簡単には倒れない。いつもどおり、気合いの入った武田さんを見せて下さい。俺も気合い入れていく」
村浜武洋
テコンドーばりの蹴り技で闘う
「いま日本は韓国ブームですが、自分もテコンドーばりの蹴り技を使って闘いたいと思います」
HAYATO
今年は優勝しにやってきた
「この話をいただきありがとうざいます。今年、僕はK-1で優勝しにやってきた。1ヵ月、死ぬほどトレーニングして2月に続けたい。去年とは違う僕を見せたい」
●質疑応答
ーー武田選手、KIDはパンチ力がどうとか倒れないと言ってますが?
武田
「僕もパンチ力には自信がある。KID君も年末にパンチ力を証明している。最初はどんな選手か分からなかったけど、いい選手という事を証明した。キャリアは関係なく、いい闘いが出来ると思う。ワンマッチのつもりで闘うから、足をローキックで折りたいです」
ーー小比類巻選手、ディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーはありますか?
小比類巻
「前回のチャンピオンだという事は意識してないから、今日もベルトは持ってこなかった。1回戦が安廣選手なんで、自分自身、ちゃんとした形でもう1回闘える事が楽しみです」
ーー決勝戦には誰が上がってきて欲しいですか?
小比類巻
「みんな強いんで、あまり言いたくないんですが、KID選手とやりたかったです」
ーー他の選手は誰と決勝をやりたいですか?
安廣
「武田選手に2年前に負けたので、もう一度やりたい」
TOMO
「誰でもいいが、村浜選手かKID選手。自分が一番背が高いので、見てる人も面白いと思うので」
小次郎
「特にいませんが、KID選手と出来ればいいかと思っている」
武田
「全く考えてません。1回戦の事しか考えてない」
村浜
「一番ダメージのある選手が、上がって来て欲しい」
HAYATO
「去年のチャンピオンである小比類巻選手とやれたらいい、と思っています」
また、谷川プロデューサーは会見の午前中に決まったスーパーファイトとして、ブアカーオVSクラウスの“世界王者対決”を発表。リザーブマッチでは有望な新人をデビューさせるプランを語り、当初日本トーナメントに招待選手として参加させようとしたナラントンガラクをスーパーファイトに、宇野薫と宮田和幸もスーパーファイトに出場させる予定があると語った。
<K-1 WORLD MAX年間スケジュール>
2月23日(水)東京・有明コロシアム
「日本代表決定トーナメント」
5月4日(水・祝)東京・代々木第一体育館
「世界一決定トーナメント開幕戦」
7月下旬
「世界一決定トーナメント決勝戦」
10月上旬
「世界王者対抗戦
FEG&TBS「K-1 WORLDMAX2005 日本代表決定トーナメント」
2005年2月23日(水)東京・有明コロシアム
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
小比類巻貴之(チーム・ドラゴン)
VS
安廣一哉(正道会館)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
TOMO(正道会館)
VS
小次郎(スクランブル渋谷)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
武田幸三(治政館)
VS
山本"KID"徳郁(PUREBRED東京)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
村浜武洋(大阪プロレス)
VS
HAYATO(FUTURE_TRIBE)
▼日本代表決定トーナメント 準決勝 3分3R
小比類巻VS安廣の勝者
VS
TOMO×小次郎の勝者
▼日本代表決定トーナメント 準決勝 3分3R
武田VS山本の勝者
VS
村浜VSHAYATOの勝者
▼日本代表決定トーナメント 決勝 3分3R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼スーパーファイト
ブアカーオ・ポー.プラムック(ポー.プラムックジム)
VS
アルバート・クラウス(ブーリーズジム)
<チケット料金>
SRS席 20,000円/S席 12,000円/A席 6,000円
<チケット発売>
一般発売 2005年1月29日(土) 10:00〜
チケットぴあ 0570−02−9992【特電】
ローソンチケット 0570−06−3014【特電】
CNプレイガイド 0570−08−9933【特電】
キョードー東京 03−5720−9911【特電】
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
2005年1月30日(日)10:00〜
チケットぴあ 0570−02−9999
ローソンチケット 0570−063−003【Lコード:35600】
CNプレイガイド 0570−08−9999
キョードー東京 03−3498−9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
株式会社 キョードー東京 03−3498−9999
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
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