2005年8月21日(日)、『TITANS 2nd』直前記者会見が行われた。会見に出席した伊原信一TITANSプロデューサーは「このような大きな大会を開催することになり、明日の試合が楽しみです。そしてこの大会に参戦する素晴らしい財産である選手たちにありがとうと言いたいと思います」と挨拶。そして「後世にも残るような、どこにも負けない大会にします。明日が本物の夜明けになると確信しています」と、TITANSに対する熱い思いを語った。
会見にはキックボクシングの父・野口修氏、ラジャダムナンスタジアム最高責任者・チャルンポン氏が出席。野口氏はメインイベントで行われるWKBAタイトルマッチについて「1976年にワシントンDCで発足した世界キックボクシング協会ですが、発足以来ずっと眠っていました。しかしTITANSの誕生に伴いWKBAは生き返りました。こんなにうれしいことはありません。TITANSが世界キックボクシング協会と共に発展していくことを願っています」と期待を寄せた。
そのWKBAスーパーウェルター級のタイトルをかけて激突する武田幸三とジョン・ウェイン・パー。8年前に一度対戦が決まりかけている両者は「この8年間お互い強くなっているので、より面白い試合になると思う。どちらかミスした方がノックダウンされるエキサイティングな試合になる」(パー)「ジョン・ウェインは海外やタイで活躍して、K-1MAXが始まる前から頑張っている先駆者ですごくハートが強い選手だというイメージがあります。これだけの大舞台で、しかも対戦相手がジョン・ウェイン選手ということで光栄に思います。それに応える練習はしてきたつもりです。応援よろしくお願いします」(武田)とコメント。午前中に行われた計量では共に69.5kgで計量をパスしコンディションを良好、明日の試合を待つだけとなった。
またセミでラジャダムナンのタイトルに挑戦する石井宏樹は「やることはやってきました。自分が持っているものをすべて出し切って、命を賭けて戦います」と決意の程を感じさせるコメント。一方、王者のジャルンチャイは「(石井について)別に何とも思わない。ベストを尽くして戦うだけ」と余裕のコメントを残した。
「TITANS
2nd」
TITANS大会事務局/新日本キックボクシング協会
2005年8月22日(月)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場16:30 開始17:15
<全対戦カード>
▼WKBA70kg級選手権試合 3分5R
武田幸三(治政館)
VS
ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュウ)
▼ラジャダムナンスタジアム認定ライト級選手権試合 3分5R
王者
ジャルンチャイ・ジョー.ラチャダーゴン(タイ)
VS
同級10位・日本ライト級王者
石井宏樹(藤本)
▼ヘビー級3分3R
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場)
VS
中迫 剛(ZEBRA244)
▼70kg級3分3R
ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者
シン・ノッパデッソーン(タイ/伊原道場))
VS
K-1 WORLD MAX 2005日本予選準優勝
新田明臣(バンゲリング・ベイ)
▼ミドル級3分3R
ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者
ラムソンクラーム・スワンアハンザーウイー(タイ)
VS
後藤龍治(伊原道場)
▼フェザー級3分3R
日本フェザー級王者
菊地剛介(伊原道場)
VS
クリス・ホワイト(オーストラリア)
▼日本バンタム級選手権試合3分5R
王者
加村健一(伊原道場)
VS
挑戦者・同級2位
蘇我英樹(市原)
▼ヘビー級3分3R
日本ヘビー級1位
内田ノボル(ビクトリー)
VS
ネイサン・“カーネッジ”・コーベット(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
▼ヘビー級3分3R
ポール・スワロンスキー(ポーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
VS
郭 允燮(韓国)
【オープニングファイト】
▼女子特別試合 57kg契約 3分2R
ラターシャ・マラゾラ(アメリカ)
VS
篠原光(チーム南部)
▼65kg契約 3分3R
中川タカシ(トーエル)
VS
高修満(伊原)
▼日本ライト級3分3R
マサル(トーエル)
VS
朴龍(市原)
▼女子特別試合ANGEL’Sフライ級 3分2R
千葉歌織(伊原道場)
VS
奥有紀子(トーエル)
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS指定席15,000円
S指定席10,000円 A指定席7,000円
立見5,000円(当日のみ)
<お問い合わせ>
TITANS大会事務局=03-3461-4300
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