2005年10月29日(土)東京・大田区体育館・小野寺力引退記念興行『NO KICK NO LIFE〜FINAL〜』の記者会見が、小野寺の主宰するRIKIXで行われた。
会見には小野寺本人の他に新日本キックボクシング協会・伊原信一会長、小野寺が所属する藤本ジム・藤本勲会長が、また小野寺の友人で同大会でライブパフォーマンスを行う湘南乃風・若旦那が出席した。
「引退試合で最強の王者アヌワットと対戦することになりました。最後の試合なので悔いの残らないよう精一杯頑張ります」と挨拶した小野寺。
約3年ぶりの復帰で引退を決めたことについては「5年前から拳、3年前からは手首を痛めて、ずっと治療に専念していたんですが、ようやくそのケガが癒えてきて。このタイミングを逃せば自分の力が落ちいていく一方だと感じたので、何とか年内に試合をしたいと思い、一番強い相手、僕の中で一番強いのはタイの王者なので、アヌワットと対戦することを決意しました」と語った。
引退試合に向けて小野寺は、RIKIXでの指導の時間を減らし、一日朝・夜二回の練習時間を設けており、「練習に専念している状態」とのこと。長いブランクこそあるものの「後輩の石井宏樹とスパーリングしても、昔と同じような感覚でやれてます。体力的には落ちているかもしれないけど、技術・精神的な部分は上がっているし、一番良いときと比べてもそん色ない」と、仕上がりは順調のようだ。
対戦するアヌワット・ゲオサムリットは現ラジャダムナン&ルンピニーの統一王者で、ファイトスタイルはアグレッシブなハードパンチャー。ムエタイ界ナンバーワンと言われる一撃必殺のパンチの威力の精度を誇る。3年ぶりの実戦で強敵を迎える小野寺だが、引退試合にも関わらず3分5R・ヒジ有りの通常のキックルールを希望。「血だらけにされる可能性もありますけど、自分はそういう覚悟でリングに上がります」と決意の程を語る。
また「アヌアットはパンチとローで攻める誰が見ても面白い選手。自分のパンチがタイのトップ選手に通用するのか?当たったら効くのか?を試してみたい。気持ちが折れないように戦う。危険な相手だけど殴り合ってみたい」と、殴り合いを宣言した。
「NO KICK,NO LIFE〜FINAL〜」
主催:藤本ジム 認定:新日本キックボクシング協会
2005年10月29日(土)東京・大田区体育館
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
小野寺力(藤本ジム/元日本フェザー級王者)
VS
アヌワット・ゲオサムリット(タイ/現ラジャダムナン&ルンピニー統一王者)
<出場予定選手>
松本哉朗(藤本ジム/日本ミドル級王者)
<チケット料金>
SRS席20,000円/RS席15,000円/SS席10,000円/S席7,000円/2階スタンドSS席8,000円/2階スタンドS席7,000円/3階スタンドA席5,000円/3階スタンドB席4,000円
<チケット発売日>
2005年9月10日(土)〜
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-00-0403
e+ http://eee.eplus.co.jp
CNプレイガイド http://www.cnplayguide.com
後楽園ホール 03-5800-9999
RIKIX 03-3718-2353
藤本ジム 03-3493-5988
新日本キックボクシング協会加盟各ジム
<お問い合わせ>
RIKIX 03-3718-2353
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