1月23日(月)六本木・K-1オフィシャルジムで、2月4日(水)『K-1 WORLD MAX 2006 〜日本代表決定トーナメント』に出場する鈴木悟が公開練習を行った。
昨年10月のK-1デビュー戦ではマイク・ザンビディスのローキックにKO負けを喫した鈴木。日本トーナメントに向けて力を入れてきたのは、やはりローキック対策だ。
3分2Rのスパーリングでは相手のローをカットもしくは踏ん張って受けて、そこからパンチを返す動きや、蹴りの間合いを外してパンチを打ち込んでいった鈴木。
12月から総合格闘家やキックボクサーが多く集まるJBスポーツクラブで山田トレーナーの下でトレーニングに励み、ローキックに耐える足を鍛えるために、約一ヶ月間、毎日左右の足にローキックを受ける練習を行った。
「ディフェンスするわけじゃなく、蹴ってくださいって感じで足を差し出して、左右・内外、それぞれ20発ずつ蹴られてます。立てなくなるまで蹴られてますよ」と苦笑いする鈴木だが、「不思議なことに慣れてくるものなんですよ。肉体的にはそんなに変わらないと思うんですけど、気持ち的に『こんなものか』って分かりました」と、ローのダメージに対する耐久性は確実に上がっている。
ローキックに対するカウンターも身に付けており、「そんなに多くはないですけど、2・3種類はある。練習でも手応えはあるし、試合でそれを出したい」と力強く語った。
また大晦日の魔裟斗×大東旭戦を見て「大東さんにも足りない部分はあったと思うけど、あれだけダイナミックに魔裟斗選手をパンチで攻めて、パンチのスイングには期待感を持って見る事が出来た」と鈴木。
あくまで自分の武器もパンチと明言するものの、「パンチだけでは勝てないし、倒すための蹴りを今から覚えるのは難しい。だから蹴りを使ってのパンチだったり、蹴りからどうやってパンチにつなげるかを練習している」と、蹴りとの連携で自らのパンチを活かすテクニックに磨きをかけている。
さらに「蹴りの間合いを覚えることに力を入れた」ことで、ボクシング時代のフットワークやステップインが使えるようになり「パンチが当たるようになった」とも。トーナメントではK-1ファイターへの変貌を遂げた鈴木の姿が見られることになりそうだ。
一回戦の対戦相手である上山龍紀については「総合のキャリアがあってK-1のリングでは自分よりも先輩の気がする。総合の試合のビデオしかなくて、あまり立ち技の攻防がなかった。(印象は)よく分からなくて、対策は立てづらい。ただ今までもそういうことはあったし、自分がレベルアップしていれば勝てると思う」(鈴木)。
トーナメントについては「初めてのことで予想がつかない。3試合フルに戦っても9Rで、ボクシングの12Rに比べれば短いけど、怖いのはケガ。ただしケガしないように注意しながら戦えるほど楽な試合はない」と語った。
TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2006〜日本代表決定トーナメント」
2006年2月4日(水)さいたまスーパーアリーナ
開場15:00 開始16:30
<全対戦カード>
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
安廣一哉(正道会館/第1&2回正道会館全日本空手道選手権大会軽量級優勝)
VS
HAYATO(FUTER TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
TATSUJI(アイアンアックス/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT'05優勝)
VS
山本優弥(BOOCH BEAT/全日本キックボクシング連盟ウェルター級1位)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
鈴木 悟(フリー/元プロボクシング日本ミドル級王者)
VS
上山龍紀(U-FILE CAMP/DEEP初代ミドル級王者)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
佐藤嘉洋(フルキャスト/WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者)
VS
新田明臣(バンゲリングベイ/K-1 WORLD
MAX 2005〜日本代表決定トーナメント準優勝)
▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R
安廣VSHAYATOの勝者
VS
TATSUJIVS山本の勝者
鈴木VS上山の勝者
VS
佐藤VS新田の勝者
▼日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
我龍真吾(ファイティングマスター/J-NETWORKウェルター級王者)
VS
白須康仁(花澤/MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R
魔裟斗(シルバーウルフ/K-1 WORLD MAX 2003王者)
VS
イアン・シャーファー(リングス・オーストラリア/XFCライト級王者)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R
レミギウス・モリカビュチス(リングス・リトアニア/ZST-GP2王者)
VS
大東 旭(チーム・クラウド/元プロボクシングWBC世界スーパーウェルター級5位)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/K-1 WORLD MAX
2004王者)
VS
マイク・ザンビディス(ギリシャ/WOKA世界王者)
<チケット料金>
SRS席22,000円 S席13,000円
魔裟斗応援シート(S席・特典付き)13,000円
A席6,000円
<チケット販売所>
1月14日(土)10:00〜
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
チケットぴあ=0570-02-9970(特電)
ローソンチケット=0570-084-637(特電)
CNプレイガイド=0570-08-9922(特電)
キョードー東京=03-3498-9999
1月15日(日)10:00〜
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
チケットぴあ=0570-02-9999
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:36663)
CNプレイガイド=0570-08-9999
キョードー東京=03-3498-9999
<お問い合わせ>
・チケットに関するお問い合わせ
株式会社キョードー東京=03-3498-9999
・大会に関するお問い合わせ
皆EG=03-3796-5060
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