2月8日(水)東京・フジテレビにて、2006年度K-1WORLDGPシリーズの年間スケジュール発表記者会見が行われた。
会見に出席したK-1谷川プロデューサーは「昨年は原点回帰と真の世界進出を掲げてやってきました。その中で、世界予選を勝ち抜いたシュルトとグラウベがWORLDGPの決勝に勝ち残り、ファンに支持されたことをとてもうれしく思います」と昨年を振り返る。
そして「今年はより一層K-1のブランディングを強化し、世界各国の格闘技をやっている子供たちが頑張っているその先にあるものがK-1になるように」と、2006年のK-1WORLDGPのコンセプトとして”人類共通の格闘技へ”を発表した。
「イベント面では”もっと世界へ”と、これまで大会を開催しなかった国での予選大会を積極的に開催。競技面では”打倒セーム・シュルト”とし、シュルトを軸にマッチメークを組くんでいく」と谷川P。
その言葉を体現するように、3月にはニュージーランドに初上陸し、シュルト×アーツ、セフォー×ボンヤスキーといった出し惜しみなしのカードがズラリ。5月にはオールスターともいうべきオランダ大会の開催も決定している。
会見に同席したフジテレビ清原邦夫スポーツ局チーフプロデューサーは「昨日、SRSの10周年記念パーティがあったのですが、もともとSRSを始めたのは、K-1をゴールデンに持っていきたいという部分があり、谷川さんには出演者として、構成作家として、コーディネーター役として番組に貢献していただきました。
当時からマッチメークのセンスは群を抜いていた谷川さんは、現在FEGの代表、K-1のプロモーターとして大会を仕切られていますが、K-1中継はゴールデンで平均16%という安定した高視聴率を保っています。14年目を迎える今年も谷川さんのセンスを信じ、色んな楽しいことを発表してくれると思います」と話し、今年もK-1WORLDGPを全面的にバックアップしていくと宣言した。
2006年、K-1は人類共通の格闘技へ。
K-1の進化のために世界への本格進出と、格闘技の原点を磨き上げることを掲げた
PROJECT「0:00(Zero O'clock)」を宣言して1年。
韓国、パリ、アメリカなどで行われた大会は成功を収め、
K-1史上最強とも言われるセーム・シュルトが王者に君臨した。
今年はPROJECT「0:00(Zero O'clock)」のさらなる深化のためにK-1は動き出す。
かつて、アンディ・フグの勇姿が、日本の人々に感動と夢を与えたように。
史上最強の王者シュルトを倒すために、
世界中の格闘家による、死んでも立ち続ける闘いが、
世界中の人々にK-1の素晴らしさを伝え、
世界中の子ども達がK-1に新しい夢を見いだす。
そんな、人類共通の格闘技を目指して。
そのために「殴る、蹴る、倒す」というK-1の原点をさらに研ぎ澄ませ、
世界の日帯とにスリリングな闘いを、今年も続けていきます。
(会見資料の原文ママ)
▼K-1WORLDGP 2006年間スケジュール
3月5日
オセアニアGP
ニュージーランド・トラストスタジアム
4月29日
U.S.A.GP
ラスベガス・ミラージュホテル
5月13日
ヨーロッパGP
オランダ・アムステルダムアリーナ
6月3日or4日
アジアGP
上海orソウルorハワイ
7月29日or30日
ジャパンGP
北海道・真駒内アリーナ
8月中旬
世界最終予選
ラスベガスorハワイorソウル
9月30日
開幕戦
大阪・大阪ドーム
11月25日or12月2日
決勝戦
東京・東京ドーム
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