3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催されたJ-NETWORK主催『GO! GO! J-NET '06
〜Highway Star〜』のリング上で、ビッグな発表が行われた。
この日、対戦相手の負傷によりエキジビションマッチに出場したJ-GIRLS1位のグレイシャア亜紀(ソーチタラダ渋谷)が、エキジビション終了後にマイクを握り、「今年は自分の挑戦の年と決めていて、世界のキックボクシングのベルトを8本持っている早千予選手が会場にいらっしゃると思いますが、リングに上がって来てください!」と“女子キック八冠王”早千予(白龍)をリングに呼び出した。
保持する8本のベルトを持ってリングに登場した早千予は、「ここにいるお客様に報告します。6月2日にここ後楽園ホールで、グレイシャア選手とベルトを賭けて闘う事が決定しました」と、一騎打ち決定を発表! 「6月2日はぜひ足を運んでください。面白い試合になると思います」と早千予は不敵に宣言した。
それを受けてグレイシャアも、「6月2日、自分では世界というものを目の前にしてキックボクシングに取り組んだ事はなかったけれども、J-NETに出させていただき、J-GIRLS1位にならせていただきました。でも、本当は世界と名のつくベルトを持っていなければ、一番じゃない。早千予選手との、目一杯の女と女の意地のぶつかり合いを見て下さい!」と、激闘を誓い合った。
グレイシャアは2003年11月11日に行われた女子キックボクシング大会『Girls
SHOCK!』にて、プロ5戦目にしてエースの渡辺久江(フリー=当時は全日本キックボクシング連盟AJジム)を判定2-1で破り、一躍注目を浴びた選手。
その後もムエタイ選手に敗れたのみで10勝(3KO)1敗2分の戦績を残しており、早千予との一戦は文字通り“女子キック日本人最強決定戦”の頂上対決となる。
強すぎて対戦相手がいないという悩みを抱えていた早千予だが、グレイシャアが挑戦してきた事で俄然やる気を見せている。
4月29日(土・祝)ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟の大会では女子ムエタイ選手と対戦し、5月には海外で一戦、そして6月のグレイシャアとの女子頂上決戦に挑むという。試合には保持する8本のベルトの中から、UKF世界女子ライト・フライ級王座を賭ける事も決定。
日本女子キックボクシング最強の女王はどっちなのか!? 見逃せない一戦がついに実現する。
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「SUPRISING-4th」
2006年6月2日(金)東京・後楽園ホール
開場・開始時間未定
<決定対戦カード>
▼UKF世界女子ライト・フライ級選手権試合2分5R
早千予(白龍/王者/女子キック八冠王)
VS
グレイシャア亜紀(ソーチタラダ渋谷/J-NETWORK・J-GIRLS1位)
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