▲(左から)チョー・ニェン、ソー・ゾー・レイ、ロン・チョー
3月17日(金)東京・新宿FACEで開催される和術慧舟會総本部主催『クシマズファイト12』の会見が四谷のホテルJALシティで行われた。会見にはミャンマーの代表選手であるロン・チョー、チョー・エェン、ソー・ゾー・レイ、そして日本からは若杉政次(和術慧舟會 福岡支部)、石黒竜也(北星ジム)、佐藤真之(FSA拳真館)、西良典・和術慧舟會代表が出席した。
「ミャンマーラウェイ」とは、千年の歴史を持つミャンマー国技の伝統格闘技。ルールは、素手にバンテージだけを巻き顔面パンチ、頭突き、肘打ち、投げ、関節技、ほとんど何でもあり。判定はなく、時間切れ引き分けの場合は全て引き分けとなる。ラは手・拳の意味で、ウェイは闘いを意味する。
西代表は「女性、子供もやっているが、凄く危険なイメージがある」とミャンマーラウェイを本場で見た感想を語り、「ミャンマーで出来れば日本でもやれる。日本人選手もラウェイを覚えれば、顔に怪我が残らない闘い方が出来る。サムライ精神を復活させたく日本に紹介した次第です」と日本にミャンマーラウェイを上陸させた経緯を語った。
続いてマスコミから試合に対する意気込み等を聞かれたミャンマー陣営だったが、パブリックスピークの経験のない3選手は言葉少なめ。「試合よりも会見の方が怖い」と話し、会場が笑いに包まれた。「普段は謙虚で柔らかい心を持つ彼ら。グローブなしの競技をやっているから野蛮人だとは限らない」(ラウェイ代表コーチ)。以下はミャンマーラウェイに挑戦する日本人選手のコメント。
佐藤真之(写真左)
「所属しているFSA拳真館ではミャンマーラウェイと似たルールでやっています。以前からやってみたかったものなので、出るからには勝つつもりで頑張ります」
若杉成次(同中)
「いかにラウェイをやれるかを考えています。普段やっている和術慧舟會のルールが違うだけで危険なものはないですね。(特に違うことは)相手がミャンマー人というだけです(笑)」
石黒竜也(同右)
「とりあえずボコボコにしちゃいます。ミャンマーに帰さないで殺します。キックボクシングは元々好きではないんですよ。ただ殴りたいだけなんで、素手で殴れるミャンマーラウェイ最高じゃん!みたいな(笑)。今回は凄く楽しみです」
和術慧舟會 総本部
「クシマズファイト12」
2006年3月17日(金)東京・新宿FACE
開場18:00 開始19:00
<対戦カード>
▼メインイベント ラウェイ3分5R
ロン・チョー(ミャンマー/ラウェイ・ミドル級王者)
VS
山内哲也(日本/アクティブJ/前J-NETWORKミドル級王者)
▼セミファイナル ラウェイ3分5R
若杉成次(和術慧舟會福岡支部)
VS
村井義治(日本/新日本格闘術空手道連盟/MAキック日本フェザー級2位)
▼第5試合 ラウェイ3分5R
チョー・ニェン(ミャンマー/ラウェイ・ウェルター級王者)
VS
石黒竜也(東京北星/元NJKFウェルター級王者)
▼第5試合 キックボクシング3分3Rサドンデスマッチ
スコーピオン・ニック・ヒョード(米国/和術慧舟會 西道場/UN-JKミドル級1位)
VS
テェンライノーイ・コー・ナ・ロンサック(タイ/高田道場)
▼第3試合 バーリトゥード5分2R
中村勇太(和術慧舟會福岡支部/掣圏道準優勝)
VS
廻淳乃介(マーシャルアーツ・ジラーフ/元全日本合気道王者)
▼第2試合 ラウェイ3分3R
ソー・ゾー・レイ(ミャンマー/ラウェイ・ライト級王者)
VS
佐藤真之(FSA拳真館/士道館全日本空手選手権中量級準優勝)
▼第1試合 柔術ジャケットマッチ3分2R
串間政次(和術慧舟會総本部)
VS
會田雅芳
<チケット料金>
前売り6,500円 当日7,500円
<チケット販売所>
和術慧舟會総本部=http://www1.cncm.ne.jp/~wk-dojo/
後楽園ホール=03−5800−9999
<お問い合わせ>
和術慧舟會総本部=095-855-2684
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