5月23日(火)都内ホテルにて、6月7日(水)東京・後楽園ホールで開催される掣圏会館の“市街地型実戦武道”第7回掣圏真陰流トーナメントと、本邦初となる“真剣による闘い”撃剣試合トーナメントの大会概要が発表された。
この撃剣トーナメントは刃引きした真剣(※刃をつけていない、また刃をひきつぶした刀剣)を使用。防具はフェンシングを改良したもので、面はもちろん、両肩や胴部分と首周りをを完全に防御し、両膝・両肘にはサポーターと両手首には鎖かたびらを着用する。
さらに試合形式は立会い人こそいるものの審判はおらず、当事者が自己申告して勝敗を決するというルールで行われる。
この日会見に出席した『武道通信』杉山頴男代表はこのトーナメントについて「現代の竹刀剣道では剣術の本質が分からない。剣術は本来抜刀術であり、刀は刃筋が立って初めて武器となる。そして武器としての日本刀を居合いで学ぶ必要があり、実戦で動き回る相手と闘わなければならない。今回のトーナメントは剣術をもう一度取り戻す大会にしたい」とコメント。
「本来の武士道精神は侍の象徴である刀の使い方を体感して初めて分かる。真剣を使えば間合いに入る怖さが分かるし、死ぬ覚悟が出来ていなければ飛び込むことが出来ない。真剣で闘うことによって、侍の根性を体感することが出来る」と語った。
前回の大会で藁切りを披露した全日本戸山流居合道連盟門下生4名によって行われるこのトーナメント。刃引きされたものとはいえ、真剣による闘いがどういったものになるのか。格闘技の枠を超えた面でも注目が集まる。
今回が7回目となる掣圏真陰流トーナメントも開催。4名参加によるトーナメントは出場選手として加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)、滝沢充(スーパータイガージム)が決定している。
会見に出席した加藤は「前回、準優勝という結果を残すことが出来て、今回で4回目の出場になるのですが、優勝出来るように頑張りたいと思います」と意気込みを語り、過去パンクラスに在籍していたことから「先輩の鈴木みのるさんと同じリングに上がることが出来て光栄です」と話した。
また会見には掣圏真陰流師範の桜木裕司と瓜田幸造も出席し、瓜田がロシアで行われたトーナメントで一回戦負けしたことを報告。
現在パンクラスヘビー級を主戦場としている桜木は「これからは自分の体格の近いライトヘビー級でも闘っていきたい。ヘビー級では野地×アルボーシャス戦の敗者と、ヘビー級トーナメント3位決定戦のような形で闘いたいし、ライトヘビー級では王者の近藤有己選手を目指していく」と、今後の活動について語った。
リアルジャパンプロレス主催
「旗揚げ1周年&初代タイガー25周年特別興行」
2006年6月7日(水)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<大会内容>
▼“市街地型実戦武道”第7回掣圏真陰流トーナメント
加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)
滝沢充(スーパータイガージム)
※掣圏真陰流ルールによる4名参加のワンデイトーナメント
▼真剣(刃引き)撃剣試合トーナメント
※全日本戸山流居合道連盟門下生4名によるワンデイトーナメント
<チケット料金>
RS席8,000円 A席6,000円 B席5,000円 (VIP席12,000円 ※一般販売なし)
<チケット販売所>
e+(イープラス)=http://eee.eplus.co.jp/tiger/(パソコン&携帯同じ)
掣圏真陰流オフィシャルサイト=http://www.seikenshinkageryu.com
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