6月25日(日)東京・ディファ有明にて開催される、R.I.S.E.プロモーション/フルキャスト主催『FULLCAST
PRESENTS R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT'06』に出場する全選手が、大会前日である6月24日(土)東京・渋谷にあるスクランブル渋谷にて計量に臨んだ。
FtoCトーナメントに出場する選手たちは、全員が一発で計量をパス。揃って好調をうかがわせた。
伊藤隆プロデューサーが優勝候補に挙げる上松大輔(チームドラゴン)は、「仕上がりはバッチリ。いい調子です。体重を上げましたが、57Kgの時と比べても持ち味のスピードは落ちていない。自分ではそんなに感じていませんが、パワーも多少ついたと思う」と自信のコメント。
「スピードと倒せるところを見せたいので、全試合KOを狙っていきます」と全試合KO宣言も飛び出し、「他の選手と比べて自分はランカーでもないし、下のレベルにいると思うので、一戦一戦確実にレベルアップして優勝した時にはトップクラスのレベルに殴り込めるようになっていたい」と、トーナメント中にも進化していくつもりだ。
優勝候補と言われていることについては、「それを言われるようなレベルじゃない。挑戦者のつもりで自分の中では1戦1戦を確実に勝つ。優勝候補と言われても、優勝しなければ意味がありませんから」と気を引き締めた。
DoAでプロデビュー戦にも関わらず、大波乱を巻き起こした水谷秀樹(スクランブル渋谷)は、計量時に笑顔でマッスルポーズを見せるなど余裕のある表情。「もう計量の30分前からハイテンションでノリノリです。今はコーラを飲んでお腹いっぱい」と言うが、昨日までは「地獄だった」という。
「昨日の夜は計量が不安で眠れませんでした。自分が干物になって、ジムの人が水をかけると膨らんで僕になる、という夢を見たほどです(笑)。でも今日、子供たちに空手の指導に行ったら体重も落ちて、テンションが上がったんです。みんなのエネルギーをもらったんでしょうね」とその理由を語る。
明日の大会には、道場生や道場の子供たちなど150人もの応援団が会場に来るという水谷。「子供たちの前でカッコ悪い姿は見せられない。いい形で応援団に応えたい。自分が一番トーナメントには慣れているし、一番有利だと思います」と意気込む。
DoAではノーマークの選手だったが、今回は間違いなく狙われる立場である水谷。「僕は逆にプレッシャーではなく、やる気につながる。1回戦から全力で行きたい」と言い、得意のハイキックが他の選手たちにも警戒されていることについては、「今回も神が降りてくることを願っています」と、DoA同様に神がかり的な強さを発揮したいという。ただし、神頼みではない。「蹴りにはまだ、当て方や角度が違うなどバリエーションがいくつもある。実際にリング上で披露できる流れに持っていきたいですね」。
最後に水谷は、「この25日に僕は人生の全てを賭けている。必ずベルトを持って帰りたい」とトーナメントにかける強い気持ちを打ち明けた。
R.I.S.E.軽量級のエース候補と目されながら、所属する大道塾の北斗旗で負傷、両肩を手術したため長期戦線離脱を余儀なくされた末廣。復帰戦はKO勝利で飾ったが、FtoC前哨戦となった4月大会では黒田アキヒロに判定負けを喫している。
「前回よりもコンディションはだいぶいい。そこそこいけると思います。前回は調整失敗のところもあったのかなと思う」と末廣。前回の敗戦を踏まえ「反省して熱くならないようにする」という。
両肩の手術後の経過は「まあまあです」と言うが、「怪我したなりの闘い方がある」とあまり気にしてはいない様子だ。
「毎回ガチガチになって見せられないものがある。パンチで行こうと思ったらパンチ中心になったりして。もっと足技も入れつつやりたいですね。今までの試合ではあまりテクニックを見せてないと思うので、周りの人よりは多少テクニックがあるところを見せたい」と、テクニック勝負を誓った。
北斗旗の試合よりもR.I.S.E.の方が「ちょっと緊張します」という末廣だが、「優勝しないといろいろマズイので…」と微妙な優勝宣言を行った。
気合い満点の試合とパフォーマンスで場内を沸かせるファイヤー原田は、「テーマは優勝するだけ」と力強く言い切った。「今日まで充実した時間を過ごせました」とも。
リング上のハイテンションとは正反対に、計量では他の選手たちと顔を合わせず瞑想していたのは、「なるべく自分のテンションの幅を保つためです。緊張しすぎてもユルすぎてもダメなので」と、その理由を語る。「当日は100%以上のものが出せる。限界を超えないと優勝は出来ないと思います」と決意を固めている。
リングネームの“ファイヤー”は、「自分とお客さんが熱くなれるように」との願いを込めて付けたという。その名前どおり、「水谷選手との試合はお客さんに届く試合になると思う。お客さんに熱くなってもらって、勝ちます」と客席にも火をつけると語った。
R.I.S.E.プロモーション/フルキャスト
「FULLCAST PRESENTS
R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT'06」
2006年6月25日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 本戦開始16:00
※オープニングファイト15:15開始
<対戦カード>
▼メインイベント FLASH to CRUSH
TOURNAMENT 決勝
※決勝のみ3分3R延長2R、決勝以外は3分3R延長1R
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
▼セミファイナル スペシャルワンマッチ 70kg以下契約 3分3R
須藤信充(team SUDO/元NKBミドル&ウェルター級、元K-U&全日本ライト級王者)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/02年、03年全日本フルコンタクトテコンドー選手権優勝) 69.6kg
▼第8試合 スペシャルワンマッチ 70kg以下契約 3分3R
白 虎(レンジャー品川/元NKBウェルター級王者、DoAトーナメント’05準優勝)69.35kg
VS
磨裟留(フリー/DoAトーナメント’03準優勝) 69.2kg
▼第7試合 FLASH to CRUSH TOURNAMENT 準決勝 第2試合
末廣×板橋の勝者
VS
ファイヤー×水谷の勝者
▼第6試合 FLASH to CRUSH TOURNAMENT 準決勝 第1試合
上松×加護の勝者
VS
黒田×KAWASAKIの勝者
▼第5試合 FLASH to CRUSH
TOURNAMENT 1回戦 第4試合
ファイヤー原田(レグルス池袋/J-NETWORKライト級5位)59.65kg
VS
水谷秀樹(スクランブル渋谷/DoA TOURNAMENT'05 3位)60kg
▼第4試合 FLASH to CRUSH
TOURNAMENT 1回戦 第3試合
末廣智明(大道塾吉祥寺支部)59.45kg
VS
板橋 寛(大誠塾)59.65kg
▼第3試合 FLASH to CRUSH TOURNAMENT 1回戦 第2試合
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORKライト級4位)59.85kg
VS
KAWASAKI(リアルディール/REALDEALライト級王者)
59.75kg
▼第2試合 FLASH to CRUSH
TOURNAMENT 1回戦 第1試合
上松大輔(チームドラゴン)59.5kg
VS
加護秀明(レグルス池袋/KANMINARIMON 60kgトーナメント優勝)59.75kg
▼第1試合 FLASH to CRUSH TOURNAMENT リザーブマッチ
龍 馬(y-park)59.4kg
VS
藤井 徹(湘南格闘クラブ)59.7kg
▼オープニングファイト第2試合 49.0kg以下契約
ジェット・イズミ(クロスポイント吉祥寺)48.65Kg
VS
岡田敦子(ドージョーチャクリキ・ジャパン)48.75Kg
▼オープニングファイト第1試合 66.0kg以下契約
加藤大輔(OGUNI-GYM)65.25Kg
VS
斉藤武彦(スクランブル渋谷)65.55Kg
<チケット料金>
SRS席 15,000円/RS席 10,000円/指定A席 6,000円/指定B席 4,000円
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570−02−9999(Pコード:807−473)
イープラス http://eee.eplus.co.jp/battle※パソコン&携帯より購入可
ディファ有明 03−5500−3731
後楽園ホール 03−5800−9999
東京イサミ 03−3352−4083
フィットネスショップ水道橋 03−3265−4646
TARGET 03−5976−2705
スクランブル渋谷 03−5467−2870
R.I.S.E.プロモーション 03−3374−8621
R.I.S.E.オフィシャルホームページ http://www.rise-promotion.com
<お問い合わせ>
R.I.S.E.プロモーション 03−3374−8621
|