7月14日(金)東京・P'sLAB東京にて、7月28日(金)東京・後楽園ホール、パンクラス主催『SEGA
SAMMY Presents PANCRASE 2006 BLOW TOUR』に出場する川村亮と大石幸史(共にパンクラスism)が公開練習を行った。
公開練習はグラップリング形式のスパーリング3分1R。真っ黒のビキニパンツ1枚の川村とTシャツ姿の大石は、決して激しくはないものの、時間内をノンストップで動き続け、テクニカルな攻防を披露。スパーリングが終わると、リング上の大の字に寝転がるほどだった。
すると川村が「いつものやりますか?」と大石に話しかけ、てっきり補強メニューが始まるかと思いきや、川村がリング下から取り出したのはカードゲームUNOと、UNOを使って遊ぶゲーム機のUNOアタック。そのままリング上で川村と大石が1対1でUNOアタックを始め出してしまった…(結果は大石の勝利)
ゲームの効用について「勝負勘を養うトレーニングの一種」といい続けていた川村。どうやら今大会のメインを川村が務めるということで、今回の公開練習は全面的に川村が主役で行われた公開練習だったようだ。
改めて今大会に向けての意気込みを語った川村。
99年に当時パンクラス所属だった美濃輪育久が優勝して以来、パンクラス勢からは優勝者が出ていないネオブラッドトーナメントだが「特にプレッシャーはない。周りからそういうことも言われるけど、気にはしていない。一つ勝っていくことで優勝につながると思う」と、必要には意識していないようだ。
対戦相手の小谷野澄雄(烏合会)は川村のデビュー戦の相手で今回が再戦となる。「前よりもいい内容の試合をしないと、これまで何をやってきたんだと思われる」と川村。その一方で「対戦相手のことはあんまり考えていない。自分のことだと思うし、自分がどう出来るか? 自分が必死になれるか?」と語る。
自身初となるメインイベントに関しては「僕が思うに、僕はメインだから特別なことが出来る技術はない。自分の力を信じて必死にやるしかない。そうすれば必死に戦って勝ち、それが伝わればお客さんも納得してくれると思う。年間に出来る試合の数は限られているし、試合が表現の場なんで大事に戦いたい」と語り、自分の必死さを見て欲しいとアピールした。
第4試合でカーロス・コンディット(アメリカ)と対戦する大石は「中途半端にやっても勝てない相手」と、コンディットの力を高く評価。その上で「頭の中では自分のやりたいことのイメージは出来ている」と語る。
そのイメージについて大石は「これまでは気持ちが止まらなければいいと思っていたけれど、それではダメな部分があって、体を動かすことで心の回転を止めないようにやっている」と話し、今回の試合に向けてフィジカルや体作りに重点を置いたという。
またこれまでタイトルに関しては意識をしていなかった大石だが、「今はタイトルマッチという気持ちが強い。お客さんが自分に期待する前に、自分が自分に期待できるようになりたい。今は180℃タイトルに対する考え方が変わって、これが上手く試合に出ればいいと思う」と、後楽園ではリニューアルした大石の姿を見ることが出来そうだ。
パンクラス
「SEGA SAMMY Presents PANCRASE 2006 BLOW TOUR」
2006年7月28日(金)東京・後楽園ホール
開場18:00 開始19:00
<全対戦カード>
▼メインイベント 第12回『ネオブラッド・トーナメント』ライトヘビー級決勝戦 5分2R
川村亮(パンクラスism)
VS
小谷野澄雄(烏合会)
▼セミファイナル 第12回『ネオブラッド・トーナメント』ウェルター級決勝戦 5分2R
本田朝樹(パンクラスP's LAB横浜)
VS
熊澤伸哉(闘心)
▼第6試合 第12回『ネオブラッド・トーナメント』ライト級決勝戦 5分2R
西内太志朗(U-FILE CAMP.com)
VS
松田恵理也(フリー)
▼第5試合 第12回『ネオブラッド・トーナメント』フェザー級 決勝戦 5分2R
植村“ジャック”龍介(パンクラスP's LAB東京)
VS
曹竜也(闘心)
▼第4試合 ウェルター級戦 5分3R
大石幸史(パンクラスism)
VS
カーロス・コンディット(ファイターズ・イン・トレーニング)
▼第3試合 ライト級 5分2R
伊藤崇文(パンクラスism)
VS
Dr.Yoshimura(K.I.B.A.)
▼第2試合 ライトヘビー級 5分2R
桜木裕司(掣圏会館)
VS
福田 力(KILLER BEE)
▼第1試合 フェザー級戦 5分2R
吉本光志(AJ/IKMF東洋ライト級王者)
VS
裕希斗(U-FILE CAMP.com)
▼パンクラスゲート第3試合 ヘビー級 5分2R
水野竜也(U−FILE CAMP.com登戸)
VS
忍田憲明(フリー)
▼パンクラスゲート第2試合 ライトヘビー級戦 5分2R
人見友和(ハイブリッドレスリング山田道場)
VS
藤井陸平(和術慧舟會RJW)
▼パンクラスゲート第1試合 フェザー級戦/5分2R
山澤勇紀(STAND)
VS
宮川武明(P's LAB横浜)
<チケット料金>
SS席12,000円 A席8,000円 B席6,500円
C席5,000円 D席4,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラスオフィシャルサイト=http://www.pancrase.co.jp/
イープラス=http://eee.eplus.co.jp/
チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード:594−040)
ローソンチケット=0570−00−0403(Lコード:32250)
後楽園ホール=03−5800−9999
書泉ブックマート=03−3294−0011 レッスル池袋=03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=03−3221−6237
ファイター=03−3354−1903
フィットネスショップ水道橋=03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=03−3512−2080
プロレスショップ・アンビション=03−5213−8681
バトルロイヤル=03−3556−3223
パンクラス=03−5792−0815
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口で購入可能。
<お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815
http://www.pancrase.co.jp/
|