「Ultimate Fighting Championship 62 Liddell vs Sobral」記者会見
2006年8月24日(木)米国ネヴァダ州ラスベガス
マンダレイベイ・イベンツセンター内メディアセンターD&E
日本から岡見勇信(和術慧舟會東京本部)が出場する『UFC 62』(8月26日・現地時間)開催の記者会見が行われた。今年に入って行われるようになったメディアをランチに招いての記者会見は、プロボクシングのビッグショーに通じ、UFCの米国内での地位向上を表す一つの変化といえる。
記者会見出場選手は、メインイベントUFCライトヘビー級選手権試合に出場する王者チャック・リデル、挑戦者ヘナート・ババル、そしてライトヘビー級新世代を代表するフォレスト・グリフィン、ステファン・ボナーの4名。
各々が会見場のスピーチ台の前に立ち、「リマッチに挑めて非常に嬉しい。この試合に勝って、名前をあげる」(ボナー)、「ブレイクダンスのような、エキサイティングなファイトをするよ。いい試合になることは約束する」(グリフィン)、「ハードなトレーニング、減量をしてきた。勝ってベルトを巻いて、たくさんジャンクフードを食べるよ」(ババル)とコメントを残す。淡々と会見は進行し、記者の質疑応答では質問のないまま終えられた。
インターネットMMAファイティング・メディアの締め出しにかかるズッファUFC、最近の試合後の記者会見でも専門的な質問がほとんど聞かれなくなっている。これもメジャー化の証かもしれないが、ビッグビジネスになる以前から、格闘技としてUFCを伝えてきた、そしてUFCの成功を喜ぶ格闘技メディアの端くれにとって、馴染みの米国人メディアの顔が見られない記者会見ほど、寂しいものはない。
写真撮影&レポート=高島学
Photos&Report=Manabu Takashima
「Ultimate
Fighting Championship 62 Liddell vs Sobral」
2006年8月26日(日・現地時間)米国ネヴァダ州ラスベガス
マンダレイベイ・イベンツセンター
<対戦カード>
▼ライトヘビー級選手権試合5分5R
チャック・リデル
VS
ヘナート・ババル
▼ウェルター級5分3R
ジョシュ・ニアー
VS
ニック・ディアス
▼ライトヘビー級5分3R
フォレスト・グリフィン
VS
ステファン・ボナー
▼ヘビー級5分3R
チーク・カンゴ
VS
クリスチャン・ウェルッシュ
▼ライト級5分3R
エルメス・フランカ
VS
ジャーミー・ヴァーナー
プレリムス
▼ライトヘビー級5分3R
ロブ・マクドナルド
VS
エリック・シャファー
▼ライトヘビー級5分3R
ウィルソン・ゴヘイア
VS
ウェズ・コブス
▼ライトヘビー級5分3R
デビッド・ヒース
VS
コーリー・ウォルムズレー
▼ミドル級5分3R
アラン・ベルチャー
VS
岡見勇信
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