9月2日(土)、IF-PROJECT代表の浜島邦明氏を代表とし、ADCC JAPAN(日本ADCCサブミッション協会)が発足することが発表された。各マスコミに配布されたリリースで、浜島代表は協会設立の経緯・意図について以下のように説明している。
「組み技世界一を決める大会、アブダビ・コンバットの名称で親しまれているADCC世界サブミッション・レスリング(今後はサブミッション・ファイティングという名称に変更)選手権を主催しますアブダビ・コンバット・クラブから、私、IF-PROJECT代表・浜島邦明が日本における組み技格闘技のさらなる普及、発展を目指し、協会発足の任を命じられましたことを、ここに報告いたします。
これまで2年に一度の世界大会前に、予選会を開いてきた予選大会実行委員のような組織でなく、定期的にADCCルールを用いた大会を開催する組織創りを目指し、7月から会合を重ね参りました。その結果、下記にある日本を代表する総合格闘技、組み技格闘技界の方々とともに、本日ADCC JAPAN(日本ADCCサブミッション協会)の発足を発表せていただく運びとなりました。
協会設立にあたり、これまでADCC日本予選を開催してきたWKネットワーク様の意向もあり、実行委員会のメンバーの方々は、グラップリングの大会主催者(主催予定を含む)を中心に構成することとなりました。地方組織など、さらなる組織化は来年度に予定されている世界大会後に、新たに話を進めていきたい所存ではありますが、日本を代表する組織に参画していただいた、現時点でも世界に誇れる面々と『日本から無差別級王者を』という目標の下、一致団結し、さらなる発展を目指したいと思っております。今後とも、皆様方の多大なるご支援、時には厳しい意見を糧に精進してまいりたい所存です。これからも宜しく申し上げます」(リリース原文ママ)
ADCC
JAPAN協会メンバー
<代表>
浜島邦明(IF-PROJECT=プロ・アマBJJ/グラップリング大会主催)
<実行委員(大会運営陣)>
阿部裕幸(AACC=サブミッション大会主催予定、ADCC世界大会出場)
梅木吉則(パンクラス、キャッチレスリング=キャッチレスリング大会運営)
勝井雅夫(スマックガール=スマックガール・グラップリング大会運営)
久保豊喜(WKネットワーク、GCMコミュニケーション代表=コンテンダース主催)
若林太郎(修斗、修斗グラップリング=修斗グラップリング主催)
※五十音順
※将来的に柔術連盟から一人を追加
<渉外部>
日本代表チーム・マネージャー
川崎浩一(フリーランスブッキングマネージャー)
パブリック・リレイションズ
高島学(フリーランスライター)
<審判部>
9月23、24日に開かれる、レフェリー講習会後、陣容を発表予定
上の組織図を見ても分かる通り、それぞれグラップリング大会を主催している組織のメンバーが、団体の垣根を越えて実行委員に名を連ねており、日本のグラップリング界に新風を起こす組織になることは間違いないだろう。
今後は、まず9月23・24日、都内にてADCC正式レフェリーを招いてのレフェリー・セミナーを実施。10月8・9日にIF-PROJECT主催のADCCルールを用いましたGi
ADCCオープントーナメントを開催する。
その後、各実行委員が所属する組織が主催するADCC大会を重ね、3月に(日時・開催場所は後日、正式発表)ADCC2007日本予選大会を開催。5月に米国東海岸で行なわれる世界大会の出場選手を決定するスケジュールとなっている。
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