10月31日(火)東京・落合にあるGRABAKAジムで、11月5日(日)横浜アリーナで開催される『PRIDE
武士道 -其の十三- PRIDEウェルター級GP2006 決勝戦』に総出撃するGRABAKA勢が公開練習を行った。
先陣を切ったのはウェルター級GP準決勝でパウロ・フィリォ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)と対戦する三崎和雄だ。石川英司との総合ルールのスパーリングで、パウンドから足首固めを2回、膝十字固めを1回極めて見せた。続くサンドバッグ打ちではフックからレバーブローのコンビネーション、飛びヒザ蹴りを披露。
続いて、近藤有己とパンクラスで引き分けたジョン・フランソワ・レノグ(フランス/フリー)と対戦する“GRABAKAの総帥”菊田早苗が、新技を惜しげもなく二つ公開した。ひとつは飛び付き腕十字を仕掛けながらオモプラッタへ移行、相手の腕を固めながらパンチを入れて、最後は腕を極めるという「変形オモプラッタ」。
もうひとつは、マウントなどから腕十字に行きながら相手の足も取り、動けなくして顔面に踵で蹴りをぶち込むという「腕ひしぎ地獄固め」。この技は前から考案していて、いつか試合でも見せたいと思っていたという。
両選手はそれぞれ、以下のようにコメントしている。
三崎和雄
「相手は柔術で寝技が強いので、ちょっとしたスキを狙うことになる。スキがあったら足関節をバッチリ獲りに行きたい。バックなどポジションをキッチリ取ったり、チョークなどを極めるのは難しいと思うので、どんなポジションからでも一発を狙える足関を狙います。
特別にいいわけでも悪いわけでもなく、コンディションはいつも通り。今回もヒカルド・アルメイダの道場へ10日間の出稽古に赴きました。一日一日何かを学んで昨日より今日、今日より明日、成長しているのは間違いない。過去は過去で、新しい自分のスタイルというか流れを作るきっかけになればいいですね。
今回は本当に世界最高峰の4人が残っている。簡単な試合にはならない。でも、勝ち負けは最終的な結果ですから。勝ちたいと思っているのは4人とも一緒。だから僕はそこを意識するのではなく、本来の自分らしさを出したい。それで一本かKOが獲れればいい。
郷野さんとはジムで全く意識せずに一緒に練習をしています。そんなレベルでは争いたくないんです。どっちが優勝するか分からないですけど、そこで新たなる目標が生まれてくると思うんですよ。郷野さんと決勝で会うのが楽しみですね」
菊田早苗
「減量する時間があまりなかったんですが、それでも順調に落ちてます。ただ、当日はスタミナが若干心配なので、早いところ一本で終わらせないといけないと思っている。
レノグのビデオは近藤有己戦を1回見ました。間合いをとるのが上手いし、カウンターも確実に当ててくる。注意して勝負しないと危険はあると思いました。一発で立っているところから極められる関節技が出来たらいいと思う。
今回のGPはベスト4まで来るのが大変だったんですよ。ここから先はその日のコンディションや運で決まる。誰が優勝してもおかしくはない。どの組み合わせでも勝つ確立はそれぞれ五分五分でしょう。全く想像がつきませんよ。GRABAKAの力を全世界に知らしめることになる? 実際、そうなるでしょうね。勝とうが負けようが、いい試合になることは間違いない。でも、ここまで来ることが大変だったということを分かって欲しい。
もし二人が負けたら? そうなったらみんなで追いかける原動力になるし、トップチームとGRABAKAの抗争になって面白いけど…。GRABAKAのどっちが優勝してもいいんだけど、僕も(ウェルター級に)階級を落としたので、どうしようって複雑な感じはあります(笑)」
●変形オモプラッタ
●腕ひしぎ地獄固め
DSE
「PRIDE武士道-其の十三 -
PRIDEウェルター級GP2006 決勝戦」
2006年11月5日(日)神奈川・横浜アリーナ
開場15:00 開始16:00(予定)
<決定対戦カード>
▼ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
VS
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)
▼ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
三崎和雄(日本/GRABAKA)
VS
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
▼PRIDEライト級タイトルマッチ
五味隆典(日本/久我山ラスカル/王者)
VS
マーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/挑戦者)
▼ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)
VS
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)
▼ライト級ワンマッチ
帯谷信弘(日本/木口道場レスリング教室)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
▼無差別級ワンマッチ
美濃輪育久(日本/フリー)
VS
マイク・バートン(アメリカ)
▼PRIDEウェルター級GPリザーブマッチ
ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ユン・ドンシク(韓国/高田道場)
▼ウェルター級ワンマッチ
菊田早苗(GRABAKA)
VS
ジョン・フランソワ・レノグ(フランス/フリー)
▼ライト級ワンマッチ
石田光洋(T-BLOOD)
VS
デビッド・ビエルクヘーデン(スウェーデン/ブラジリアン・トップチーム)
▼ライト級ワンマッチ
前田吉朗(パンクラス稲垣組)
VS
ジョー・ピアソン(アメリカ/ミレティッチMA)
▼PRIDEウェルター級GPリザーブマッチ
ケガール・ムサシ(オランダ/レッドデビル・インターナショナル・ジュロージン)
VS
ヘクター・ロンバード(ハバナ/吉田道場)
<チケット料金>
VIP席50,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席25,000円
スタンドS席14,000円 スタンドA席7,000円
<チケット発売場所>
ドリームステージエンターテインメント 03-5464-1531
PRIDEオフィシャルサイト http://www.pridefc.com/
PRIDE携帯端末オフィシャルサイト
イープラス http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯)
楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999 <Pコード=594-700>
ローソンチケット 0570-084-003 <Lコード=33772>
CNプレイガイド 0570-08-9999
サンクス 店頭販売のみ
高田道場 店頭販売のみ 03-5749-5030
ジェイロック http://www.j-rock.jp/
公武堂 店頭販売のみ 052-241-2511
新日本プロモーション
http://www.shinnichi-pro.co.jp/
ときめきドットコム http://ringside.jp/
<お問い合わせ>
ドリームステージエンターテインメント 03-5464-1531
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