11月17日(金)東京・リバーサルジムにて記者会見が行われ、11月23日(祝・木)東京・ディファ有明で開催されるZST事務局『ZST.11』の全対戦カードが発表された。
所英男(リバーサル)、小谷直之(ロデオスタイル)、矢野卓見(骨法烏合会矢野卓見道場)が出席した今日の会見。時折よく分からないコメントをする二人に、矢野は鋭く危険なツッコミを入れまくった。その詳細は以下の通り。
――まずは試合に向けての意気込みをお願いします。
所「ZST4周年記念大会ということで、いつもよりも大きい感じなんで」
矢野「どこが大きいの?」
所「…いい試合できるように頑張ります。レミギウスとタッグを組めると思って楽しみにしていたんですが」
矢野「バレットがパートナーじゃ残念だと(笑)」
所「いやいや…リトアニアでレミギウスが将来的に一緒に組んでやりたいと言ってくれたので、いつかレミギウスとのタッグが実現できたらいいなと思います」
小谷「ここ数年は調子が悪かったんですが、最近色々あって運気が上がってきました。今までで一番いい試合をしたいと思います」
矢野「前回、空気を読まない試合をしたので、ギャラカットと制裁マッチが組まれることになりました(笑)。殺されないように頑張ります」
――対戦相手については?
所「佐東選手とは一度闘っているんですが、苦手なタイプでやり辛かったです。稲津選手も若くて成長が早い選手で、U-FILEの65〜70kgの選手では一番すごい選手なので…試合が楽しみです」
矢野「(少し間が空いた所を見て)全然楽しみじゃなさそうだね。つまらない?」
所「楽しみです!」
小谷「意外と最初来た時よりも強くなっているんで、油断しないで闘います。そして勝ちます」
矢野「直接対決でも勝っているわけだけど、所と差を見せてエリカスに勝ちたい?」
小谷「そうですね」
――矢野選手は4周年記念大会を迎えて、どんな心境ですか?
矢野「最近記憶がね…狂牛病にでもかかったのかな(笑)。旗揚げが随分前のように感じるんですが、まだ4年ですか。この間は(ZSTから)干されるなど、波乱万丈ありましたが、所さんの大活躍で今大会も早めにチケットも売り切れということで、盛り上がってますね。
所としては『俺のおかげだから、小谷も頑張れ』って感じですか(笑)? まあ和田(良覚)さんがキックを優先して4周年記念大会には来れないようですが、まずはおめでございますと。旗揚げの頃はかなり深い関係だったんですが、今は外様としてZSTの盛り上がりをうらやましいなと思います。俺は所さんに当たるスポットライトの端っこで、小さくピースサインをしてますよ」
――タッグパートナーであるバレットについての印象は?
所「試合は深く考えないで、思いっきりいってタッチしようと思います。バレット選手とは一度練習したことがあって、その時には夢中に練習していて、いい人だなと思いました」
矢野「『夢中に練習して、いい人だなと思った』って意味が分からない(笑)」
所「僕が質問すると熱心に教えてくれましたし」
矢野「そうじゃなくて選手としての印象は?」
所「足が柔らかかったです」
矢野「色んなところから足が飛んでくる感じ?」
所「そうですね」
矢野「本当かよ(笑)」
――長旅の疲れはありませんか?
所「日本に帰ってきてから2、3日はだるかったんですが、今は普通に生活ができるようになりました。自分のペースで練習しています」
矢野「二股もかけてるそうですね」
所「…勘弁してください(苦笑)」
矢野「練習場所をってことだよ(笑)」
――矢野選手はタッグで稲津選手とは対戦してますが、何かアドバイスはありますか?
矢野「ローキックを蹴られたな。というかそれしかなかった。まあ佐東のセコンドに誰がつくかしらないけど頑張ってね」
――小谷選手は5月以来の試合になりましたが、この間に何か変化はありましたか?
小谷「いつ試合を組まれてもいいように練習をしていてました。自分の中では格闘技以外でも悪い部分を取り払って貰ったんです。実はお兄ちゃんが霊に取り付かれてしまって…」
矢野「お払いにいったの?」
小谷「はい。どうやら僕の先祖が侍だったみたいで、家に刀が置いてあったんです。それでその刀には色んな武将の霊がいて、それがお兄ちゃんに取り付いたんですよ。最近お兄ちゃんは夢の中で体がしびれたりしたそうで、しかもその霊は家族全体に悪影響を及ぼすということだったらしく、お兄ちゃんにその刀を持っていってもらってお払いしてもらいました」
矢野「前田(日明)さんも刀を捨てろって言われたみたいだし、お払いしてもらったところを教えてあげればいいじゃん(笑)」
――今回の試合では真価が問われる一戦だと思いますが
小谷「まだRIKIXでの練習の成果を出してないので、それを出したいですね」
――前回大会でエリカスと武骨同盟を結成した矢野選手は複雑ですか?
矢野「まあお互いに頑張ってもらいたいですよ。どっちかに肩入れすると、また干されたりするんで(笑)。直之といる時には『直之頑張れ』、エリカスといる時には『エリカス頑張れ』と、お互いを煽ります」
――矢野選手は現役の柔術世界王者と対戦することになりました。対策は?
矢野「ヤヒーラにボコられている身なんで、大変だなと思いますよ。30秒くらいは何とかします。1分間持ったら、頑張ったって言ってでしょう(笑)」
ZST事務局「ZST.11」
2006年11月23日(祝・木)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:30
<決定対戦カード>
▼ウェルター級シングルマッチ ZST-VTルール 5分2R
小谷直之(ロデオスタイル)
VS
エリカス・ぺトライティス(リトアニア)
▼ライト級タッグマッチ 10分一本勝負
所英男(リバーサル)&バレット・ヨシダ(SDアンディスピューテッドジム)
VS
稲津航(U-FILE CAMP登戸)&佐東伸哉(P'sLAB東京)
▼ライト級グラップリングマッチ GT-Fルール 5分2R
矢野卓見(骨法烏合会矢野卓見道場)
VS
フーベンス・シャーレス(ブラジル/アリアンシ柔術)
▼フェザー級シングルマッチ 5分2R
勝村周一朗(勝村道場)
VS
今泉堅太郎(SKアブソリュート)
▼ライトヘビー級シングルマッチ 5分2R
鈴木信達(武心塾)
VS
ぺトラス・モリカビュチス(リトアニア)
▼ウェルター級シングルマッチ 5分2R
伊藤博之(チーム・アライアンス)
VS
奥出雅之(ゴールドジムサウス東京)
▼ライトヘビー級シングルマッチ 3分2R
長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)
VS
小柳津弘(原宿道場)
▼フェザー級シングルマッチ 3分2R
伊藤健一(A-スクエア)
VS
吾妻エメルソン(秋本道場ジャングルジャンクション)
※今大会よりジェネシスバウトのワンランク上の試合として実験的に3分2R制を採用
<ジェネシスバウト>
▼ミドル級シングルマッチ
高橋雄介(AACC)
VS
大沼啓介(バトラーツジム「B-CLUB」)
▼ライト級シングルマッチ
富山浩宇(P'sLAB東京)
VS
谷口久満(原宿道場)
▼ライト級シングルマッチ
阿部裕文(チームPOD)
VS
岡澤弘太(総合格闘技GROW)
▼フェザー級シングルマッチ
岸貴之(クロスワンジム湘南)
VS
藤井徹(湘南格闘クラブ)
▼バンタム級シングルマッチ
二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
VS
福原桂太(X-TREME柔術アカデミー)
▼バンタム級シングルマッチ
福田正人(勝村道場)
VS
高橋正典(原宿道場)
▼フェザー級グラップリングマッチ GT-Fルール
荒井真人(SKアブソリュート)
VS
藤原敬典(秋本道場ジャングルジャンクション)
▼バンタム級シングルマッチ GT-Fルール
羽鳥洋輔(宇留野道場)
VS
菅野隆行(リバーサル)
<チケット料金>
VIP席 15,000円/SRS席 8,000円/S席 6,000円
<チケット発売場所>
チケットぴあ 03-5237-9999
チケットぴあ Pコード予約 0570--29-999(Pコード:594-770)
後楽園ホール 03-5800-9999
<チケット発売日>
2006年10月14日(土)午前10時より上記プレイガイドにて
<お問い合わせ>
ZST事務局 03-5388-0808
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