1月8日(月)都内で記者会見が行われ、2月5日(月)東京・有明コロシアムで開催されるTBS/FEG主催『K-1
WORLDMAX2007〜日本代表決定トーナメント〜』の一部対戦カードが発表された。
会見に出席したK-1谷川貞治イベントプロデューサーは「K-1シリーズの中でも安定した観客動員と勢いがあるMAXシリーズ。70kg以下級は人類最激戦区と呼ばれていて人材が豊富です。そのため一つ一つの大会が熾烈なサバイバルとなり、選手が必死に闘うため、名勝負が生まれます。
そして日本人も層が厚くなり、誰を日本代表トーナメントの8名にエントリーさせるか迷いました。昨年の実績を踏まえて新しい選手を導入したわけなんですが、逆に実績を残せずにトーナメントから漏れた選手もいます。今大会はそんな激戦を勝ち抜いた8人の勝負、昨年を越える激戦になるでしょう」と、冒頭に挨拶。
その言葉通り、昨年の世界一決定トーナメントでベスト8に勝ち残った小比類巻貴之(チームドラゴン)と佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー)が共に参戦。
昨年活躍したTATSUJI(アイアンアックス)とHAYATO(FUTURE_TRIBE)に加え、“シュートボクシングのエース”宍戸大樹(シーザー)、R.I.S.E.70kgトーナメント王者・尾崎圭司(チームドラゴン)、MA日本ウェルター級&WMAF世界Sウェルター王者・白須康仁(花澤)など、初参戦ながら高い評価を得ている国内の強豪選手がズラリと揃っている。
しかしそんな中、会見で不快感を露にしたのが小比類巻だ。小比類巻は、日本代表決定トーナメントを04年&05年と連覇、世界一決定トーナメントでも3年連続で決勝大会まで勝ち残っており、事実上、日本予選は卒業と目されていたからだ。
小比類巻は開口一番「今年最初の試合になるんですが、日本トーナメントになんで自分が出るのか、ちょっと良く分からないです。(日本トーナメントでは)2度、王者になっているし、早く世界の強豪とやりたいと思っていたんで」と挨拶。
対戦相手のアンディ・オロゴン(ナイジェリア)については「格闘家に転向した選手にしてはいい動きをするし、ファイターとしてやることはやっていると思う。それはしっかりと受け止めて闘う」と、特に意に介していない様子だったが、オファーを受けた時の気持ちを聞かれると「『何で俺が?』というのが正直な気持ちだった」と話し、会見後の囲み取材でも「日本トーナメントの先を見ているから、日本トーナメントはもういいでしょう。不服? そうですね」と複雑な心境を明かす。
周囲からは佐藤との決勝戦を望む声も多いが「そうなったらなったで盛り上がると思う。(佐藤の実力は頭一つ抜けているのか?)そうですね、このトーナメントの中では」とだけ話している。
「オファーを受けた時に自分の気持ちも谷川さんに話しましたし、今回はトーナメントを盛り上げるために出ました。もう出ることは決まったんで、あとは俺が盛り上げようかなと思います。そしてレベルの違いを見せて勝ちます」と、圧勝宣言も飛び出した小比類巻。他の日本人選手に格の違いを見せて、幸先よくプロデビュー10周年となる2007年のスタートを切ることが出来るか?
TBS/FEG
「K-1 WORLDMAX 2007〜日本代表決定トーナメント〜」
2007年2月5日(月)東京・有明コロシアム
開場16:00 開始17:30
<決定対戦カード>
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
小比類巻貴之(チームドラゴン/K-1WORLDMAX2006世界一決定トーナメントベスト8)
VS
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
TATSUJI(アイアンアックス/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
宍戸大樹(シーザージム/シュートボクシング日本ウェルター級王者)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/R.I.S.E.DEAD or ALIVEトーナメント’06優勝)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント優勝)
VS
白須康仁(花澤/MA日本ウェルター級&WMAF世界スーパーウェルター王者)
▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
小比類巻VSアンディの勝者
VS
TATSUJI VS HAYATOの勝者
▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
宍戸VS尾崎の勝者
VS
佐藤VS白須の勝者
▼日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
安廣一哉(正道会館)
VS
サトルヴァシコバ(勇心館)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
VS
SHINOBU・ツグト・アマラ(モンゴル/フリー)
<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット発売>
K-1オフィシャルサイト
http://k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
●一斉発売 1月13日(土)10:00〜
チケットぴあ=0570-00-0027(特電)
ローソンチケット=0570-084-647(特電)
CNプレイガイド=0570-08-9966(特電)
キョードー東京=03-3498-9999
e+(イープラス)=http://eee.eplus.co.jp
1月14日(日)10:00〜
チケットぴあ=0570-02-9999
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド=0570-08-9999
キョードー東京=03-3498-9999
e+(イープラス)=http://eee.eplus.co.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
・大会に関するお問い合わせ
皆EG=03-3796-5060
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