6月19日(火)タイ・バンコクのホテルにて、全日本キックボクシング連盟・タイ国遠征試合『ALL
JAPAN KICKBOXING 2007 “MUAT THAI CHALLENGE”』記念パーティが行われた。
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▲パーティに出席したWBCムエタイの役員。右から二番目がジェネラル・ゴーウィット会長、右端がパトリック事務局長
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パーティには遠征試合を観戦したというWBCムエタイのジェネラル・ゴーウィット会長らWBCムエタイの役員がゲストとして出席。
今後のWBCムエタイの活動方針を語ると共に、今年の9月8日にアメリカ・ロサンゼルスで、3,000人規模の会場で世界タイトルマッチを中心としたビッグイベントを開催することを発表した。
パーティではまずWBCムエタイ事務局長のパトリック氏が挨拶。「WBCムエタイは世界のプロモーターに呼びかけて、ムエタイを世界に広めています。そして強いムエタイを目指し、日本と協力体制をとっていきたい。
現在、日本ではWBCムエタイの日本ランキングがあります。今後は日本人選手の中からWBCムエタイの世界チャンピオンが生まれて欲しいと思います」と、日本との交流をアピール。
9月8日にアメリカで大会を開催することを発表すると、パトリック氏に続いて壇上に上がったゴーウィット会長は「ムエタイを世界のポピュラーなスポーツにしたい」と宣言した。
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▲大月とアヌワット・ゲオサムリット。パーティではこんな豪華な2ショットも実現。
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パーティ終了後、囲み取材に応じたゴーウィット会長とパトリック氏は、「3,000人規模の会場での開催を考えていて、TV中継についても調整中です。大会では3階級で世界タイトルマッチを行う予定です」とアメリカ大会の詳細についてコメント。
さらに「スーパーフェザー級のタイトル挑戦者として日本人選手を考えています」と、具体的な名前こそなかったものの、日本人選手の世界タイトル挑戦についての可能性を示唆した。
全日本キック・宮田充興行部長はWBCムエタイについて「私たちや選手にとっては悪くないことだと思います。ムエタイだけが最終目標ではないですし、こういったチャンスがあって道があるのはいいことですよね。例えばK-1MAXさんからオファーがあって選手を出すように、WBCムエタイさんからもオファーがあれば選手を出していきたい」と語っており、今後の展開に注目が集まる。
なおパーティにはWBCムエタイの世界タイトルを保持するタイ人選手たちがずらりと勢ぞろい。日本人選手・関係者と共に記念写真に収まった。
▲前列左よりヨードセングライ、ゲーオ、デーンタイ、ジョムトーン、ノッパデッソーン、ラムソンクラーム。WBCムエタイの世界王者は日本で試合をした選手も多い。
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