7月24日(火)茨城・神栖市にある『スポーツポート 寿』にて、『第4回 VIVA JUDO! 夏合宿』が開催された。昨年山梨県山中湖で行われ反響のあった夏合宿。今年もこの日から26日(木)までの3日間、子供たちの自立、礼儀をコンセプトとし行われた。
多くの子供たちと練習を終え、囲み取材に応じた吉田秀彦(吉田道場)は「最近は普通に練習していますよ」と近況を報告。「(元パンクラスの)石井大輔がコーチに来てくれることでまとまった練習が出来ているし、非常にいいものが出来ている」と笑顔を見せた。
昨年大晦日のPRIDE男祭りでジェームス・トンプソンとの試合以来、試合間隔が空いている吉田。「それはしょうがないですね。今まで半年に一回のペースで試合だったので特に焦りもないです」とコメント。
主戦場としていたPRIDEは未だに再開するいい知らせはなし。PRIDEに出場していたミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと常連組はUFCに流れている状況でもある。
PRIDE再開の目途が立たない今、他団体出場は考えてないのだろうか?「他団体に出るのは個人個人の問題。UFCとかには若い選手が出ればいい。アメリカより日本で試合がしたい。プロだから試合がないと飯が食っていけないのでPRIDEには早く復活してほしい」と吉田はPRIDE復活を願う。
日本での試合を望む吉田にはHERO’S参戦の道もあるのだが、「考えたことはないですね。そういうオファーがあっても、会社を通してやっているので自分のところまで話が来ないこともある」としている。
吉田は現在37歳。選手生活もそう長くはない。しかし、他団体のリングを選ぶことなく、PRIDEと共に歩んできた男は「PRIDEを信じて待つのみ」(吉田)。
|