10月15日(月)都内ホテルにて記者会見が行われ、「日本総合格闘技協会」&「株式会社ワールドビクトリーロード」(以下、WVR)の設立が発表された。会見には協会会長に就任した福田富昭氏(国際レスリング連盟副会長)、副会長に就任した安田隆夫氏(株式会社ドン・キホーテ代表取締役会長)、WVR代表取締役の木下直哉氏(株式会社木下工務店 代表取締役社長)が出席した。
この度、設立された日本総合格闘技協会は、競技の向上やルールの整備といった部分を含め、日本における総合格闘技の確立を目的とした組織。福田会長を筆頭に、(財)レスリング協会専務理事の高田裕司氏、(財)レスリング協会選手強化委員長の富山英明氏、元WBA世界ライト級王者の具志堅用高氏らが役員として名を連ねている。 また協会とは別組織として検証機関のコミッション委員会も発足。こちらは元警視総監の井上幸彦氏がコミッショナーに就任している。木下氏が代表を務めるWVRは、日本総合格闘技協会の設立を受ける形で誕生した格闘技イベント会社となる。イベント名はまだ決まっておらず、一般公募によって決定する方向だ。 会見での質疑応答では、WVRの旗揚げ戦や出場選手、地上派放送について質問が上がったが、「大会の開催日・出場選手はまだ発表出来る段階ではありません。テレビ放送も交渉している段階です」と木下代表。他団体の協力・提携に関しても「すべての団体と協力していきたいと思います」と明言を避けた。 また協会の「日本の総合格闘技を統括する」という部分では、既存の格闘技団体との協力が必要となるが、福田会長は「まだ立ち上げを発表したばかりで、そこまでは見えてない部分があります。団体さんの方から何か相談があれば、それに応じたいと思います」とコメント。あくまでこの日は協会と新団体の設立を発表する内容に留まっている。 ※詳細は後ほどアップ
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