11月16〜18日(金〜日)東京・千駄ヶ谷にある東京体育館で開催される四年に一度の空手世界一決定戦、極真会館主催『第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』。日本、ブラジル、ロシアを始め世界各地で予選を勝ち抜いてきた選手たちが“空手世界一”の座を賭けて激突する。
すでに前売りチケットのソールドアウトが続出するほどの人気。なぜかと言えば、今大会ほど日本勢の危機が具現化したことは過去8回の大会でもなかったことだからだ。
ブラジルのフランシスコ・フィリォに初めて世界王座の海外流出を許した1999年開催の第7回大会でさえ、日本の大黒柱として数見肇がいたためまだ“数見が何とかしてくれるだろう”との安心感があった。しかし、今回の日本代表チームは過去8回に比べるとやや戦力が劣るように見える。
日本のエースは24歳という若さを誇り、昨年・一昨年とデビューから僅か3年の最短記録で極真史上8人目となる全日本大会連覇を達成した内田義晃。身長185cm、体重102Kgの体格は外国人勢にもヒケをとらず、上段廻し蹴りなど倒す武器も兼ね備えている。唯一の弱点は経験不足、この大舞台で若さが吉と出るか凶と出るか…。
昨年の全日本大会ではベスト4に外国人3人が進出するという異常事態となり、辛うじて内田が王座を守り抜いたが、まさに薄氷を踏む思いだった空手母国ニッポン。その3人も今回の世界大会に出場するが、彼らよりも強いトップ中のトップである外国人選手たちが来襲することで、日本の危機は高まっているのだ。
トップ中のトップの外国人勢とは“熊殺し”ウィリー・ウイリアムスの再来とも呼ばれるブラジルのエヴェルトン・テイシェイラを筆頭に、ロシアのレチ・クルバノフ、アルメニアのアルトゥール・ホバニシアンなど強豪ぞろい。また、リングスファンには懐かしいあのビターゼ・タリエル(グルジア/41歳)が8年ぶり4度目の世界大会出場を果たす。
全145名が3日間に渡ってトーナメント戦を争う。日本代表チーム22名は、最終日に何人生き残っていられるか!?
極真会館
「第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
2007年11月16〜18日(金〜日)東京体育館
<チケット料金>
SS席20,000円(1Fアリーナ指定席一日券:前売り19,000円)※18日(3日目)は完売
S席15,000円(1F指定席一日券:前売り14,000円)※18日(3日目)は完売
A席10,000円(2F指定席一日券:前売り9,000円)※18日(3日目)は完売
B席5,000円(3F自由席一日券:前売り4,000円)
※SRS・RS券の販売は前売りのみ。
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード:809-290)
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:38200)
極真会館総本部=03-5992-9200 http://www.kyokushinkaikan.org/
<お問い合わせ>
極真会館総本部=03-5992-9200
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