↑魔裟斗譲りの(?)毒舌コメントを連発した拳士(左)。1回戦で対戦するのはハンカチネタで笑わせた“湘南王子”日菜太(右)。
12月16日(日)東京・ディファ有明で開催されるKGS主催『3A-LIFE presents R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07』(以下DoA)。R.I.S.E.年間最大のクライマックスとなる70Kgトーナメントの組み合わせが、11月14日(水)東京・後楽園飯店で行われた記者会見で発表された。
伊藤隆KGS代表は冒頭の挨拶で、「今年は様々なことにチャレンジして、R.I.S.E.の熱を全国に広めるということでR.I.S.E.プロジェクトがスタートしまして、北海道、福岡、沖縄にてR.I.S.E.認定試合、それにKAMINARIMONを開催して熱を全国に広めることが出来たと思います。そして様々なコンセプトを軸にした新宿FACEのオメガシリーズ、後楽園ホールでのFIRE
BALLを開催しました。いろんなことを勉強させていただき、今後、2,000人規模の興行が出来る実感を掴みました」と、R.I.S.E.にとって実り多き1年であったことを振り返る。
続いて「今年1年を通じ、R.I.S.E.に定期参戦して活躍した選手を選出させてもらいました。R.I.S.E.を熟知した、アグレッシブでスピーディーな試合展開になることが予想され、まさしくライザーたちによる素晴らしく過酷なトーナメントになると思います」と今大会のコンセプトを語った。
毎年、他団体のチャンピオンやトップ選手が参戦していたDoAだが、今年の出場者は純粋にR.I.S.E.のリングで1年間を通して活躍してきた選手たちに絞られた。そのため誰でも知っているようなビッグネームはいないが、「試合が面白い」とのファンの口コミで人気が広まったR.I.S.E.らしく“試合内容で勝負”という大会になる。
会見にはトーナメントに出場する8選手の内、裕樹(リアルディール)、CRAZY884(on
the rope)、小宮山大介(北斗会館)、拳士(シルバーウルフ)、日菜太(湘南格闘クラブ)の5選手が出席。屋比久(陽明館)は沖縄在住、龍二は(リアルディール)は九州在住のため、池井祐丞(クロスポイント・ムサシノクニ)は某大学医学部の卒業試験を間近に控えているため、それぞれ欠席した。
毒づいたのは魔裟斗と同じシルバーウルフに所属する拳士だ。「魔裟斗と一緒に練習している」という拳士は「魔裟斗に比べたらこのメンバーはちとレベルが低い」と切り捨て、「このレベルなら優勝して当然」と言い放った。
また、出場メンバーの中で最年少(21歳)となる日菜太は「凄く緊張して汗とか掻いちゃって…」と青いハンカチを取り出して額を拭き(日菜太のニックネームは“湘南王子”)、皆を笑わせてしてやったりの表情。コメントでも「持ち味の左ミドルを蹴りまくって対戦相手の腕を破壊したい」と、なかなかのふてぶてしさを発揮している。
各選手のコメントは以下の通り。(欠席した3名のコメントは司会者が読み上げた)
“拳狼”
拳士(=けんし/シルバーウルフ)
1975年5月3日(32歳)石川県出身
身長170cm 戦績6勝(1KO)5敗
1999年プロボクシングA級ボクサー賞金トーナメント優勝
プロボクシング戦績18勝(9KO)7敗3分
「ラクに優勝してK-1 MAXに殴り込みをかけたい。いつも同じジムの魔裟斗と練習しているから、このメンバーとはちとレベルが違うと思うし、魔裟斗と練習していることに比べればこのメンバーはレベルが低いからラクに勝てる」
“狂乱の拳”
CRAZY884(=くれいじーはやし/on
the rope)
1981年1月14日(26歳)、東京都出身
身長179cm 戦績11勝(3KO)7敗1分
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’03&04第3位
「この前、負けたんで出場出来るか微妙だと思っていたんですが、インターネットでファンの皆さんに投票いただいて、それでR.I.S.E.の関係者に自分のことを選んでいただいたので、何が期待されているかって言ったら、自分らしいアグレッシブなR.I.S.E.らしいアグレッシブな闘い。自分はK-1
MAXとかメジャーな場で一番映える選手だと思っているので、3試合熱い闘いを見せて花吹雪を浴びたい」
“背水の悪童”
裕樹(=ゆうき/リアルディール)
1982年11月6日(25歳)、福岡県出身
身長170cm 戦績24勝(19KO)8敗1分
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’04準優勝
REALDEALウェルター級王者
「前回DoA’06に出させていただいて、期待されていながら2回戦で敗退して悔しい思いをしたので、必死の思いで1年間練習してきました。いろいろチャンスもらってK-1に出ている選手とやって負けたが、トップクラスとやれていい経験になりました。負けてもチャンスをいただいて再びこの舞台に立てることを嬉しく思います。同門の龍二選手が逆ブロックにいるので、ぜひリアルディール同士で決勝で闘いたいと思う。今年こそ勝って決勝に行って、決勝でもいい試合をして優勝して絶対にK-1
MAXを獲りたいと思います」
“空手界の異端児”
小宮山大介(=こみやま・だいすけ/北斗会館)
1983年11月5日(24歳)長野県出身
身長175cm 戦績4勝(2KO)1敗
新極真会第20回全日本ウェイト制空手道選手権大会軽量級優勝
少年時代から空手大会で計43回の優勝
「今回トーナメントに出ますが、他の出場選手に比べたら競技的な経験が一番少ないことは自分でも把握しているので、トーナメントは根性と気合いでチャンピオンになりたいと思います。今年は4戦やってますが4戦とも勝って負けなしなので、この勢いでチャンピオンになって、そしてK-1
MAXに出場したいと思います」
“湘南王子”
日菜太(=ひなた/湘南格闘クラブ)
1986年8月26日(21歳)神奈川県出身
身長181cm 戦績8勝(3KO)4敗1分
2005年KAMINARIMON 70Kgトーナメント優勝
「僕は凄いメンバーの中に選ばれちゃって凄い緊張して汗とか掻いちゃってるんですけど…そこを頑張って謙虚に全力でぶつかって、1回戦から壊れてもいい覚悟で蹴っていきたい。自分の持ち味は左ミドルなので、バンバン蹴って腕を壊していきたいと思います」
“戦う医学生”
池井祐丞(=いけい・ゆうすけ/クロスポイント・ムサシノクニ)
1980年12月31日(26歳)、宮崎県出身
身長182cm 戦績1勝(1KO)1敗
2006年KAMINARIMON 80Kgトーナメント優勝
2007年KAMINARIMON CLIMAX’07 70Kgトーナメント優勝
「昨年はリザーブマッチでしたが、今年もDoAに戻ってこれたなという気がします。今年は本物だぞってところを見せたいと思います。去年はお祭り気分で出たところもありますが、今年はそういうものもなく、チャレンジャーでもない。自分が他の7名の選手より優っているので優勝したいと思います」
“九州荒武者”
龍二(=りゅうじ/リアルディール)
1978年8月26日(29歳)大分県出身
身長177cm 戦績20勝(13KO)4敗
REALDEALミドル級王者
「出場できて嬉しい。正直、6月に負けた時点でダメかと諦めていたんですが、周りの人たちに励まされ、前回須藤選手に勝ってDoAに出られることになりました。このチャンスを逃さず優勝したい」
“琉球唐手の猛者”
屋比久(=やびく/陽明館)
1976年2月21日(31歳)沖縄県出身
身長180cm 戦績26勝(10KO)5敗2分
全沖縄ミドル級王者
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07西日本代表決定トーナメント優勝
「今回は最後のチャンスだと思うので絶対に勝ちに行きます。沖縄から中央に打って出て、沖縄のレベルを認めさせます。そしてR.I.S.E.に今後も使ってもらえるように、また観客に感動を与えられる試合をしたいので、そのために全試合KOで優勝したいと思います」
KGS
「3A−LIFE presents R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07」
2007年12月16日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00(予定)
※RISING STAGE開始15:10(予定)
<決定対戦カード>
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07 1回戦 3分3R延長1R
裕樹(リアルディール)
VS
池井祐丞(クロスポイント・ムサシノクニ)
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 1回戦 3分3R延長1R
CRAZY884(on the rope)
VS
小宮山大介(北斗会館)
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 1回戦 3分3R延長1R
龍二(リアルディール)
VS
屋比久(陽明館)
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 1回戦 3分3R延長1R
拳士(シルバーウルフ)
VS
日菜太(湘南格闘クラブ)
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 準決勝 3分3R延長1R
裕樹VS池井の勝者
VS
CRAZY884VS小宮山の勝者
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 準決勝 3分3R延長1R
龍二VS屋比久の勝者
VS
拳士VS日菜太の勝者
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼R.I.S.E. DEAD OR ALIVE
TOURNAMENT’07 リザーブマッチ 3分3R延長1R
※現在調整中
<チケット料金>
全席指定・消費税込み
VIP席23,000円 特典付(フェンス内) RRS席13,000円(最前列)
SRS席10,000円(2、3列目) 指定席A席6,500円 指定席B席5,500円
※当日は全席500円増し
<チケット発売所>
チケットぴあ=0570-02-999(Pコード 809-793)
イープラス=http://eplus.jp/battle/ ※パソコン&携帯より購入可能
KGS=03-3942-2135
ディファ有明=03-5500-3731
後楽園ホール=03-5800-9999
R.I.S.E.オフィシャルホームページ=http://www.rise-kgs.com
<会場へのアクセス>
新交通ゆりかもめ「有明テニスの森」駅より徒歩1分
りんかい線「国際展示場」駅より徒歩5分
<問い合わせ>
KGS=03-3942-2135
KGS
「R.I.S.E.XLI」
2007年11月25日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場17:00 開始17:30
<追加対戦カード>
▼-54kg契約 3分3R
幸二郎(OGUNI-GYM)
VS
梅原崇雪(TARGET)
▼-70kg契約 3分3R
阿佐美宏明(パワーオブドリーム/KAMINARIMON CLIMAX’07 75kg級優勝)
VS
T-98(=たくや/クロスポイント・ムサシノクニ/KAMINARIMON CLIMAX’07 70kg級準優勝)
<決定対戦カード>
▼-60kg契約 3分3R(延長1R)
歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/シュートボクシング日本スーパーフェザー級2位)
VS
菅原勇介(TARGET)
▼-67kg契約 3分3R(延長1R)
田中秀弥(POWER-X)
VS
宮越宗一郎(拳粋会 宮越道場)
▼-92kg契約 3分3R
高瀬大樹(フリー)
VS
たけむら光一(DEEP GYM)
▼-85kg契約 3分3R
MASAOMI(シルバーウルフ)
VS
茂虎(TARGET)
▼-61kg契約 3分3R
高平大需(ドージョーチャクリキ・ジャパン)
VS
仲江川裕人(如心館 栃木支部/KAMINARIMON CLIMAX’07 65Kgトーナメント優勝)
<チケット料金>
RS席5,000円 指定席4,000円 立ち見2,500円
※当日券は各500円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=http://t.pia.co.jp/(Pコード:809-721)0570−02−9999
KGS=03−3942−2135
R.I.S.E.公式サイト=http://www.rise-kgs.com
<会場へのアクセス>
JR京浜東北線「大森駅」山王西口より徒歩1分
<お問い合わせ>
KGS=03−3942−2135
☆同日開催アマチュア大会
KGS
「KAMINARIMONワンマッチ大会」
2007年11月25日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
計量9:30〜10:00 試合開始10:10(予定)
<募集事項>
■参加費:4,000円
※平成19年度スポーツ安全保険に加入していない選手は保険料1,500円が必要
■申込み:参加申込用紙をR.I.S.E.オフィシャルホームページよりダウンロード、記入し参加費を現金書留にて下記の住所まで郵送。
■募集開始:11月2日(金)より開始
■締め切り:11月14日(水)までの消印有効
■お断り:参加人数が多い場合は予告なく締め切り前に受付を終了する場合もあり。また参加人数、出場クラス・体重によっては申込みしても試合が組めない場合がある。
■郵送先:株式会社KGS 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-3-1
天野ビル2F TEL 03-3942-2135
■ルール:各クラスワンマッチルールに順ずる
■募集クラス&階級
◎Aクラス、Bクラス、Cクラス、マスターBクラス、マスターCクラス(各ワンマッチ)
(男性)55kg以下、60kg以下、65kg以下、70kg以下、75k以下、80kg以下、80kg以上
(女性)50kg以下、55kg以下、60kg以下、60kg以上
■大会に関する問い合わせ
KGS=03-3942-2135
■参加申込書のダウンロード、詳細などはR.I.S.E.公式ホームページを参照
http://www.rise-kgs.com
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