5月25日(日)東京・ディファ有明にて開催されるJ-NETWORK主催『J−GIRLS決戦、菖蒲祭り World
Queen Tournament 2008 決勝戦』で、林田昌子と準決勝で対戦するシルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブセスト)から主催者を通じてメッセージが届いた。
「イタリア国内では、女子キックの統一機構が完備されていないため、試合のチャンスは、ほとんど巡って来ません。しがたって、私の戦績のうち(30戦21勝3敗6分)、母国で戦った試合は数えるほどしかありませんでした。自分の道は自分で切り開くしかないわけです。
そんな中、日本のJ−GIRLSから試合のオッファーがあった時は、本当に驚きました。まさか、欧米以外の国で、女子キックが認知されているとは、夢にも思っていなかったからです。また、実際に来日して試合を行い、女子キックの競技人口が多いことにも、あらためて驚かされました。日本は女子キックの、まさにパイオニアだと思います。
私は15歳でサバットをはじめ、19歳でフルコンタクト空手をはじめました。その後、サバットの世界王者にまでなってしまった私ですが、実はそれまで、スポーツ経験は一切ありませんでした。そんな私が、キックの世界女王の座を狙っているなんて不思議ですね。
現在、タイトルを獲得するために、キックのキッズクラスのインストラクターを務めるかたわら、週に7日みっちり練習しています。5日間は、女子のスパーリング・パートナーを捜し求め、日替わりでいろいろなジムに出稽古に行っています。残りの2日間は、午前と午後に分け、対人トレーニング以外の練習にウェイトをおき、体力作り、身体作りに励んでいます。
前回以上にパワフルになった私を、日本のファンの皆さんにお見せできることでしょう。」
「あなたにとってヒーロー、ヒロインは?」との問いに、ナンシー・エンジェル・ジョセフ(フランス)の名を上げていたシルビア。ナンシーと言えば、1980年代初頭から1990年代にかけて、女子打撃格闘技界を席巻した伝説の女子ストライカー。キック、ムエタイを含め、獲得したタイトルは20種類以上にもおよび、生涯戦績62戦61勝1敗という輝かしい戦歴を誇るカリスマである。
もう一つの準決勝戦、グレイシャア亜紀とジェシカ・トルハーストの一戦が柔VS柔であれば、この一戦は、まさに、剛VS剛。J−GIRLS史に残る激闘の予感……。
J-NETWORK
J−GIRLS決戦、菖蒲祭り
「World Queen Tournament 2008 決勝戦」
2008年5月25日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント World Queen
Tournament 2008決勝戦 50kg契約サバイバルマッチ1
グレイシャアVSジェシカの勝者
VS
林田VSシルビアの勝者
▼セミファイナル J-GIRLS フェザー級タイトルマッチ 2分5R
佐々木仁子(チームドラゴン/王者)
VS
成沢紀予(ソーチタラダ渋谷/挑戦者)
▼World Queen Tournament
2008準決勝第二試合 50kg契約サバイバルマッチ1
グレイシャア亜紀(日本/ソーチタラダ渋谷)
VS
ジェシカ・トルハースト(オーストラリア/ブラックドラゴン会)
▼World Queen Tournament
2008準決勝第一試合 50kg契約サバイバルマッチ1
林田昌子(日本/全日本キックボクシング連盟/藤原)
VS
シルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブセスト)
▼J-GIRLS フライ級次期挑戦者決定戦
杉貴美子(SOLID FIST)
VS
大浜芳美(NJKF/OGUNI)
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 3回戦
紅絹VS☆MIKA☆の勝者
VS
岡田VS安倍の勝者
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 3回戦
勝山VS田嶋の勝者
VS
まゆみVSLittle Tiger Juneの勝者
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 2回戦
紅絹(フォルティス渋谷)
VS
☆MIKA☆(MA/ワイルドシーサー)
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 2回戦
岡田敦子(RAPTURE KING)
VS
安倍基江(アカデミア・アーザ)
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 2回戦
勝山舞子(NJKF/上州松井)
VS
田嶋はる(アクティブJ)
▼J-GIRLS ミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 2回戦
まゆみ(KFG)
VS
Little Tiger June(全日本/青春塾)
▼World Queen Tournament 2008リザーブファイト 50kg契約サバイバルマッチ1
田中佑季(全日本/青春塾)
VS
古谷あさみ(MA/谷山ジム)
▼ミニフライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト ミニフライ級サバイバルマッチ1
関友紀子(フリー)
VS
神村江里加(侍塾)
<チケット料金>
SRS席12,000円 RS席9,000円 S席6,000円 A席4,000円
※当日券は各1,000円増し。
<お問い合わせ>
J-NETWORK=TEL:03-3419-0536
●J-NETWORK2008年度興行日程
5月18日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス大森(J-FIGHT/J-GLOW)
5月25日(日)東京・ディファ有明(J-GIRLS)
6月1日(日)東京・ディファ有明(J-KICK/J-GLOW)
8月31日(日)東京・後楽園ホール(J−KICK)
9月7日(日)東京・新宿FACE(J-FIGHT/J-GIRLS)
9月21日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス大森(J-FIGHT/J-GLOW)
11月9日(日)東京・新宿FACE(J-FIGHT/J-GIRLS)
11月23日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス大森(J-FIGHT/J-GLOW)
11月30日(日)東京・後楽園ホール(J−KICK)
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