5月17日(土)18日(日)の二日間にわたり、大阪府立体育会館にてNPO法人全世界空手道連盟新極真会主催『第25回全日本ウエイト制空手道選手権大会』が開催される。男子・女子ともに軽量級・中量級・重量級の三階級に分かれ、総勢231名によってトーナメント戦を争う。
今大会は2009年6月にロシア・サンクトペテルブルグ開催される『第4回カラテワールドカップ』の日本代表第一次選抜戦を兼ねており、男子は各階級上位2名、女子は各階級優勝者が日本代表の座を得ることが出来る。そのため、例年にも増して熾烈な争いとなるだろう。
男子・重量級には第6回全世界チャンピオンで第1回カラテワールドカップ同級覇者の塚本徳臣(世田谷杉並)が出場、優勝候補筆頭に挙げられる。彼を追うのは第19回重量級チャンピオンの野本尚裕(愛媛)、第20回中量級チャンピオンの森健太(福岡)、第20回中量級準優勝の渡辺大士(福岡)など第8回全世界大会日本代表組。
さらに第17回重量級チャンピオンの阪本晋治(大阪東)、同準優勝の柏木信弘(東京城南川崎)、第37回全日本無差別準優勝の前川憲司(徳島北東あわじ)らもエントリーしている。
中量級は、同階級を三連覇中の山田一仁(兵庫明石)が四連覇という偉業を達成することが出来るかどうかが最大の見所。その前にはユース第一期生で昨年3位の島本一二三(広島)、軽量級から中量級に階級を上げた大ベテラン谷川光(西神奈川)らが立ちふさがる。
エントリー数80人と最も層が厚い軽量級は、一昨年優勝の菊原嘉章が本命視されているが、大混戦となることは間違いない。その中でも注目は、緑健児代表の長男“小さな巨人二世”緑強志(福岡)の存在だ。
父の影響を受けて幼い頃から空手を始め、ジュニア大会から経験を積んできた筋金入りのサラブレッド。高校生の全日本大会では父親譲りの気の強さとテクニックで技あり、一本勝ちを重ねて優勝している。今年高校を卒業して、今回が初のウエイト制出場となる。
女子軽量級には第3回カラテワールドカップ覇者の兼光のぞみ(兵庫明石)が出場、夫・山田一仁との夫婦ダブル優勝なるか。この階級には昨年の世界大会で3位になり、不屈の闘志で場内を感動させた福田美み子(群馬)も出場する。
女子中量級は第3回カラテワールドカップ覇者で昨年の世界大会準優勝者の佐藤弥沙希(和歌山)が、ダントツの強さを発揮するか。女子重量級では18歳の将口恵美(愛知山本)が連覇を目指す。
各階級のトーナメント組み合わせはこちら→http://www.shinkyokushinkai.co.jp/dl/25weit.pdf
NPO法人全世界空手道連盟新極真会
「第25回全日本ウエイト制空手道選手権大会」
2008年5月17日(土)18日(日)大阪府立体育会館
17日=開場9:00 開始10:00
18日ー開場10:00 開会式11:00
<チケット料金>
17日 全席自由
一般6,000円 小学生2,000円
※小学生未満無料
18日
SRS席指定17,000円 SS席指定14,000円
S席指定10,000円 A席指定席8,000円
B席自由(一般)6,000円
B席自由(小学生)2,000円
※小学生未満B席のみ無料
<会場へのアクセス>
地下鉄御堂筋線・四つ橋線・千日前線または南海本線「なんば」駅下車徒歩5分
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