7月25日(金)都内ホテルにて、明日、後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催「Reverse×Rebirth」の前日計量が行われた。計量は全選手が一発でリミットをクリア。計量後にはメインイベント、セミファイナルに出場する選手たちが囲み取材に応じた。
1月4日の白虎戦以来の試合となった全日本スーパーウェルター級王者・山内裕太郎(AJ)は「半年振りの試合で、いつもよりも緊張してます」と計量後の心境についてコメント。この半年間は「ひたすら練習して、自分の弱点を考えてやってきた」という。
対戦相手のサムゴー・ギャットモンテープ(タイ)とは昨年11月に一度試合が組まれていたものの、サムゴーの試合直前の怪我により実現はしなかった。
この時、山内は「もう2度とやることはないと思うし、オファーが来てもやりたくない」と、サムゴーに絶縁状を叩きつけていたが、「あの時はあの時ですね。今は明日の復帰戦、全力で試合をすることが目標。過去のことは関係ないです」と、気持ちは切り替わっているようだ。
サムゴーの印象については「レイ・スターリン戦で久しぶりに見た時には、体が大きくなったなと思っていたんですけど、この前の山本優弥戦ではやせていて、今日もさらに引き締まっていると感じました。
かなり体重を落としてきてると思いますし、全盛期のサムゴーをイメージして戦います」と山内。しかしその一方で「(サムゴー)対策はバッチリですね」と、サムゴー攻略には自信を覗かせている。
今回はタイトル前哨戦という位置づけではあるが「一切、前哨戦ということは意識してません。目の前のサムゴーのことしか考えてないです」と山内の標的はあくまでもサムゴー。因縁の相手でもあるサムゴーに勝利して、復活の狼煙をあげたいところだ。
対するサムゴーは懸念された減量も問題なく、一発でリミットをクリア。「試合のことは何にも心配してない。練習も普通にやってきたし、問題ないな。とにかく勝てれば判定でもKOでも何でもいい」と余裕のコメント。また関係者によれば、サムゴーは山内の試合映像をネットで5分ほど見て「これなら大丈夫」と言ったとのこと。サムゴーが余裕の勝利を収めるか?
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Reverse×Rebirth」
2008年7月26日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<全対戦カード>
▼第8試合 スーパー・ウェルター級タイトルマッチ前哨戦 70kg契約 3分5R
山内裕太郎(AJ/全日本スーパーウェルター級王者)69.6kg
VS
サムゴー・ギャットモンテープ(タイ/元ムエタイ三冠王)69.0kg
▼第7試合 スーパー・ウェルター級タイトルマッチ前哨戦 70kg契約 3分5R
望月竜介(UWFスネークピットジャパン/同級1位)69.9kg
VS
貴之ウィラサクレック(WSRフェアテックス/全日本ミドル級3位)69.5kg
▼第6試合 ライト級王座決定トーナメント・Bブロック代表決定戦 サドンデスマッチ 3分3R
前田VS白濱の勝者
VS
遠藤VS寺崎の勝者
▼第5試合 ミドル級ランキング戦 3分5R
江口真吾(AJ/同級1位)72.4kg
VS
白虎(和術慧舟會/元NKBウェルター級王者)72.3kg
▼第4試合 バンタム級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R
瀧谷渉太(WSK/桜塾/同級4位)53.52kg
VS
水原浩章(光ジム)53.4kg
▼第3試合 フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R
岩切博史(月心会/同級6位)56.8kg
VS
堀口貴博(WSRフェアテックス)56.7kg
▼第2試合 ライト級王座決定トーナメント Bブロック準決勝 サドンデスマッチ 3分3R
遠藤智史(AJ/同級4位)61.23kg
VS
寺崎直樹(青春塾/同級6位)61.1kg
▼第1試合 ライト級王座決定トーナメント Bブロック準決勝 サドンデスマッチ 3分3R
前田尚紀(藤原/全日本フェザー級1位)61.1kg
VS
白濱卓哉(建武館/2004年・全日本新空手軽量級王者)61.0kg
▼オープニングファイト4 ライト級 3分3R
渡辺太基(藤原)60.8kg
VS
丹藤義則(AJ)61.0kg
▼オープニングファイト3 ライト級 3分3R
倉持 巌(超越塾)60.4kg
VS
相馬一仁(DTS GYM)60.7kg
▼オープニングファイト2 バンタム級 3分3R
伊藤将彦(ストラッグル)56.2kg
VS
松倉良典(J-NETWORK/烈拳会)55.4kg
▼オープニングファイト1 68kg契約 3分3R
清水 武(藤原)67.8kg
VS
小笠原克樹(青春塾)66.7kg
<チケット料金>
SRS席12,000円(全日本キックのみで販売)
RS席8,000円 S席6,000円 A席4,000円
※当日券は各席500円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03−3365−1171
全日本キックボクシング連盟/はまっこムエタイジム
「Muay Thai Wave from YOKOHAMA7」
2008年8月3日(日)神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
開場14:30 試合開始15:30
※11:30よりアマチュア大会ワンマッチ/トーナメント全20試合予定
<全対戦カード>
▼メインイベント ウェルター級 3分5R
サイヨーク・プンパンモアン(タイ/プンパンモアン/プロムエタイ協会ウェルター級王者、元WMCスーパーライト級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)
VS
ダイスケ・ルークハマッコ(はまっこムエタイ)
▼セミファイナル 59.0kg契約 3分5R
全日本フェザー級4位
ダーウヌア・オーエンジャイ(東京北星)
VS
水落洋祐(はまっこムエタイ/全日本フェザー級4位)
▼第7試合 52.50kg契約 3分5R
リッティデェ・センチャイジム(センチャイムエタイ)
VS
魂叶獅(はまっこムエタイ/元J−NETWORKフライ級王者)
▼第6試合 ウェルター級 3分3R
亜紀斗(はまっこムエタイ)
VS
獏センチャイジム(センチャイムエタイ)
▼第5試合 バンタム級 3分3R
ハリィ永田(はまっこムエタイ)
VS
小野寺紘也(ドラゴン)
▼第4試合 バンタム級 3分3R
藤田鷹司(キング・ムエ)
VS
所 一通(M16ムエタイスタイル)
▼第3試合 70.00kg契約 3分3R
菅 健二(はまっこムエタイ)
VS
里獅ZLS(チーム・ゼロス)
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
押田伸之(はまっこムエタイ)
VS
今村基宏(M16ムエタイスタイル)
▼第1試合 キッズエキシビジョン 32.00kg契約
山本 岬(はまっこムエタイ)
VS
親見武尊(DTS)
<チケット料金>
RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日券は各席1,000円増し。
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Fighting Base-1」
2008年8月22日(金)東京・新宿FACE
開場17:30 本戦開始18:30
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<決定対戦カード>
▼全日本ウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝 3分5R
湟川満正(AJジム/同級1位) 27戦18勝(8KO)9敗
クリストフ・プルボー(スクランブル渋谷/同級2位) 10戦7勝(3KO)3敗
金統光(藤原ジム/同級4位) 21戦10勝(2KO)10敗1分
吉川英明(チームドラゴン/同級5位) 20戦12勝(4KO)6敗2分
※4選手によるトーナメント準決勝2試合を実施。組み合わせは7・26後楽園の公開抽選により決定する
<出場予定選手>
木村秀和(AJジム/2008年度全日本新空手重量級王者) ※プロデビュー戦
宮田隼児(AJジム/2008年度全日本新空手軽中量級王者) ※プロデビュー戦
※本戦8試合/オープニングファイト数試合予定
※出場選手はケガ等により変更となる場合がある
<チケット料金>
RS席8,000円 S席6,000円 A席4,000円 スタンディング3,000円
※全席指定・当日券は各500円増し
※当日入場の際はドリンク代500円が別途かかる
<チケット発売開始日>
7月25日(金)〜
<チケット販売所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03−3365−1171
●2008年度スケジュール
7月26日(土)後楽園ホール
8月3日(日)横浜赤レンガ倉庫 ※はまっこムエタイジム興行
8月22日(金)新宿FACE
9月19日(金)後楽園ホール
10月17日(金)後楽園ホール
11月8日(土)後楽園ホール
12月5日(金)後楽園ホール ※藤原まつり2008
※ほか特別大会、新宿FACE大会が追加予定
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