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【T-1イベント】7・31超大物Xは笹原EP!DEEP佐伯代表とT-1二見社長がトークバトルを展開

2008/08/04



▲スパゲティの早く食い競争を行う(左から)DREAM・笹原圭一EP、T-1・二見理社長、DEEP・佐伯繁代表
   (C)T-1

 7月31日(木)東京・水道橋にあるフラミンゴにて、トークショー『ガチトーク“フタ・ミ塾”vol.12 T-1二見社長×DEEP佐伯繁代表&超大物X〜化学反応の夜〜』が開催された。以下はT-1から届いた、そのイベントのレポート。

「超大物のXは誰なのか?」と話題になっただけとあって、会場は立見が出るほど超満員御礼となった。

 まずT-1社長の二見理氏が登場し、「Xは誰か?」と観客全員に予想してもらったところ、高阪剛、田村潔司、青木真也、意表を付いて入江秀忠と、様々な大物の名前が飛び交う中、DEEP代表の佐伯繁氏と一緒に登場したのは、なんとDREAMイベントプロデューサー(以下・EP)の笹原圭一氏であった!

 誰もが予想できなかった超大物の電撃参戦に、観客は盛大な拍手で迎えた。ところが二見社長は「笹原さんで不服の方は、『DREAM』と違って払い戻しに応じますよ!」と、のっけから“二見節”を炸裂し、これにはさすがの笹原EPもタジタジ。

 まさしくガチトークになるかと思いきや、「いやぁ〜二見さんは凄いことを言うな!アハハハハ!」と、佐伯代表は大爆笑。

 もはや他では実現不可能な夢のトリオによるシークレットトークのゴングが鳴ろうとした時、佐伯代表は“腹が減ってはトークは出来ない”と言わんばかりに、スパデティ大盛り3人前を注文! ガチトークから一転、スパゲティの早く食い競争へと展開された。

 一番速く大盛りを平らげたのは、およそ2分30秒と断トツの“リアルメガトン”こと佐伯代表。腹一杯になったことですっかりご機嫌となった佐伯代表は「よ〜し、何でもしゃべりますよ!」と、いよいよ“リアルガチトーク”のゴングが鳴った!

 観客の大半が“二見フリーク”ということもあって、まず最初は二見社長と佐伯代表との関係の話題へ。二見社長は「佐伯さんとは『パンクラス』から紹介を受けて旗揚げ戦からチケットを扱った。でも以前から『名古屋の金持ちがプロレス・格闘技団体から金を根こそぎ取られている』と噂が立っていた。それが佐伯さんだった(場内笑)」と、笑いを誘えば、「○●には随分金を取られたな(場内笑)。二見さんの噂だって、うちのスタッフやプロレス関係者から『凄い店がある』と報告を受けていたので、初めて店(T-1)に行ったときはドキドキしたけど、行ってみたら普通の店なんで拍子抜けしたよ(笑)」と、佐伯代表も負けない。

 この後、放送禁止用語続出のトークとなったが、逆に言えばこういう機会ではないと飛び出せないエピソードが満載であった。内容については、来場者の特権である他言厳禁なため詳細は控える。

 大雑把に、このあと展開されたテーマを書くと、DEEP設立の話が、何故か赤字だらけの佐伯さんの人生論まで発展!?

 DEEPの累積赤字が●○△▲円まで膨れ上がり、DEEP最大の危機を救ったある団体とは?などなど、佐伯代表の独演会へと発展し、何と1時間も暴走したため、たまらず二見社長がストップをかけて、次に笹原EPとの関係について話題を変えた。

「笹原さんとはドリームステージの前のKRS時代からの付き合い。もう11年くらいだね。『PRIDE.1』から続いている販売店ってT-1だけみたいで」と答えると、笹原EPは「そうなんですよ。あの時から残っているスタッフも3人くらいかな」と当時を振り返る。

「T-1の噂は?」と二見社長が振ると、「はい、聞いていました。インターネットで『T-1ルール』があると知って、それを破らないように気を使っていましたね」と、笹原EPは優等生的な回答をした。

 このあとも、KRSの由来からドリームステージ設立の秘話、PRIDEとDREAMのチケット代についてなど、裏話を交えながら笹原EPは丁寧に答えた。

 また、佐伯代表と笹原EP共にプロレス界にも縁があることもあって、現状のプロレス界についても言及し、トークは後半戦に突入した。

 後半戦は今後の展望について話題が及んだが、佐伯代表の暴走は止まらない……。佐伯代表からみたDREAMと戦極やしなしさとこ&渡辺久江などの女子格闘技について、と佐伯代表のワンマンショーへと発展。

 これで気をよくした佐伯代表は「DREAMよりDEEPの方が面白い! DEEPはブレイクが早いし、スピーディー!しかも値段も安い」と、なんと勝利宣言まで言い放つ!

 しかし「スピーディーのわりには、興行は毎回グダグダで必ず22時は過ぎるじゃん(場内爆笑)! だから21時から観戦するようにしている。それでも1時間以上は観れるからね(場内笑)」と二見社長が突っこむと、「いやいや(笑)。あれは平日でサラリーマンの方が遅れても3、4試合は観れるようにしているの」と、オロオロしながら佐伯代表は回答。

「それなら21時からチケットを発売したら? 21時からでも3試合は観戦できますと(場笑)」と二見社長が提案すると、「それいいなぁ〜。面白い」と佐伯代表も乗り気で、もしかしたら21時からチケットがDEEPの興行で発売されるかもしれない。

 続けて、笹原EPは注目の大晦日興行やDEEPとの協力体制について言及し、ファンにとってたまらない内容が満載であった。

 予定された終了時間が過ぎても、トークバトルは予想を超える手に汗握る大熱戦を展開。当初は、二見社長の名前にちなみ23分間の延長を予定していたが、二見社長が話題を振ると佐伯代表が暴走し、さらに笹原EPが突っこむ展開と、まさにDEEPの大会を再現するかのように時計の針は22時30分を過ぎた。

 佐伯代表は「全然時間が足りないよ!今度は24時間トークをやろうよ!」と、仰天な企画をぶち上げ観衆を大いに沸かせた。

 これには二見社長は困惑の表情を浮かべながら「24時間はきついんで、23時間(フタ・ミ)で検討します」と及び腰で答えると、「二見さんがまともになってどうするのよ?はい、次回は24時間トークを期待してください。アハハハハ!」と、最後は佐伯代表が1本取り、“フタ・ミ塾”恒例の参加者全員質問にもしっかり答えて、予定を1時間も延長した約3時間半のガチトークに、会場は最後まで盛り上がり終了した。

 なお、二見社長から今後の予定として、8月下旬に山本喧一が格闘技専門チャンネルを開設し、二見社長もその企画に賛同しブログやラジオなど全面的に協力すること。

 10月に佐伯代表や笹原EPはもちろんのこと、多数の格闘技関係者を招聘したトーク版の「T-1グランプリ」を新宿もしくは阿佐ヶ谷のロフトで開催すること。

 12月に山本喧一がプロデュースする「タイタンファイト」を復活開催し、二見社長は同大会をサポートすること、以上3点発表された。こちらの方の動向にも注目だ!

【関連リンク】

>>チケット&トラベルT−1公式サイト

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