7月6日(月)東京・渋谷にあるメロウボーテ代官山スタジオにて、8月23日(日)東京・多摩永山情報教育センター多目的ホールにて開催される株式会社ウィット『
山本喧一プロデュース TFC タイタン・ファイティング・チャンピオンシップ5〜』の記者会見が行われた。
9年ぶりにタイタンファイトが復活する。タイタンファイトとは、プロアマ問わず、様々なプロ格闘家及び武道家が集まり、技を競い合い、“誰が本当に強いのか?”“どの格闘技が一番優れているのか?”を競う祭典ともいえる。
試合は無差別級トーナメントで行われ、闘うリングはノーロープ。ルールは場外転落で失格、素手のパンチOKという最も過激なもの。過去に4回開催され、所英男、芹澤健市、久松勇二、今成正和、崔領二といった現在もプロで活躍する選手を多く輩出した大会である。
今大会を主催する株式会社ウィットの山本喧一代表は「PRIDEなき後、元気のない格闘技界に地殻変動を起こしたいと思い、9年ぶりにタイタンファイトを復活するいい時期だなと思いました」とタイタンファイト復活の経緯を語った。
今大会から新設されたルールとして、2回場外に落ちたら失格(これまでは1回)、トーナメント準決勝からノーパッドでのヒジ、金的攻撃あり。決勝戦では頭突きも解禁となる。トーナメントは最大で32名、最少で16名でのワンデー。賞金総額は100万円で、優勝は80万、準優勝は15万円、3位には5万円と、賞金が懸けられる。
山本代表は「タイタンファイトは柔道、空手、キックボクシング、レスリング、サンボ、柔術、少林寺拳法、テコンドー、相撲、カポエラ、ボクシング、古武術とありとあらゆる武道家同士の果し合いであり、喧嘩であり、武道を広める武道会です。日本にはまだ眠っている玄人の方はたくさんいます。プロのリングでやってきた選手でも、ある“しがらみ”で表舞台に出られない選手もいるのでそういった選手をケアしていきたい」と、広く門戸開放し、実力ある多くの選手の出場を呼びかけていた。出場条件は3年以上の格闘技関連者および格闘技有段者に限られる。
この日の会見で発表された出場決定選手は、「柔道10年、相撲6年の格闘技歴を持つ」という覆面のミスターX(身長180cm、体重125kg)や、ベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじほっぷ」で運動のお兄さんとして知られ、俳優、モデル業など多方面で活躍する久保田武蔵の2名。久保田はアメリカのマイナー総合格闘技団体「AAC」で世界タイトルを奪取した経歴を持ち、現在は新日本キックのリングアナウンサーとして活躍中である。
山本代表のタイタンファイト復活に賛同し、実行委員長として参加する「チケットショップ T-1」の第1回大会をスポンサードした二見理代表取締役は、「この大会の主旨はスター誕生です。ここからDREAM、戦極、修斗、パンクラス、DEEPに上がれるような選手が生まれればこんなに嬉しいことはありません」とコメントした。
今後のタイタンファイトの日程は来年3月までに4大会を開催予定。3月にはグランドチャンピオンシップというビッグイベントを企画しており、「プロ選手と生粋のタイタンファイターをあえてぶつけて16人のトーナメント(賞金総額1,000万円、優勝は800万円、準優勝は150万円、3位には50万円の賞金)を開催したい」(山本代表)という。4年に一度の世界大会も考えており、「ここでは億単位の賞金を出したい」と夢の構想を掲げる。
なお、格闘家としては久しくリングから遠ざかっている山本代表だが、「タイタンファイトはオレの死に場所だと考えています。経営の方が軌道に乗ったら出場し、そこで散りますよ。それぐらいの意気込みでやっています」と密かに現役復帰を考えていることも明かしていた。
株式会社ウィット
「山本喧一プロデュース TFC タイタン・ファイティング・チャンピオンシップ5〜」
2009年8月23日(日)東京・多摩永山情報教育センター多目的ホール
開場15:00 開始16:00
<会場>
多摩永山情報教育センター多目的ホール(東京都多摩市諏訪2-5-1)
京王線永山駅または小田急線永山駅下車徒歩5分
<チケット料金>
VIP(特別席)30,000円 ※特典:アフターパーティー&記念グッズ付
RS(リングサイド)席10,000円(当日券は15,000円)
2階S席4,500円(当日券は5,000円)
2階A席2,500円(当日券は3,000円)
<チケット販売所>7月12日(日)〜発売
チケット&トラベルT-1=TEL:03-5275-2778
<問い合わせ>
株式会社ウィット タイタンファイト運営事務局=TEL:03-5459-5639
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