11月15日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される国際空道連盟/大道塾総本部『第三回世界空道選手権大会』に向けて、大道塾では6月より10月まで月に1回(一泊二日)の日本代表選手強化合宿を実施している。
その7月20日(月・祝)7月度大道塾選手強化練習において、国際武道大学教授で柔道家の柏崎克彦氏(柔道八段、「寝技で勝つ柔道」ベースボールマガジン社刊「技を極める柔道」同社刊など著書あり、1980モスクワ五輪日本代表、1975世界柔道選手権63Kg級準優勝、1981同大会65Kg級優勝)による「柔道技を空道の試合に生かす」をテーマとしたセミナーを開催。
ご存知のように、着衣の総合武道「空道」は道衣を掴んでの打撃、投げ、関節技など、「柔道」をベースとして多くのバリエーションを行うことができる。今回、全日本選手のレベルアップのため「寝技」のスペシャリストである柏崎氏を講師として招き、地力が強く技にスピードのある外国人選手との接近戦の攻防でいかに戦うかの研究が行われたのだ。
講義・技研を含め2時間のセミナーの前半は、技のブラッシュアップのため、巴投げや帯取り返しなどの捨て身技の柔道技術の講習、そして後半は各選手からの質問に対して接近戦での攻防の際の動き方などの説明を柏崎氏が実演して説明。
選手はこの貴重な機会を逃すまいと熱心にメモをとりながら説明に聞き入り、技研で体に記憶させていた。
国際空道連盟/大道塾総本部
「第三回世界空道選手権大会」
2009年11月15日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
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