9月18日(金)茨城・土浦にあるジム「T-BLOOD」にて、10月6日(火)神奈川・横浜アリーナ『DREAM.11フェザー級グランプリ2009
決勝戦』の記者会見が行われ、追加対戦カードとして川尻達也(T-BLOOD)VSメルカ・バラクーダ(アメリカ/Purebred
Spike22)の一戦が発表された。
急遽出場が決まった川尻は「試合までの期間が短く(出場するか)迷いましたけど、後悔ないように自分のやることを精一杯やりたく出場を決めました。今はライト級のベルトにしか興味がないので、この試合でしっかりいい勝ち方をして、ファンや関係者にタイトルへのチャレンジャーとして文句を言われないような試合をしたいと思います」とメルカ戦をクリアーし、一気にタイトル戦につなぎたいとアピールする。
同大会ではDREAMライト級タイトルマッチが行われ、王者ヨアキム・ハンセンに青木真也が挑戦。トップコンテンダーの位置にいる川尻がこの二人のどちらかと対戦することとなるが、「2人には思い入れがあります。ヨアキムとは立場が違いますけど(王者・川尻の持つベルトに、ヨアキムが挑戦)、修斗(2006年2月17日)でやっています。そのときは不本意な結果(ローブローによりヨアキムの反則失格)に終わってしまいました。結末を見せられなかったお客さんに今度は決着戦を見せたい」とヨアキムとの完全決着戦を臨む。
青木に関しては「PRIDEがなくなって辛い思いを過ごしてきた戦友であり、DREAMを一緒に盛り上げてきました。感慨深い相手です。日本人対決は盛り上がるので、ファンも臨んでいると思います」とコメントした。
しかし、「対戦相手はどっちでもいいです。僕にとってはベルトが重要なので、(メルカを)全力で叩き潰したい。絶対に落とせない試合だし、“DREAMの顔になる”という気持ちなので、誰にも文句を言わせない結果を出したい」と前哨戦後にあるベルト奪取に向けて力強く意気込みを語った。
対戦相手のメルカは、その名の由来となるバラクーダ(大型の凶暴な肉食魚)さながらのアグレッシブファイトで、グアムでは絶大な人気を誇るグラップラー。レスリング世界選手権に3度出場する経験を誇り、99年には寝技世界一を決めるアブダビコンバットに出場。準決勝でホイラー・グレイシーに惜敗しベスト4の戦績を残した。01年にグアムの大会で総合に挑戦。現UFCライト級BJペンがその技術を絶賛しスパーリングパートナーとして招き入れたことや、グアムに訪れた桜庭和志を練習できりきり舞いさせたという逸話を持つという。
メルカからはDREAMを通して「私から逃げずにこの試合を受けてくれたミスターカワジリに対しても感謝の気持ちを表したい。カワジリは確かに尊敬に値する世界のトップファイターだが、私も世界のトップ柔術家や世界のトップレスラーと戦ってきた豊富な経験がある。さらに、ミスター・サクラバ、ミスター・KIDヤマモト、BJペンといったスーパースター等と激しいトレーニングを積み、彼らのテクニックのエッセンスを全て吸収している。だから、カワジリに知らないことはあっても、私には一切ない。KIDヤマモトにように激しく、サクラバのように華麗に、BJのように完璧なファイトをお見せできるだろう。グアムの人々、そしてファイターたちを代表してこの試合に臨み、ベストを尽くすことを誓う」という威勢のいいコメントが発表されている。
川尻は「顔も知らない相手。(メルカの)映像は1試合見ましたけど、打撃を出す前に終わってしまい参考にはなりませんでした。カルバン戦では賢い闘いをしてしまったので、相手を気にせず、躊躇なく仕留められるようにしたい」と相手のことは全く問題にしていない様子。
7月にはK-1MAXの舞台に上がり、K-1ルールに初挑戦。魔裟斗と対戦し敗れてしまった川尻。「K-1での経験は知名度が変わりましたね。たくさんの人が声をかけてくれるようになりました」とK-1効果に驚きを見せる。
「K-1に出る前は打撃だけの練習でMMAの練習がおろそかになっていました。K-1をやったことでMMAの方が好きだというのが感じたし、やりがいを感じました。これからは詰めていくことが課題なので、自分のスタイルを突き詰めていきたいと思います。(メルカ戦では)打撃にこだわるつもりもありません。MMAファイターとして地力を上げたと思うので、リング上で出したい」とK-1での経験がさらに自身を強くしたと語る。
会見最後には、「“川尻達也”というファイターがDREAMライト級のベルトを取る。修斗のベルトを返上したけど、DREAMのベルトをとるためのストーリーでした。みんな脇役で、オレが主役。MMAの主役を今年のオレが取る」と年内でのベルト取りを宣言した川尻。
「ここで勝ったら大晦日にタイトルマッチでいいんですよね? もし出られなかったら紅白に出場しようかな。歌は自分で作詞作曲します」と、会見に同席したDREAM・笹原圭一イベントプロデューサー(以下EP)に詰めよる場面も。「メルカ戦をクリアーすればタイトル挑戦権は獲得といってもいいでしょう」とメルカ戦をクリアーを前提条件に、川尻のタイトルマッチ挑戦を大晦日に行うとした笹原EP。川尻のストーリーは大晦日にクライマックスを迎える。
FEG
「DREAM.11フェザー級グランプリ2009 決勝戦」
2009年10月6日(火)神奈川・横浜アリーナ
開場17:00 開始18:00(予定)
<追加対戦カード>
▼ライト級ワンマッチ
川尻達也(T-BLOOD)
VS
メルカ・バラクーダ(アメリカ/Purebred Spike22)
▼スーパーハルクトーナメント 準決勝戦
ソクジュ(カメルーン/チームクエスト)
VS
ボブ・サップ(アメリカ/チームビースト)
<決定対戦カード> ▼DREAMフェザー級GP 準決勝戦
高谷裕之(高谷軍団) VS 所英男(チームZST) ▼DREAMフェザー級GP 準決勝戦 ジョー・ウォーレン(アメリカ/チームクエスト)
VS ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム) ▼DREAMフェザー級GP 決勝戦
高谷VS所の勝者 VS ウォーレンVSビビアーノの勝者 ▼DREAMフェザー級GP リザーブファイト
DJ.taiki(フリー) VS 宮田和幸(フリー) ▼DREAMライト級タイトルマッチ ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/王者)
VS 青木真也(パラエストラ東京/挑戦者) ▼スーパーハルクトーナメント 準決勝戦
ミノワマン(フリー)
VS
チェ・ホンマン(韓国)
▼ライト級ワンマッチ
中村大介(U-FILE
CAMP)
VS
調整中
<チケット料金> VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席22,000円 スタンドS席10,000円 スタンドA席5,000円 <チケット販売> DREAMオフィシャルサイト http://www.dreamofficial.com/
DREAM携帯オフィシャルサイト i-mode Yahoo!ケータイ EZweb TBSオンラインチケット http://www.tbs.co.jp/k-1/
イープラス http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯)
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594-790) ローソンチケット=TEL:0570−084−003 CNプレイガイド 0570−08−9999
レッスル池袋店 03-3989-0056 書泉ブックマート 03-3294-0011 フィットネスショップ格闘技 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03−5275−2778 後楽園ホール 03-5800-9999 さいたまスーパーアリーナ 048-600-3037
公武堂 052−241-2511 バトルロイヤル 03-3556-3223 新日本プロモーション http://www.shinnichi-pro.co.jp/
ときめきドットコム http://ringside.jp/
<お問い合わせ> DREAM事務局=TEL:03-5775-5065 FEG
「DREAM.12」 2009年10月25日(日)大阪城ホール 開場14:00 開始15:00 <チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席22,000円 スタンドS席10,000円 スタンドA席5,000円 <チケット販売>
DREAMオフィシャルサイト http://www.dreamofficial.com/
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イープラス http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯)
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<お問い合わせ> DREAM事務局=TEL:03-5775-5065 ●DREAM2009年度スケジュール
・10月6日(火) DREAM.11フェザー級GP決勝戦 横浜アリーナ ・10月25日(日) DREAM.12 大阪城ホール ・12月31日(木・大晦日) Dynamite!! さいたまスーパーアリーナ |