元MA日本キックボクシング連盟フェザー級チャンピオン&元・全日本スーパーフェザー級2位の大高一郎(STRUGGLE)が、7・24『Krushライト級グランプリ2009』トーナメント1回戦の“狂拳”竹内裕二(菅原道場)戦を最後に選手生活を終了することが所属するSTRUGGLEより発表となった。大高のコメントは以下の通り。
「思うような結果を残せず悔しい思いはありますが、キックと向き合う時間は、確かにこれが自分だと思えるものでした。それは、これからも変わりません。ありがとうございました」
なお、本人の意向により引退試合および引退セレモニーなどは行わないという。生涯戦績は36戦13勝(3KO)18敗5分。
●プロフィール
大高一郎(STRUGGLE) Ichiro Otaka
元MA日本フェザー級王者/元全日本スーパー・フェザー級2位
77年4月14日生/岩手県出身/身長171cm/00.10.6デビュー/オーソドックス
得意技:前のめり/通算戦績:36戦13勝(3KO)18敗5分
☆23歳のときにキックの名門・山木ジムからプロデビュー。16戦目の04年11月21日・ディファ有明、対小林秀紀(マイウェイ)戦で判定勝利し、MA日本フェザー級王者に輝く。ジム閉鎖に伴い、07年8月の試合からフリーチーム・侍塾の所属となる。08年には、鈴木秀明の主宰する「STRUGGLE」に入団。同年6月のソルデティグレ・ヨースケ戦、8月のタイ遠征試合で連勝を飾り、全日本スーパー・フェザー級2位にランクイン。ラストファイトとなった“狂拳”竹内裕二戦は2RKOで敗れたものの、一度ダウンを喫したのちにパンチで大逆襲を見せ、観衆を大いに沸かせた。常に前進を忘れない無骨な闘いぶりで、多くのファンを持っていた。
[協力:株式会社グッドルーザー]
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