▲メインを務める駿太(右)を激励する城戸康裕
2月27日(土)東京・後楽園飯店にて、3月28日(日)東京・後楽園ホールで開催されるMA日本キックボクシング連盟『谷山ジム25周年記念興行
ビッグ・バン〜統一への道』の記者会見が行われ、出場する主力選手が出席した。
会見に出席した今大会を主催する谷山ジムの谷山歳於会長は「宇宙の歴史は、この大会名でもあるビッグバンから始まったものだと言われています。格闘技の歴史もこの大会から始まり、いずれは統一につながればいいなと思います」とあいさつ、連盟主催興行とは別に、年に2〜3回のペースで“MA日本キック対他団体”をテーマに開催していくことを発表した。
その大会コンセプトどおり、今大会では他団体との交流戦や日タイ国際戦など見所満載のカードがズラリ。ダブルメインイベントには、2009年同連盟MVP&WMAF世界フェザー級チャンピオンの駿太(谷山)と同スーパーフェザー級チャンピオンの“狂拳”竹内裕二(菅原)が揃って出場する。
元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級9位センモラコット・チュワタナ(タイ)
と対戦する駿太は「元々は山本真弘選手、石川直生選手、前田尚紀選手といった日本人選手と対戦する予定だったのですが、試合日程や体重の面で合いませんでした。最近の選手は(ヒジありの)キックをやらなかったりするんですけど、自分は契約体重やルールを変えてまでやりたいとは思いません」と、これからも“ヒジあり”にこだわった試合をしていきたいという。
「日本人選手とももちろんやりたいのですが、藤原あらし選手と対戦したピンサヤーム・ソー.アムヌアイシリチョーク選手のような技術のある選手ともやりたいと思います。今回はセンモラコット戦ですが、しっかり勝たないといけないなと思います。一発で終わるのではなく、5R全てで相手を上回る試合をしたいと思います」と勝利に自信を見せる。
昨年『Krush』で話題を呼んだ竹内は、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級5位チュンデーン・チュワタナ(タイ)との対戦。昨年11月の石川直生戦でKO負けを喫して以来の試合となるが、「試合が組まれなかったので期間があきました(苦笑)。4カ月ぶりの久々の試合なので思いっきり楽しみたいと思います。1Rから思いっきりいきます」と試合が待ち遠しい様子。
これまでとは違うヘアスタイルについては「髪が伸びたので、ビッグバンにしようとしたらこうなった」と笑う。今回の一戦は62kg契約のヒジなしルールであり、K-1
63kg級を意識した一戦だとも捉えられるが、「特に意識はしていません。言われたら行くし、呼ばれなかったら行かない。それだけ」とした。
また、K-1 WORLD MAXで活躍中の城戸康裕(谷山)は、エキシビジョンマッチで登場。コーチでもある元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級チャンピオンのノッパデッソーン・チュワッタナ(タイ)と対戦する。谷山会長からは「城戸はこの大会の前日にK-1
MAXに出場するので、ケガがなければ出場できると思います。試合ができなかったらトークで面白い話をしていただきたいと思います」とコメント。これを受けて城戸は「トークって(笑)。ハードルあげないで下さいよ。ジム主催興行なのでケガしてでも出場します。K-1で優勝して、凱旋したいと思います」とK-1MAX日本代表決定トーナメント制覇に自信を見せていた。
1月の後楽園大会でタイトルマッチを制し、MA日本フライ級王者となった加藤竜二(橋本道場)は元J-NETWORKフライ級王者・魂叶獅(はまっこムエタイ)と激突。「この前チャンピオンになったのですが、相手は元チャンピオンということで現役チャンピオンの強さを見せて勝ちます」と余裕のコメントを残していた。
なお、追加カードとして立嶋篤志(ASSHI−PROJECT/元全日本フェザー級王者)VS土屋ジョー(JTクラブ/元全日本バンタム級王者)の“オールドファンが喜ぶ”エキシビジョンマッチも決定。両者はともに谷山ジム出身であり、「立嶋選手は4月に試合が決まっていて今回は無理だと思っていたのですが、本人に確認したところ即答で大丈夫だということでした。土屋選手が今の立嶋選手の力がどれぐらいなのか楽しみだと言っております」と谷山会長。その他の選手の意気込みは以下の通り。
チュンデーン・チュワタナ
「練習を一生懸命やって頑張ります(全て日本語で)。竹内のことは知っています」
谷山俊樹
「今度の相手は初のタイ人になりました。19歳ということなんですが、自分としては30歳で現役を過ぎて今もやっているような選手とはやりたくないので、現役の選手とやるのは嬉しいです」
光浩
「必ずKOで勝ちたいと思います」
風天乃康
「1Rからいくので、2〜3Rになったら相手の勝ちだと思って構いません」
KING
「次の試合はNJKFの1位なので倒して勝ちたいと思います」
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「谷山ジム25周年記念興行 ビッグ・バン〜統一への道」
2010年3月28日(日)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:00
<全対戦カード>
▼ダブルメインイベント(第13試合) 国際戦 58.5kg契約 3分5R
駿太(谷山/WMAF世界フェザー級王者)
VS
センモラコット・チュワタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級9位)
▼ダブルメインイベント(第12試合) 国際戦 62kg契約 3分5R ※ヒジなし
チュンデーン・チュワタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級5位)
VS
“狂拳”竹内裕二(菅原/WMAF世界スーパーフェザー級王者)
▼セミファイナル(第11試合) 51kg契約 3分5R
加藤竜二(橋本道場/MA日本フライ級王者)
VS
魂叶獅(はまっこムエタイ/元J-NETWORKフライ級王者/MACH GO!GO!’06フライ級最強決定トーナメント準優勝)
▼第10試合 エキシビションマッチ
城戸康裕(谷山/2008K-1 WORLD MAX日本王者)
VS
ノッパデッソーン・チュワッタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者)
▼第9試合 62kg契約 国際戦 3分3R ※ヒジなし
谷山俊樹(谷山/MA日本ライト級8位)
VS
チャイナリット・ソーモンコンデット(タイ)
▼第8試合 交流ジム対抗戦 2分3R
光浩(谷山)
VS
草薙 亘(WSR東大和)※デビュー戦
▼第7試合 エキシビジョンマッチ
立嶋篤志(ASSHI−PROJECT/元全日本フェザー級王者)
VS
土屋ジョー(JTクラブ/元全日本バンタム級王者)
▼第6試合 58kg契約 交流ジム対抗戦 3分3R
千葉剣士郎(新東金/MA日本フェザー級3位)
VS
森井洋介(藤原/元全日本フェザー級8位)
▼第5試合 交流ジム対抗戦 3分3R
高森啓吾(谷山/MA日本ヘビー級1位)
VS
滝川リョウ(フリー)※リョウの漢字は左側が令、右側が羽
▼第4試合 交流ジム対抗戦 3分3R
風天乃康(谷山/MA日本ウェルター級4位)
VS
渡部翔太(チームドラゴン)
▼第3試合 交流ジム対抗戦 3分3R
KING(土浦/MA日本スーパーフェザー級3位)
VS
中嶋平八郎(誠至会/NJKFフェザー級1位)
▼第2試合 MA日本ウェルター級ランキング戦 3分3R
加藤 渉(Kインター柏/MA日本スーパーライト級2位)
VS
モハンドラゴン(村上塾/同級10位)
▼第1試合 MA日本スーパーフェザー級ランキング戦 3分3R
佐久本 裕(菅原/同級4位)
VS
虎舞拳隆(新東金/同級6位)
▼オープニングマッチ 国際戦 2分3R
林 武重(士道館本部)
VS
ジャファ・アフマディ(イラン/イラン大誠塾)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席12,000円
RS席10,000円 A席7,000円 B席5,000円
<チケット販売所>
チケットぴあ
出場各ジム
谷山ジム=TEL:0436-93-9664
<お問い合わせ>
谷山ジム=TEL:0436-93-9664
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/山梨県キックボクシング協会
「富士武闘会」
2010年4月11日(日)山梨県小瀬スポーツ公園「武道館」
開場11:00 開始16:00
※アマチュアは11:30〜
<全対戦カード>
▼メインイベント(第8試合) スーパーライト級 3分3R延長1R
深沢大輔(ダイケン/同級3位)
VS
豪鬼(ワイルドシーサー/同級6位)
▼セミファイナル(第7試合) スーパーバンタム級 3分3R
土橋義之(マイウェイ)
VS
ディオ(Almeric/元MAフライ級6位)
▼第6試合 スーパーフェザー級 3分3R
羽田 信(タナベ/MA日本スーパーフェザー級7位)
VS
藤沢大樹(HOSOKAWA)
▼第5試合 スーパーフェザー級 3分3R
片岡広樹(ダイケン)
VS
カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムアイチ)
▼第4試合 フェザー級 3分3R
福島文人(ダイケン)
VS
キューピー村上(HOSOKAWA)
▼第3試合 ウェルター級 3分3R
ロッキー相川(マイウェイ)
VS
倉橋 司(真樹ジムアイチ)
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
中村直文(ダイケン)
VS
雪丸(真樹ジムアイチ)
▼第1試合 スーパーフェザー級 2分3R
赤木俊(ダイケン)※デビュー戦
VS
小林 恵(King Bee)※デビュー戦
<チケット料金>
2F自由席3,000円
※小学生以下無料
<チケット発売所>
YKA事務局
出場各ジム
<問い合わせ>
山梨県キックボクシング協会(事務局)=TEL:055−228−2326
FAX:055−231−2345
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/マスターズピット
「〜暴虎馮河 其の壱〜」
2010年4月4日(日)千葉公園体育館
開場15:30 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) 68kg契約 ショーダウンマッチ 3分3R
一貴(マスターズピット/MA日本ウェルター級王者)
VS
ウィラチャート・ウィラサクレック(タイ/元ルンピニースタジアムライト級6位)
▼セミファイナル(第9試合) ジム対抗戦 62kg契約 3分3R
HAMABE(マスターズピット)
VS
隈原和明(習志野)
▼第8試合 ジム対抗戦 60kg契約 3分3R
丸山昌宏(マスターズピット)
VS
須藤稔也(阿門会)
▼第7試合 ジム対抗戦 ウェルター級 3分3R
中澤 純(WS群馬/MA日本ウェルター級9位)
VS
諸岡直人(Kインター柏)
▼第6試合 ジム対抗戦 60kg契約 3分3R
伊藤 大(マスターズピット)
VS
石田晋士(総合格闘技津田沼道場)
▼第5試合 ジム対抗戦 フェザー級 3分3R
MASATO(WS群馬)
VS
田村勇気(ドージョー☆シャカリキ)
▼第4試合 ジム対抗戦 63kg契約 3分3R
岩井清高(マスターズピット)
VS
小田裕志(相模原)
▼第3試合 ジム対抗戦 ウェルター級 2分3R
濱田朋彦(DURO)
VS
JYO(大誠塾)
▼第2試合 ジム対抗戦 フェザー級 2分3R
寺田亮太(マイウェイ)
VS
松本優友(DEEP)※デビュー戦
▼第1試合 新人王トーナメントフェザー級一回戦 2分3R
大塚康彦(土浦)
VS
柳田直哉(Kインター柏)
<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席10,000円 S席5,000円 A席2,000円
※当日販売500円増し
<チケット販売所>
チケットぴあ
出場各ジム
<お問い合わせ>
マスターズピット=TEL:043-247-0112
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「FIGHTERS GATE-7〜夢の扉を開け〜」
2010年3月27日(土)神奈川・ラゾーナ川崎
開場16:00 開始16:30
<全対戦カード>
▼第15試合 フライ級 ランキングマッチ バンタム級契約 3分3Rショーダウンマッチ
深堀ヒロシ(Kインター柏/同級4位)
VS
伊東拓馬(橋本道場/同級9位/2009年バンタム級新人王)
▼第14試合 フェザー級 ランキングマッチ 3分3R ショーダウンマッチ
BOB(MAGMA/スーパーフェザー級6位)
VS
野良猫星野(WS群馬/同級7位)
▼第13試合 ライト級 ランキングマッチ 3分3R ショーダウンマッチ
佐藤 琉(JMC横浜/同級8位)
VS
内山周平(Kインター柏/スーパーライト級10位)
▼第12試合 新人王トーナメント ウェルター級 1回戦 2分3R
中河“闘将”和則(士道館ひばりが丘)
VS
小林 準(JMC横浜)
▼第11試合 新人王トーナメント ウェルター級 1回戦 2分3R
中谷安裕(WS群馬)
VS
田中友一郎(飯島)
▼第10試合 新人王トーナメント ライト級 1回戦 2分3R
村上 綾(HOSOKAWA)
VS
レンジャー桜井(士道館ひばりが丘)
▼第9試合 新人王トーナメント ウェルター級 1回戦 2分3R
RIKU(HOSOKAWA)
VS
山際和希(谷山)
▼第8試合 新人王トーナメント ライト級 1回戦 2分3R
千田紘生(習志野)
VS
春日 翔(士道館ひばりが丘)
▼第7試合 新人王トーナメント バンタム級 1回戦 2分3R
渡部 博(士道館ひばりが丘)
VS
ペッヌン・ワイルドシーサー(WS群馬)
▼第6試合 新人王トーナメント ウェルター級 1回戦 2分3R
大曽根新(MAG)
VS
長谷川亮(Kインター柏)
▼第5試合 新人王トーナメント ライト級 1回戦 2分3R
橋本 悟(橋本道場)
VS
ペットーン・ワイルドシーサー(WS群馬)
▼第4試合 新人王トーナメント フェザー級 1回戦 2分3R
野口直人(飯島)
VS
デラックス良矢(HOSOKAWA)
▼第3試合 新人王トーナメント バンタム級 1回戦 2分3R
菅原 充(PCK)
VS
深山邦彦(土浦)
▼第2試合 ジム対抗戦 フライ級 2分3R
俊一(士道館ひばりが丘)
VS
透馬(WS群馬)
▼第1試合 ジム対抗戦 ヘビー級 2分3R
名取政則(ダイケン)
VS
キング・ジョー(PCK)
<お問い合わせ>
興行本部・事務局=TEL:042-530-8630
●MA日本キックボクシング連盟2010年興行スケジュール
3月27日(土)神奈川・ラゾーナ川崎 ※新人王トーナメント1回戦
3月28日(日)東京・後楽園ホール(谷山ジム主催興行)
4月4日(日)東京・千葉公園体育館(マスターズピット主催興行)
5月4日(祝火)千葉・八千代市勝田台文化センターホール(習志野ジム主催興行)
5月30日(日)東京・ディファ有明
6月27日(日)東京・新宿FACE
7月18日(日)東京・後楽園ホール(真樹ジム主催興行)
8月15日(日)東京・ディファ有明
9月26日(日)東京・後楽園ホール
10月10日(日)東京・ディファ有明
11月27日(土)東京・後楽園ホール
|