↑(左から)元貴、伏見、藤本、シーザー会長、日下部、尹戸、酒井、村田
4月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される、シュートボクシング(SB)協会『SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES 維新-ISHIN-其の弐』の公開計量が、大会前日となる10日(土)東京・浅草のシーザージムにて行われた。※計量結果は下記
最も選手層が充実しているスーパーバンタム級(55kg)の王座挑戦者決定トーナメントが開幕。今大会で1回戦を行い、準決勝・決勝戦を6・6後楽園大会で実施。優勝者が9・18後楽園大会で王者・ファントム進也の持つベルトに挑戦する。
計量後に行われた記者会見には、2kgオーバーのため再計量となった高嶋龍弘(シーザー力道場)を除くトーナメント出場7選手が出席。
シーザー武志SB協会会長は「55kgはキャリアのある選手がいっぱいいたんですが、若手が出てきたので若手の活性化とグレードの高い選手を作るため、SBのグレードを上げるために開催することになりました。今後は60kg、65kgも順番にやっていきたいと思っています。彼らはきっと期待を裏切らない、いい試合をやると思っています」と、開催の趣旨を説明した。
出場各選手のコメントは以下の通り。
村田大輔(ストライキングジムAres)
「明日は自分にしか出来ない試合をして、さらにKOして勝ちたい。最高のパフォーマンスをお見せします」
メリー酒井(志村道場)
「こんな大きな舞台に上がらせてもらいありがとうございます。初めてのことだらけなので、とにかく頑張っていきます」
尹戸雅教(立志會館)
「ここにいる選手は同門の元貴選手と酒井選手以外、全員闘ったことがあるので、もう一度闘うことを楽しみにしています。勝って決勝トーナメントに行きます」
日下部竜也(大石道場)
「デビュー戦がSBなので、あの時のように思い切りやって絶対に勝ちたい」
元貴(立志会館)
「誰よりも練習してきた自信があるので、絶対に勝って僕がスターになります」
伏見和之(シーザー力道場)
「今回はSBの55kgトーナメントで、僕の相手はシュートボクサーではないので僕が勝たないといけない。KOを狙って全力で倒しに行きます」
藤本昌大(龍生塾)
「明日は他団体の選手が相手なので、SBの強さを見せたろか、と思います。必ずKOで勝って力の差を見せたい」
続いての質疑応答では、トーナメントで一番気になる選手は誰か、との質問が飛んだ。
村田
「8人のメンバーは全員最高のコンディションで当日を迎えると思うので、全員が強敵だと思います」
酒井
「特に他の選手のことは分かりませんが、一番分かるのが相手の伏見選手なので気になります」
尹戸
「同門が一人いるので、勝ち上がったら当たることになると思う。元貴選手と当たるのが一番楽しみです」
日下部
「まず明日の一戦が一番大事なので、藤本選手が気になります」
藤本
「日下部選手です。強い選手なので」
伏見
「同門の選手が一人います。高嶋選手。必ず彼は諦めずに決勝まで来てくれると思うので、決勝で迎え撃つ覚悟です」
元貴
「尹戸選手は同門ですから気になります。決勝で当たります」
次に、明日はどういう試合をしたいかとの質問。各選手は次のようにコメントしている。
村田
「自分にしか出来ない試合をします。日本の格闘技界はパンチ主体の選手が多いので、自分は蹴りを中心に闘って相手の腕を折る気持ちでいます」
酒井
「メインを喰うくらいの楽しい試合をします」
尹戸
「相手の高嶋選手とは昨年9月にやっているんですが、前回は微妙な判定勝ちだったので、今回はパンチでKOしたい」
日下部
「今まで通り、足を使って動いて盛り上がる試合をしてKOしたいと思います」
藤本
「お客さんのハートをつかむような試合がしたい」
伏見
「1Rから相手を見ることはせずガツガツ前へ出て、3Rフルに動けるスタミナを準備してきたので3R以内にKOします」
元貴
「必ずKOします」
また、『K-1甲子園』の常連選手で、プロデビューを2008年5月28日にSBのリングで飾っている日下部は、SBとK-1のルールの違いを聞かれると「練習は普段通りにやってきましたが、グラップリングシュートボクサーズに出稽古に行かせてもらって少しだけ投げと投げの防御を練習してきました」と明かし、SBルールに不安はないのかと聞かれても「特にないです」と強心臓ぶりを発揮した。
シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES開幕戦
維新-ISHIN-其の弐」
2010年4月11日(日)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:30
※スターティングファイトは17:00〜
<全対戦カード>
▼第11試合 エキスパートクラス 70kg契約 3分5R無制限延長R
梅野孝明(シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者)=69.95kg
VS
ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/ワンソンチャイ・ボクシング・プロモーション/WPKL世界ウェルター級&元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級&元WMC世界スーパーバンタム級王者)=69.45kg
▼第10試合 エキスパートクラス特別ルール 70kg契約 3分3R無制限延長R
宍戸大樹(シーザー/SB東洋太平洋ウェルター級王者)=68.15kg
VS
鈴木 悟(バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/元プロボクシング日本ミドル級王者)=69.6kg
▼第9試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
及川知浩(及川道場/SB日本スーパーフェザー級王者)=60.0kg
VS
パジョンスック・ポー.プラムック(タイ/ルンピニースタジアム認定バンタム級4位)=57.95kg
▼第8試合 エキスパートクラス特別ルール 70kg契約 3分3R無制限延長R
金井健治(ライトニング/前SB日本スーパーウェルター級王者)=70.0kg
VS
イ・スファン(韓国/韓国ジュニアウェルター&ミドル級二冠王者)=70.0kg
▼第7試合 レディースクラスルール 48kg契約 2分3R延長2R
渡辺久江(池袋BLUE DOG/初代DEEP女子ライト級王者)=48.0kg
VS
井川 恵(宮原道場/西日本グローブ空手女子軽量級王者)※当日計量
▼第6試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本スーパーフェザー級1位) =59.9kg
VS
歌川暁文(U.W.Fスネークピットジャパン/SB同級2位)=60.0kg
▼第5試合 スーパーバンタム級(55kg)王座挑戦者決定トーナメント1回戦 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
藤本昌大(龍生塾/SB日本スーパーバンタム級3位)=55.0kg
VS
日下部竜也(大石道場/K-1甲子園2008第3位)=54.65kg
▼第4試合 スーパーバンタム級(55kg)王座挑戦者決定トーナメント1回戦 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
高島龍弘(シーザー力道場/SB日本フェザー級3位)=57.0kg※再計量
VS
尹戸雅教(立志會館/SB日本スーパーバンタム級6位)=55.0kg
▼第3試合 スーパーバンタム級(55kg)王座挑戦者決定トーナメント1回戦 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級4位)=55.0kg
VS
メリー酒井(志村道場/HEAT 〜New age cup〜60kgトーナメント王者)=54.9kg
▼第2試合 スーパーバンタム級(55kg)王座挑戦者決定トーナメント1回戦 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
村田大輔(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級5位)=54.95kg
VS
元貴(立志会館/SB日本フェザー級4位)=55.0kg
▼第1試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
菅原悠次(シーザー力道場)=60.0kg
VS
池上孝二(及川道場)=59.85kg
<チケット料金>
RRS席15,000円(最前〜2列目:パンフレット付き)
RS席8,000円 SS席7,000円 S席6,000円 A席5,000円 B席3,000円
※当日券は各500円増し
<お問い合わせ>
シュートボクシング協会=TEL:03−3843−1212
●シュートボクシング2010年興行スケジュール
〜SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES〜
4月11日(日)東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の弐』
6月6日(日)東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の参』
9月18日(土)東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の四』
11月13日(土)東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の伍』
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