↑多くのプロ格闘家も参加した昨年の『格闘技の関西祭り』
格闘技も医学で強くなる時代! 医学と言っても怪我の治療に関することだけではない。二重作拓也氏(格闘クリニック代表、格闘技医学会医師)は、格闘技実践者としての経験とスポーツドクターとしての専門医学知識を融合させ、「強くなるための格闘技医学」「格闘家復帰のためのリハビリテーション」など格闘技に関する医学を研究・実践している格闘技ドクターである。
8歳の頃から空手を始め、中学時代には柔道も経験。17歳の時に日米大会高校生代表選手となり、『アメリカ空手オープントーナメント』に出場、大学時代はフリーで白蓮会館西日本大会に参戦して優勝も飾っている。研修医時代には新極真会の福島県大会優勝&全日本ウェイト制大会軽量級出場を果たすなどの活躍をした。
現在は選手としての経験と医学的知識を元に、「KO出来る攻撃とそうでない攻撃の違いは?」「格闘技で理想的な関節角度とは?」「少年に適したトレーニングとは?」など、格闘技や武道における医学的根拠や最先端のメニューを、格闘技を学ぶ人たちに紹介している。
そのドクター二重作氏が主催しているのが、最先端の格闘技医学トレーニングと、参加者同士の技術交流が合体した『祭り』シリーズ。東京、名古屋、沖縄など全国で展開され、K-1戦士やプロ格闘家、トップクラスの空手選手も参加しているこのイベントは、「強くなること」の本質と楽しさを再発見する「やる側」のお祭りだという。
6月20日(日)大阪・堺市立大浜体育館で開催される『格闘技の関西祭り2010』では、二重作氏のセミナーのほか、他流派ながら新極真会カラテワールドカップで優勝、“膝蹴り大魔王”の異名を持つ世界的空手家・宮野孝裕代表(宮野道場)や、総合格闘技王者になった浪速のスピードマスター・池本誠知代表(STYLE)ほか、関西から世界に飛躍したトップ選手が必殺技のワンポイントレクチャーを行う予定だ。
なお、このイベントの収益の一部は障害者格闘技基金に寄付されることが決まっている。
関西祭り実行委員会
「格闘技の関西祭り2010」
2010年6月20日(日)大阪・堺市立大浜体育館柔道場
<プログラム>
▼ジュニアの部 11:00〜13:00(受付10:20〜)
●格闘技医学
・成長に合わせた少年期のトレーニング
・家庭でできるスキルアップ
・怪我をしにくい身体の使い方 etc
●技術交流
・ジュニアライトスパーリング
・テクニック講座 etc
▼一般&女子の部 15:00〜18:00(受付 14:20〜)
●格闘技医学
・最強の関節角度で動作改善
・ノックアウトの解剖学
・選手生命を伸ばす方法
・パンチドランカー予防プログラム etc
●一流選手による技術講習
・膝蹴り講座 etc
●技術交流
・ライトスパーリング
・デモスパーリング etc
<対象者>
格闘技・武道実践者、指導者。
格闘技のジャンルや所属は問わない。
<参加費>
ジュニア(中学生以下)3,000円
一般・女子(高校生以上)4,000円
※ジュニアは、保護者2名まで付き添い無料。保護者の参加プログラムもあるので、必ず運動できる服装を用意のこと。
※一般・女子でも、ジュニアに参加することは可能
※一般・女子は高校生以上を対象。見学は禁止。
※特別割引(ジュニア2,000円、一般&女子3,000円)
特別割引は、指定の方(a関西祭り実行委員、b関西祭りサポーター)からの紹介の方のみ適応。特別割引の予約はaもしくはbの方に直接予約。当日紹介者の名前を申告のこと。
<予約方法>
・紹介のない場合→メール予約
kansai.festival.2010@gmail.com
1、氏名 2、年齢 3、格闘技の種類を記入の上、予約。
・紹介の場合→a.bの紹介者に直接予約。当日、受付にて確認。
<注意事項>
・全員参加型のイベントのため見学は原則禁止。
・プログラムは変更の可能性もあり。
・定員に達し次第予約受付締め切り。
・実践者は、運動に適した服装(ファスナー等ついていないもの)、タオル、グローブ、すね当て、サポーター、マウスピースなど軽いスパーリングができる用具を持参。 保護者も、運動できる服装を必ず持参。
・「怪我をしない・させない」意識を最優先で参加のこと。怪我等には万全を期すが、万が一の場合には応急手当までの対応となる。
・撮影はオフィシャル以外は禁止。
<会場へのアクセス>
電車:南海本線、堺駅南口を出て西方向、徒歩10分
車:国道26号線の大浜北町交差点を西側に曲がってすぐ。(駐車場は有料)
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