
7月16日(土)東京・有明コロシアムにて、FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜』の開催が決定した。
今大会では5月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『DREAM JAPAN GP〜2011 バンタム級日本トーナメント』1回戦&準決勝を勝ち上がった所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)と今成正和(Team Roken)による決勝戦、大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)vs山本篤(KRAZY BEE)の3位決定戦が行われる。上位3名が秋に開催を予定している世界トーナメントへの出場権を獲得できる。
2大タイトルマッチも決定した。DREAMライトヘビー級タイトルマッチとして、チャンピオンのゲガール・ムサシ(オランダ)に、これまでSRCで活躍していたアテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩(プレシオス)が挑戦。DREAMフェザー級タイトルマッチでは、チャンピオンの高谷裕之(高谷軍団)に、シドニー五輪レスリング日本代表の宮田和幸(Brave)が挑戦する。
4選手は5・29さいたまスーパーアリーナ大会のリングに上がり、それぞれコメントしている。
ゲガール・ムサシ
「私は長い間、日本で試合をしています。最初は2005年のDEEPでした。それからPRIDE、DREAM、K-1といろいろなリングで試合をしてきました。今、日本は厳しい時を迎えていますが、私はベストを尽くして試合をしたい。日本は自分の第二の故郷なので、また日本で自分の試合を見てもらいたいと思います」
泉浩
「今回、このようなチャンスをいただきありがとうございます。ゲガール選手は素晴らしいチャンピオンだと思います。そのチャンピオンと戦える機会をいただき興奮しています。その試合では日本の皆さんの力になるようなアグレッシブな試合をお見せします」
高谷裕之
「アメリカではつまらない試合をして(4月9日にカリフォルニア州で開催されたストライクフォースに参戦、2-1で判定負けを喫した)期待を裏切るような形になってしまったので、次は思い切り暴れてベルトを守るので見に来て下さい」
さらに、川尻達也(T-BLOOD)の参戦も決定。川尻も高谷が出場した同じストライクフォースでギルバート・メレンデスに1R3分14秒、TKO負けを喫しており、今回が3カ月ぶりの復帰戦となる。
対戦相手はヴィラミー・シケリム(ブラジル)。2008年4月にブラジルで修斗南米大陸ウェルター級王座に就き、2009年5月に初来日。当時の修斗環太平洋ウェルター級王者・遠藤雄介に一本勝ちし、同年10月にはバーリトゥードジャパンで冨樫健一郎にTKO勝ちで修斗世界ウェルターチャンピオンの座に就いた。さらに2010年5月、遠藤を返り討ちにして同王座を初防衛。ベルトはUFC参戦のため返上したが、日本では負けなしの戦績だ。今年1月にはUFCに初出場も果たしている(判定負け)。
川尻も5・29さいたまのリングに上がり、「格闘技を始めて2000年にデビューしてから、ずっと自分の階級で世界一を目指してきましたが、4月にメレンデスに何もできずに負けて、この辺が辞め時かなと思いました。
でも、日本全体が大変な中で格闘技も苦しい状態です。それでもスタッフ、関係者、ファンの皆さん、誰一人としてあきらめてないのに俺があきらめるわけには行かない。もう一度やります! シケリムをぶっ飛ばしてブラジルまで殴り飛ばして帰そうと思うので、ぜひ見に来て下さい」と復活宣言した。
FEG/リアルエンターテインメント
FIGHT FOR JAPAN
「DREAM JAPAN GP FINAL〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜」
2011年7月16日(土)東京・有明コロシアム
<決定対戦カード>
▼DREAMライトヘビー級タイトルマッチ
ゲガール・ムサシ(オランダ/王者)
vs
泉浩(プレシオス/挑戦者)
▼DREAMフェザー級タイトルマッチ
高谷裕之(高谷軍団/王者)
vs
宮田和幸(Brave/挑戦者)
▼ライト級ワンマッチ
川尻達也(T-BLOOD)
vs
ヴィラミー・シケリム(ブラジル/ノヴァウニオン)
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