▲1月2日に急逝した真樹日佐夫氏を偲ぶ会が開かれた。(右から2人目は真樹氏の兄である故・梶原一騎の未亡人である篤子さん)
漫画原作者・小説家で、世界空手道連盟・真樹道場宗師の真樹日佐夫氏を偲(しの)ぶ会が、2月4日(土)東京・青山葬儀所で行われ、関係者約1,000人が参列。故人を偲んだ。
真樹氏は1月2日の午後、神奈川県の逗子マリーナで自身が保有するヨットに乗船する前に倒れて意識不明となり、そのまま県内の病院に搬送され、急性肺炎のため17時34分に息を引き取った。
式典は徳光和夫が司会を務め、初代タイガーマスクの佐山サトル、映画監督の三池崇史、盧山初雄・極真館館長、添野義二・士道館館長らがお別れの言葉を述べた。松井章圭・極真会館館長や緑健児・新極真会代表を始めとする空手関係者、キックボクシングの藤原敏男会長、新日本プロレスの坂口征二相談役、猪瀬直樹・東京都副知事、ミュージシャンで俳優のジョニー大倉など、幅広いジャンルの参列者が集まり、故人の交友関係の広さを物語っていた。
真樹氏の兄・梶原一騎氏の未亡人である高森篤子さんは、「とにかく悲しいですね。生前は分かりませんでしたが、私が梶原の未亡人として頑張ってこられたのは彼(真樹氏)がいたからでした」とコメント。
式典は徳光さんの「肉体は天に召されましたが、真樹日佐夫の魂は永遠のものとして地上に残されました」との言葉で締めくくられた。
■佐山サトル(初代タイガーマスク)の挨拶
「非常に残念です。梶原先生と真樹先生はいつも親のように私を迎えてくれました。これからもお二人で天国からタイガーマスクをにこやかに見守って下さい」
■盧山初雄・極真館館長の挨拶
「見かけは怖いですが、照れ屋で優しく、思いやりのある先生でした。大好きな海で亡くなられたのは先生らしいと思います。先に逝かれた大山倍達先生、梶原一騎先生と一緒に空手談義に花を咲かせて欲しいと思います」
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