5月2日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックスでPANCRASE『ネオブラッド・トーナメント一回戦』が開催され、7月25日の決勝ラウンドに出場するライト級、フェザー級、それぞれ4名ずつ、計8名が決定した。
フェザー級には昨年の同階級の覇者・前田吉朗を擁するパンクラス稲垣組から藤本直治と藤原大地が出場した。藤原は村田卓見(A-3)に1R、守りに入る場面があったものの、2R序盤の膝蹴りで形勢逆転。一気に打撃で攻め込み、逆転勝ちした。一方の藤本は出見世雅之(和術慧舟會GODS)と対戦、2Rローブローの減点が判定に響き、1回戦で姿を消した。また山本篤(KILLER BEE)はセコンドに付いた山本KID徳郁(PUREBRED東京)を髣髴とさせるレスリング力と強力なパウンドでTKO勝利を収めた。ライト級の注目は宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)だ。組み技には定評のある西野からマウント、バックとポジションを奪い、パウンドで圧勝した。
また全試合終了後、その場で組み合わせ抽選会が行われ、決勝ラウンドの対戦カードが決定した。一回戦の試合結果、決勝大会の対戦カードの詳細は以下の通り。
PANCRASE「第10回 ネオブラッドトーナメント一回戦」
2004年5月2日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
<試合結果>
▼第12試合 ライト級トーナメント一回戦
○大場裕司(P'sLAB東京)
2R判定 3-0
●吉村直記(TEAM K.I.B.A)
▼第11試合 ライト級トーナメント一回戦
○宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
1R4分50秒 TKO ※パウンドによるレフェリーストップ
●西野聡(TEAM K.I.B.A)
▼第10試合 ライト級トーナメント一回戦
○NUKINPO!(P’sLAB東京)
2R判定 3-0
●佐藤力(SKアブソリュート)
▼第9試合 ライト級予選トーナメント決勝
○山田崇太郎(TEAM JUNKY)
不戦勝 ※宮下の骨折による棄権
●宮下トモヤ(B-CLUB)
▼第8試合 フェザー級予選トーナメント決勝
○出見世雅之(和術慧舟會GODS)
2R判定 3-0 ※2R、藤本にローブローによるイエローカード
●藤本直治(パンクラス稲垣組)
▼第7試合 フェザー級トーナメント一回戦
○山本篤(KILLER BEE)
2R1分57秒 TKO ※パウンドによるレフェリーストップ
●築城実(P'sLAB東京)
▼第6試合 フェザー級トーナメント一回戦
○藤原大地(パンクラス稲垣組)
2R判定 3-0
●村田卓見(A-3)
▼第5試合 フェザー級トーナメント一回戦
○田上洋平(HYBRID WRESTLING武∞限)
2R判定 3-0
●佐々木哲(A-3)
▼第4試合 ライト級予選トーナメント一回戦
○山田崇太郎(TEAM JUNKY)
2R判定 2-1
●寺岡章(GRABAKAジム)
▼第3試合 ライト級予選トーナメント一回戦
○宮下トモヤ(B-CLUB)
2R判定 3-0
●桜沢正己(team ROKEN)
▼第2試合 フェザー級予選トーナメント一回戦
○藤本直治(パンクラス稲垣組)
2R判定 3-0
●渡邊将宏(フリー)
▼第1試合 フェザー級予選トーナメント一回戦
○出見世雅之(和術慧舟會GODS)
2R判定 3-0
●長谷川匡志
(パンクラス稲垣組)
■決勝ラウンド対戦カード
▼フェザー級 準決勝
出見世雅之(和術慧舟會GODS)
VS
藤原大地(パンクラス稲垣組)
▼フェザー級 準決勝
田上洋平(HYBRID WRESTLING武∞限)
VS
山本篤(KILLER BEE)
▼ライト級 準決勝
大場裕司(P'sLAB東京)
VS
山田崇太郎(TEAM JUNKY)
▼ライト級 準決勝
宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
VS
NUKINPO!(P'sLAB東京)
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