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格闘技界に真のスーパーーヒロイン誕生！
ホール熱狂！辻結花、エリカに一本勝ち
「SMACK GIRL 2004 〜聖地凱旋〜」
スマックガール実行委員
2004年8月5日（木）東京・後楽園ホール
開場18：00 開始18：30
▼SGS特別ルール 5分3R
○辻 結花（総合格闘技闇愚羅）
一本 3R3分44秒 腕ひしぎ十字固め
●エリカ・モントーヤ（米国/ネクスト･ジェネレーション）
<試合展開>
1R、エリカが右のジャブから片足タックル。辻はしっかり腰を落としてがぶって、それを切るも、エリカは脇の下をくぐるように辻の後ろに付く。バックから振り回すようにテイクダウンしたエリカは足を辻の股の下にフックして完全にバックポジションを奪う。エリカは足をガッチリとクラッチしているにも関わらず、バックをキープ。コツコツとパンチを落としながらチョークを決める隙を伺う。
そして辻が頭を中に入れてインサイドガードに戻そうとする動きに合わせて腕十字の態勢へ。体重を掛けて潰そうとする辻の足をすくって、エリカはもう一度態勢を立て直すが、辻もセコンドの指示を聞きながら冷静に対処する。そし頭をエリカの足のクラッチの間にこじ入れてインサイドガードに戻すと、強烈な右ストレート。
足のクラッチを上げて三角や腕十字を狙うエリカに対して、辻は一旦、イノキ・アリ状態から担ぎパスを仕掛ける。終盤、スタンドに戻るとエリカは左ハイキック。辻もその打ち終わりを狙って右ストレートを放つ。
2R、打撃を嫌うエリカは完全に腰が引けてしまい、辻のパンチを簡単に受けてしまう。それでも組み付いてタックルにいくエリカ倒せないと見るやすぐに引き込んで得意のガードポジションへ。辻の右腕をかんぬきにとらえたエリカは、自分の左膝の下から左腕を通して辻の頭の後ろでクラッチしてオモプラッタや三角狙い。
しかし辻もバランスを崩さず、背筋を伸ばしてガードから立ち上がるとイノキ・アリ状態からパンチ、そして足を振ってパスガードを仕掛ける。一瞬、足を越されたエリカもすぐにエビでハーフに戻す。さらに辻がパウンドを打つ隙を狙ってガードへ。エリカの下からの腕十字狙いにすばやく対処する辻は立ち上がると今度はフットスタンプパスガード。疲れの見え始めるエリカだが、辻の股に潜るようにして、必死にガードポジションへ戻す。
3R、ゴング直後、辻のタックルでテイクダウンされたエリカだが、渾身の力を振り絞ってハーフからのアームロックで自分が後ろに回転するようにスイープ。そのまま上四方で押さえ込み、アームロックを狙いながらもう一度、腕十字を狙う。しかし辻はこのピンチも落ち着いて対処。インサイドガードに戻すと、イノキ・アリ状態から飛び込むようにパンチを打ちながら足を振って完全にサイドポジションで押さえ込む。
この絶好のチャンスに辻は慌てず、まずは自分の膝でエリカの頭を押さえつけて、上四方に回ると今度は辻が腕十字を仕掛ける。エリカも自分の足で辻の体を挟むようにしてディフェンスするが、肘が伸びてしまい遂にタップ！辻がエリカから関節技による一本勝ちという偉業を成し遂げた。
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▼SGS特別ルール 5分2R
○藤井 恵（ガールファイトAACC）
一本 1R40秒 チョークスリーパー
●松本裕美（PUREBRED京都）
<試合展開>
これが総合格闘技プロデビュー戦となるフジメグは落ち着いた様子でリングに上がると四方に礼。緊張しているような素振りは全くない。開始直後、右のジャブで距離を測りながら、松本がコーナーを背にしたタイミングを見て両足タックルで豪快にテイクダウンに成功する。
ハーフガードになったフジメグはパウンド有りルールを活かして、ポジションはお構いなしとばかりに鉄槌とパンチの連打。これを嫌った松本が片足タックルでテイクダウンしようとすると、すばやくバックに回ってチョークスリーパーへ。松本も体を左右に振りながら、首に回った腕を振りほどこうとするが、ガッチリ入っているため脱出できない。最後は半分落ちたようになり、レフェリーが試合を止めた。
「総合の先輩の松本選手に胸を借りるつもりで戦いました」というフジメグだが終わってみれば貫禄の秒劇。改めてポテンシャルの高さを見せ付けた。
試合後、フジメグは「本業はサンボや柔術だけど、タイミングが合えば総合の試合にもチャレンジしたい。やるんだったら今回と同じルールで」と、パウンド有りルールの試合について前向きなコメントを残した。
 ▼SGS公式ルール 5分2R
○高橋洋子（SOD女子格闘技道場）
TKO 1R4分23秒 レフェリーストップ ※スタンドでのパンチ
●唯 我（プロレスリング・ナイトメア）
<試合展開>
1R、リーチに勝る高橋が、右のローからワンツー。距離を詰めようとする唯我を前蹴りで突き放して、自分の距離を保って戦う。何度かテイクダウンを許した高橋だが、寝技時間制限のルールも手伝ってスタンドの展開が続く。
ラウンド中盤、高橋は左ミドルで唯我をコーナーに詰めると、ワンツーからのパンチ連打で遂にスタンディングダウンを奪う。ダウン後、必死に組み付こうとする唯我の両足タックルを切ると、亀の状態の唯我のボディに膝蹴りとサッカーボールキック。そしてスタンドに戻るとパンチの連打でレフェリーストップ勝ちを手にした。
 ▼SGS公式ルール 5分2R
○AKINO（プロレスラー/フリー）
判定2−1
●たま☆ちゃん（SOD女子格闘技道場）
▼The Next Cinderella Tournament決勝戦 SGS公式ルール 5分2R
○舞（パレストラ松戸）
判定 3−0
●川畑千秋（Red Devil KIS'S）
 ▼ＳＧＳ６人タッグマッチルール
○虎島尚子（RJW/Central）＆真武和恵（和術慧舟會東京本部）＆端貴代（和術慧舟會東京本部）
判定 3−0
●藪下めぐみ＆斎藤せり＆忍田なほみ（SOD女子格闘技道場）
 ▼BackDrop杯 ロイヤルスマック2004（時間差バトルロイヤル）
○藪下めぐみ（SOD女子格闘技道場）
一本 17分30秒 腕ひしぎ十字固め
●KAZUKI（フリー）
<敗退順>
１）ナナチャンチン ２分２１秒 腕ひしぎ十字固め
２）吉田正子 ２分４３秒 腕ひしぎ十字固め
３）稲葉陽子 ５分１７秒 腕ひしぎ十字固め
４）村野陽子 ５分２７秒 アキレス腱固め
５）おっさん ６分１３秒 腕ひしぎ十字固め
６）HARI １０分５７秒 スリーパーホールド
７）三谷弘子 １１分００秒 腕ひしぎ十字固め
８）１５ １３分３５秒 スリーパーホールド
９）浜島佳代子 １３分５９秒 送り襟締め
１０）井上明子 １５分３２秒 ネックロック
１１）近藤有希 １６分０７秒 腕ひしぎ十字固め
１２）KAZUKI １７分３５秒 腕ひしぎ十字固め
優勝 藪下めぐみ
▼ＳＧＳタッグマッチルール
○内藤晶子（RJW/Central） ＆大室奈緒子（和術慧舟會東京本部）
一本 1R4分39秒 腕ひしぎ十字固め
●川江礼子（S-KEEP/キックネス） ＆羽柴まゆみ（BBdoll）
▽フレッシュファイト
▼ ＳＧＳ公式ルール ５分２Ｒ
○金子和美（フリー）
一本 2R1分23秒 腕ひしぎ十字固め
●山田純琴（ｙ−ｐａｒｋ）
▼ＳＧＳ公式ルール ５分２Ｒ
○まりぃ０１５（Ｓ−ＫＥＥＰ）
判定 3−0
●長島佳代子（ｙ−ｐａｒｋ）
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