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【J-NETWORK】西山、フィクリ弟にKO勝ち。「日本最強を目指す!」

2004/12/05


J-NETWORK
「KICK SQUAD 6」

2004年12月5日(日)東京・ディファ有明
開場14:00 開始15:00

<全試合結果>

▼メインイベント(第13試合) 63kg契約3分5R
J-NETライト級王者
西山誠人(アクティブJ)
5R1分12秒 KO ※左の膝蹴り
IMTFオランダ・スーパーライト級王者
ムラッド・ティアルティ(オランダ/ムシド)

<試合展開>

 右肘を盛んに狙うムラッドだったが、「絶対に当たらないと思った」という西山は、しっかりと左のガードを上げてディフェンス。左右のローでムラッドの出足を止める。試合中盤から明らかにローのダメージが見えるムラッドは、右ストレートと右の肘だけの単調な攻めになり、徐々に西山がペースを掴む。4R、西山の右ストレートが連続でヒット。腰が落ちかけたムラッドだったが、何とか耐えてダウンは免れる。そして5R、一気にラッシュをかけた西山のローで、ムラッドは完全に両足が揃い、バランスを崩す。さらに畳み掛けようと、西山が間合いを詰めたところで、両者がロープに沿うように、マットに倒れこむ。その際、西山はムラッドの顔面に左の膝蹴り!これでムラッドはダウンを奪われ、立ち上がることが出来ず、西山のKO勝利となった。西山本人は「スリップした時に、蹴ってしまって申し訳ない。すっきり勝った気がしない」と納得のいかない様子。しかし審判団の「スリップの際に流れの中で出た技なので有効」という判断が妥当だろう。
 試合後、西山は「1年で4試合やってみて、『意外にやれるな』と思った。今年はベストコンディションじゃないまま、リングに上がったこともあったので、来年はベストコンディションで4試合やりたい」とコメント。また「同じ時代にキックをやっている人間として、誰が一番強いのかを確かめたい。自分がどれだけやれるのかを味わってみたい。J-NETWORKの中で外人とやるのもいいけれど、自分は最短距離で行きたいんで、他のリングで一人づつ上の人間を喰っていきたい」と語った。この日は対戦を要求している小林聡(藤原ジム)以外にも、大月晴明(AJジム)の名前を挙げた西山。是非、実現を期待したい。

▼セミファイナル(第12試合) サバイバルマッチ1
元MA日本フライ級王者
辻 直樹(山木)
1R2分8秒 KO ※左フック
J-NETバンタム級王者
牧 裕三(アクティブJ)

<試合結果>

 リベンジをもくろむ牧を辻が返り討ちにした。1Rからアグレッシブに前に出る牧。パンチ&ローで一気に攻め立てていく。しかし1ラウンド終盤、辻が牧の右ストレートに合わせてカウンターの左フック!これが牧のアゴを完璧に捉え、牧をマットに沈めた。

▼第11試合 67kg契約サバイバルマッチ1
全日本ウェルター級2位
金沢久幸(TEAM-1)
3R判定 3-0
J-NETウェルター級王者
SHIN(アクティブJ)

<試合展開>

 右のローを中心に攻める金沢は、1R終盤に、SHINの右のローに合わせたカウンターの右ストレート。SHINをダウン気味に吹っ飛ばす。その後も、ガードの甘いSHINに何度も右のパンチを当てダウンを奪い、文句なしの判定勝利を手にした。

▼第10試合 62.5s契約サバイバルマッチ1
MA日本ライト級7位
山本佑機(橋本道場)
2R1分26秒 KO ※右フック
J-NETライト級2位
サバーイ宏二(サバーイ町田)

▼第9試合 バンタム級サバイバルマッチ1
J-NETバンタム級5位
龍鬼神(アクティブJ)
3R判定 2-0
元MA日本バンタム級王者
松下ミツヤ(M-FACTORY)

▼第8試合 ヘビー級サバイバルマッチ1
MA日本キック
馬場伸孝(山木)
2R1分18秒 KO ※3ノックダウン
加瀬大策(ARMS)

▼第7試合 バンタム級サバイバルマッチ1
J-NETバンタム級6位
古谷繁明(ソーチタラダ渋谷)
延長判定 2-1
J-NETフライ級3位
中西志東(アクティブJ)

▼第6試合 54s契約サバイバルマッチ1
J-NETバンタム級4位
KENT(湘南格闘倶楽部)
2R2分31秒 TKO ※ドクターストップ
J-NETバンタム級7位
村松三之(レグルス池袋)

▼第5試合 ウェルター級サバイバルマッチ1
J-NET同級4位
左 禅丸(レグルス池袋)
延長判定 2-1
MA日本キック
山邊英人(山木ジム)

▼第4試合 58s契約サバイバルマッチ1
M-1
赤羽秀一(ウィラサクレック)
3R判定 3-0
J-NETフェザー級3位
黒田アキヒロ(サバーイ町田)

▼第3試合 ライト級 3分3R
藤原王子(レグルス池袋)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−28
芳野亮太(山木)

▼第2試合 ライト級 3分3R
小野祥宏(ソーチタラダ渋谷)
ドロー 判定0−0 ※三者とも30-30
池谷二郎(谷山)

▼第1試合 55.5kg契約 2分3R
成沢紀予(ソーチタラダ渋谷)
判定2−0 ※30−29、30−29、30−30
大沼慶子(シーザー)

▼フレッシュマンファイト第2試合 フェザー級 3分3R
木村敬明(レグルス池袋)
KO 1R1分48秒 ※3ダウン
下東勇真(サバーイ町田)

▼フレッシュマンファイト第1試合 フェザー級 3分3R
佐藤政人(ソーチタラダ渋谷)
判定3−0 ※30−26、30−27、30−27
原島祐二(山木)


【関連リンク】
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