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                            「TRIAL LEAGUE .1」 
                            TRIAL LEAGUE実行委員会/全日本キックボクシング連盟 
                            2005年3月20日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス 
                            開場13:30 開始14:00 
                           
                           ▼第9試合 ヘビー級 3分3R 
                            ○悠羽輝(ゆうき=大誠塾/100s)2勝1KO無敗 
                            判定2-0 ※29-28、28-28、29-28 
                            ●外岡真徳(正道会館/90s)1敗 
                             
                              正道会館の全日本大会で子安慎吾を破った実績のある、外岡がデビュー戦。迎え撃つは新空手重量級の新星・悠羽輝(ゆうき)。 
                             
                             1R、外岡は離れてローキック、遠距離から右ロングフックで切り込み、接近戦では悠羽輝のパンチをヘッドスリップでかわしながら左フックを入れていく。悠羽輝はローからパンチを狙っていくが、狙いすぎの感があり当たらない。 
                             
                             2R、外岡は右フックからのロー。よく見てパンチを当てて行く。悠羽輝は突っ込んで右ストレートを狙うもかわされ、打ち合いに持っていこうとしても外岡に足を使われて逃げられてしまった。 
                             
                             3R、外岡がややペースダウン。パワーに優る悠羽輝がパンチを一発当てて、外岡が真っ直ぐ下がったところへ連打を決めていき、右ストレートからの左フックでダウンを奪った。勝機を見出したところでの鋭いツメ。以後、外岡も逆転を狙って打ち合いを挑んでいくが、悠羽輝がこれを迎撃する形でパンチを当てていって凌いだ。最後は両者ともスタミナ切れでフラフラの状態だったが、最後まで闘いきった。 
                             
                           
                           ▼第8試合 ウェルター級 3分3R 
                            HIROAKI(峯心会/66・3s)3勝2KO1敗 
                            KO 3R2分26秒 
                            小宮隆司(AJKF/66・6s)1勝3敗 
                             
                              1Rから両者は足を止めて激しく打ち合う。小宮がパンチを当て、HIROAKIはパンチにヒザを混ぜながらの攻撃。小宮のパンチが正確にヒットしていく。 
                             
                             2R、なおも激しくパンチで打ち合う両者。その中でHIROAKIが、連打でダウンを奪った。両者ノーガードで打ち合い、共にクリーンヒットを生む。攻め込まれた小宮が一発を当てて攻め返し、今度はHIROAKIが一発を当て返して攻め返すという展開。 
                             
                             3R、やはりノーガードで打ち合いを展開する二人。しかし、HIROAKIがスタミナで上回った。連打にヒザを織り交ぜながら確実にダメージを与えて行き、しつこい連打に小宮の手数が減っていく。最後は右アッパーからの左ストレートで、小宮は力尽きるようにマットに沈んだ。 
                           
                            ▼第7試合 ミドル級 3分3R 
                            ○TATSUJI(アイアンアックス/72・1s)3勝1KO1敗 
                            KO 2R2分43秒 
                            ●平山貴一(和術慧舟會/71・7s)1勝2敗 
                             
                             R.I.S.E.を主戦場にしているTATSUJIが全日本キックに初参戦。対するは総合格闘家の平山だ。1RからTATSUJIは得意の回転の速いパンチで攻めて行く。ローから顔面へ連打、平山がガードを固めるとレバーブローを連打で叩き込む。平山は組み付くのが精一杯で、ほとんど手を出す事が出来ない。 
                             
                              2R、平山もフックを返していくが、TATSUJIの勢いを止める事が出来ない。TATSUJIは連打を上に集めてガードを上げさせてのレバーブロー、ローやボディで下を向くとフックの連打と徹底したパンチで揺さぶりをかけ、右ストレートでロープ際まで追い詰めて飛び込み様の右アッパー! これでダウンを奪い、立ち上がった平山にローからの右フックでトドメを刺した。 
                             
                             今大会のパンフレットには「門戸開放の新人戦から始まり、対抗戦、そして新人王トーナメントの開催。新しい時代に必要とされる新しい選手を育てるために、伝統ある全日本キックボクシング連盟は新しい挑戦をします」と大会のテーマが記載され、「今回のMVP選手には、さらに輝く事の出来る舞台、格闘技の聖地である後楽園ホールでの試合をお約束します」とある。 
                              
                             MVPは大会が終わる毎に実行委員会で選定される予定で、全日本キックの宮田興行部長は「悠羽輝選手はこれで二連続KOだからいい選手ですね。僕個人としては、TATSUJI選手がMVP候補。彼の試合を後楽園ホールで見てみたい。R.I.S.E.恐るべしです」と語った。 
                             
                             また、3・18後楽園大会よりグローブがレイジェスに全面的に変わった事で、「パンチ一辺倒の選手が多くなってきた。パンチでのKOが増えるのもいいんですが、キックも大事」とプラス面とマイナス面を指摘している。 
                             
                             
                             
                           
                           ▼エキジビションマッチ 3分1R 
                            前田尚紀(藤原/全日本フェザー級1位) 
                            ※EXのため勝敗はなし 
                            羽月カズヒロ(大誠塾) 
                             当初、羽月と対戦予定だったトシヒロ公正(藤原)が事故に遭い負傷。欠場が前日の計量後に決まったため、公式試合記録は羽月が不戦勝、トシヒロが不戦敗となる。 
                             
                          ▼第6試合 女子フライ級 2分3R 
                            ○星野久子(勇心館/49・2s)3勝無敗1分 
                            判定3-0 ※30-29、30-28、30-29 
                            ●林田昌子(藤原/50・2s)2敗 
                          ▼女子エキジビションマッチ 2分1R 
                            彩丘亜紗子(SVG) 
                            ※EXのため勝敗はなし 
                            高田 結(峯心会) 
                          ▼第5試合 女子バンタム級 2分3R 
                            ○杉貴美子(CUC/53・2s)3勝2敗2分 
                            判定2-0 ※30-29、29-29、30-29 
                            ●四十内としえ(青春塾/53・1s)2勝2敗 
                          ▼第4試合 ウェルター級 3分3R 
                            ○荒井崇志(GOLDEN FIST/66・6s)1勝1KO1敗 
                            KO 2R1分48秒 
                            ●川又恭平(大誠塾/65・9s)1敗 
                          ▼第3試合 女子55.5kg契約 2分3R 
                            ○成沢紀予(ソーチタラダ/54・7s)1勝3敗1分 
                            ドロー 判定1-0 ※29-29、30-28、29-29 
                            ●真(峯心会/55・5s)1敗1分 
                          ▼第2試合 ライト級 3分3R 
                            ○渡辺賢悟(大誠塾/60・8s)1勝 
                            判定3-0 ※29-28、30-28、29-28 
                            ●小助川公太(鷹虎/60・9s)2敗 
                          ▼第1試合 ライト級 3分3R 
                            ○板橋 寛(東京リゾート&スポーツ専門学校/60・8s)1勝 
                            判定3-0 ※28-27、29-27、29-27 
                            ●浦田大輔(大誠塾/59・1s)1敗  
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