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【パンクラス】井上、改めて菊地昭に挑戦/ネイサンは竹内を絞め落とす

2005/05/01



SEGA SAMMY Presents
「PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR」
パンクラス
2005年5月1日(日)神奈川・横浜文化体育館
開場16:00 開始17:00

<試合結果>
▼セミファイナル ウェルター級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
同級暫定王者
井上克也(和術慧舟會RJW)
TKO 2R4分33秒 ※スタンドのパンチによりレフェリーストップ
挑戦者・同級10位
アライケンジ(パンクラス)
<試合展開>
 北岡の欠場により、井上が暫定王者となり、ランキング10位のアライケンジがタイトルマッチに挑むという形になったこの試合。予想を超える激しい激戦となった。
 1R、開始直後アライのパンチが井上の顔面にヒット。井上は思わず腰から崩れる。そこに追い討ちをかけようとするアライだが、今度は井上の左ストレートが当たり、アライも腰が折れバランスを崩す。一旦距離を取る両者。左ストレートで飛び込む井上に対して、アライは右ローと右ハイキックを飛ばす。そしてラウンド終了間際、アライの右ストレートが井上の顔面を打ち抜き、倒れこんだ井上はガードポジションでディフェンス。ドント・ムーブ後に、立ち上がった井上はタックルでテイクダウンを狙う。このラウンドはアライが得意の打撃で井上を追い込んだ。
 2R、距離感が上手く掴めない井上に対し、アライの右ジャブが何度もヒット。さらに左ストレートで飛び込む井上に、アライは右アッパーを合わせる。これまで有効打のなかった井上だったが、アライにロープを背負わせると、左ストレートで飛び込んで打撃の打ち合いに。井上は左ストレートから右フックを返して、アライをぐらつかせる。そしてコーナーで組み合いになると、左目を腫らしたアライと、鼻から出血が見られる井上に、ドクターチェックが入る。再開後、再び打撃戦になると井上が左ストレートを当てて、そのままパンチの連打。たまらずタックルに入ったアライの体を潰した井上は、パンチを打ちながらバックに回ると引っこ抜くようにバックドロップへ。アライは井上に足をかけてそれを阻止。前転しながら井上の足を狙う。投げは失敗したものの、井上はアライの体を押しつぶしパウンド。何とか立ち上がったアライだったが、パンチのダメージが大きく足元がおぼつかない。井上はそんなアライをロープ際に詰めて左右の連打。棒立ちになったアライを見て、レフェリーが試合を止めた。
 暫定王者ながらタイトルを防衛した井上は「チャンピオンとして他団体の王者と戦ってみたい」と、改めて修斗ミドル級王者の菊地昭への対戦をアピールした。


▼メインイベント ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
第5代王者
ネイサン・マーコート(ハイ・アルティチュード)
TKO 3R2分10秒 ※チョークスリーパーによりレフェリーストップ
挑戦者・同級1位
竹内 出(SKアブソリュート)
<試合展開>
 1R、頭を振りながらパンチで前に出る竹内に対して、ネイサンは下がりながらパンチを合わせる。さらに竹内の頭が下がったところにヒザ蹴り。その後もネイサンは組み付いてくる竹内を首相撲に捉えると、ヒザ蹴りを叩き込んでいく。竹内は自ら引き込んで寝技に持ち込むが、引き込み際にネイサンにマウントを奪われてしまう。マウントになったネイサンは上から竹内のガードの間にパンチを落とす。ポジションを取られた竹内だったが自分の足を入れて、足関節へ。ヒールホールドで絞り上げると、ネイサンは竹内の体を蹴ってディフェンス。竹内はそのまま上のポジションを取り返し、パンチを落とす。
 2R、1R同様パンチで前に出る竹内はネイサンに組み付くと自ら引き込み。ハーフガードからネイサンの体を浮かせて、潜り込むようにスイープを仕掛ける。そして試合がスタンドに戻ると、疲れの見えるネイサンに対して、竹内が片足タックル。そのままテイクダウンを奪う。インサイドガードになった竹内はポジションをキープしながらパウンド。ネイサンは下から竹内の体を抱え込んでディフェンスに専念する。
 3R、パンチから組み付いた竹内が再び引き込みを見せるが、ここでネイサンがそのままマウントポジションへ。何とかポジションを返そうと暴れる竹内だったが、背中を見せたところで、ネイサンがバックポジションへ移行。間髪いれずにチョークスリーパーを極め、竹内を絞め落とした。
 タイトルを防衛したネイサンは「今後もパンクラスで試合をして、ファイターとして進歩していきたい」とコメント。戦いたい相手として過去にパンクラスに参戦経験があり、UFCのタイトルを取ったエバン・ターナーの名前を挙げた。


▼第5試合 ヘビー級 5分2R
野地竜太(パンクラスMEGATON)
KO 1R1分44秒 ※左フック
オー・ジン・チュル(韓国/ネオファイト)
<試合展開>
 1R、開始直後いきなりジンチュルの右ストレートが野地の顔面を捉え、野地はそのまま後ろに倒れこむ。野地は何とかガードポジションを取って、イノキ・アリ状態でジンチュルの攻撃を凌ぐ。しかしスタンドに戻ると、パンチの連打で前にでるジンチュルに対し、ディフェンス一辺倒の野地。ジンチュルはガードを固める野地に首相撲からのヒザ蹴り、さらに左右のフックを振り回す。野地も下がりながら左ミドル、そして前足へのローキックで状況を打破しようと試みる。そして野地は奥足へのローを効かせると、一気に間合いを詰めて左フック一閃!これがジンチュルのアゴを捉え、見事逆転KO勝利を飾った。


▼第4試合 ライトヘビー級戦 5分2R
同級6位
渡辺大介(パンクラスism)
判定 2-0
白井祐矢(アンプラグド国分寺)
<試合展開>
 1R、左右のローを飛ばす白井。前に出てプレッシャーをかける渡辺に対して、左のジャブを付きながら渡辺の周りを回るように動く。白井は時折右ハイキックを織り交ぜ、右ストレートを狙うが渡辺はしっかりとガード。逆に白井のパンチの打ち終わりを狙った、渡辺のパンチが当たり始める。そして白井にロープを背負わすと、渡辺は右ストレートで飛び込んで一気に間合いを詰める。
 2R、渡辺のプレッシャーに下がるようになった白井は手数も減り始める。一方徐々にペースを掴み始めた渡辺は白井が前傾姿勢になったところで飛びヒザ蹴り!これは完璧にヒットしなかったものの、この一発で更に白井の出足が悪くなる。そのまま渡辺がパンチで白井にプレッシャーを与え続け、試合終了となった。有効打こそなかったものの、渡辺が2-0で判定勝利を収めた。




▼第3試合 ウェルター級 5分3R
同級3位
長谷川秀彦(SKアブソリュート)
一本 1R1分59秒 ※アキレス腱固め
関直喜(フリー)
<試合展開>
 1R、パンチで前に出る長谷川に対して、関はそれを突き放して左フック。それでも前に出る長谷川はタックルから寝技に引き込む。イノキ・アリからローを飛ばす関。長谷川は下からそのローを掴むと、片足タックルへ移行。そして関の左足をロックすると、自ら引き込んでアキレス腱固めへ。最後は腹ばいになって足を絞り上げ、宣言通り関節技による一本勝ちを上げた。
 試合後マイクを握った長谷川は「今日ウェルター級のタイトルマッチがあるけれど、本当にベルトを価値を高めたいんだったら、タイトルを防衛した方は僕と試合してください」と、王座挑戦をアピールした。


▼第2試合 ライト級 5分2R
矢野卓見(烏合会)
一本 2R3分48秒 ※アームバー
NUKINPO!(パンクラスP'sLAB東京)
<試合展開>
 前回同様、いつもの半身&ノーガードではなく、右のガードをしっかり上げて、オーソドックスに構える矢野。今回は積極的にローも飛ばしていく。なかなか間合いを詰められないNUKINPO!は、パンチのフェイントからタックルでテイクダウンを奪うものの、グラウンドで有効なパンチを落とす事が出来ない。そして2R、矢野はNUKINPO!のタックルに対してアームロック。そのまま腕を取ると、自らガードポジションを取って肘を極めた。


▼第1試合 ウェルター級戦 5分2R
石毛大蔵(SKアブソリュート)
判定 3-0
長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA)
<試合展開>
 しっかりとガードを上げて前に出ながらパンチを打つ長岡に対し、石毛はガードを低くし、前後の出入りで上手く自分の距離を保つ。石毛は伸びる右ストレートを武器に、完全に打撃戦を支配。左ジャブのフェイントで裏拳を叩き込むなど、多彩な技を見せる。2Rになると石毛は組み付いてくる長岡に対して首相撲からのヒザ蹴り。首相撲を嫌って体が伸びた長岡を足払いでテイクダウンするなど、石毛は最後まで長岡にペースを掴ませず、フルマークの判定勝利を収めた。

【関連リンク】
≫PANCRASE公式サイト
 

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