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【ZST】前田日明が来場!メインのタッグでは勝村がレミギウスから一本 

2005/05/03



ZST事務局「ZST.7」
2005年5月3日(火・祝)ZeppTOKYO
開場16:30 開始17:30
<決定対戦カード>
▼フェザー級 タッグマッチ 3本勝負
所英男(STAND)&勝村周一郎(勝村道場)
時間切れ 1−0 ※13分3秒 勝村がレミギウスから三角絞めで一本
レミギウス・モリカビュチス(リトアニア)&エリカス・ペトライティス(リトアニア)
<試合展開>
 先発は所とエリカス。OFGを付けず素手の所は、エリカスに右ストレート&左フック気味の掌底を叩き込む。対するエリカスもパンチで応戦。所をロープ際まで追い詰める。しかしエリカスとの距離が近づくと、所は四つ組からテイクダウン。サイド→マウントとポジションを変えて、エリカスのブリッジ・立ち上がり際に三角絞めへ移行。足を深くクラッチして極めの態勢を作るものの、エリカスはリトアニア人のパワーを見せつけ、所の体を高々と持ち上げて、自陣コーナーでレミギウスとタッチする。

 左のインローを飛ばすレミギウス。所は片足タックルでテイクダウンを狙うが、レミギウスは腰を突き出してそれを切る。そして所の体が離れるとすかさずヒザ蹴り!所はレミギウスに背中を見せて、前転しながら自陣コーナーに戻り、勝村とタッチ。

 レミギウスとは初対戦となる勝村は、レミギウスの打撃をかいくぐってタックル。テイクダウンできないと見るや引き込んで、下から足関節を狙う。しかしレミギウスはすぐに体を起こして、足を引っこ抜いて距離を測り、スタンドを要求する。立ち上がった勝村は所とタッチする。

 半身に構える所に、レミギウスは左ハイキック。所も負けじと右ハイキックを飛ばし、両足タックルでテイクダウンを狙う。しかし所は頭が下がっているため、レミギウスにタックルを簡単に切られる。これに対し所はビクトル式の足関節へ。反転して逃げようとするレミギウスからバックを奪いチョークを狙うも、レミギウスは横転しながらエリカスとタッチし、ピンチを逃れる。

 エリカスのヒザ蹴りに対して、掌底を合わせる所だが、打撃の打ち合いの中で、エリカスの左フックが顔面にあたり、思わず足元がよろける。何とかタックルでダメージをごまかそうとするものの、エリカスはそれを切って、首相撲からのヒザ蹴りを叩き込む。所はエリカスに背を向けたまま、勝村とタッチする。これを見たエリカスもレ
ミギウスとタッチ。どうやらリトアニアチームは、エリカスが所を、レミギウスが勝村を相手にする作戦のようだ。

 先ほどと同じように、レミギウスの打撃を避けてタックルに入る勝村は、無理にテイクダウンを狙わずに引き込んでグラウンドへ持ち込む。もちろんレミギウスもこれには付き合わない。そして両軍タッチし、試合は所×エリカスへ。

 果敢に打撃で打ち合う所はエリカスにテイクダウンを許すも、すぐに下から腕十字&オモプラッタを狙う。しかしエリカスはまたしても驚異的なパワーで腕を引っこ抜くと、所をコーナーに詰めてパンチの連打。所が胴タックルでエリカスを押し込んでいったところで、エリカスがレミギウスとタッチ。所は勝村とタッチせず、そのままレミギウスと所のマッチアップとなる。

 所はカニバサミを見せてから片足タックル。そのままテイクダウンを奪い、サイドポジションを取る。レミギウスは所をブリッジで跳ねのけて、すぐに立ち上がる。ポジションこそ逃げられた所だったが、レミギウスの立ち上がり際を狙って足関節へ。レミギウスは所の体を引きずりながら、「極まってないよ」と言わんばかりのジェスチャーを見せて、エリカスとタッチする。 エリカスのパンチに押し込まれながれる所だったが、何とかそれを耐えて、勝村とタッチ。勝村とレミギウスとのマッチアップとなる。

 これまでタックルを仕掛けてきた勝村は、レミギウスに飛びついてガードを取ると、柔らかい体を生かしてオモプラッタ気味のアームロックへ。レミギウスは体を反転させてこれを凌ぐと、すぐにエリカスへタッチする。勝村も所タッチ。

 試合時間が長い所は若干疲れの色を見せるものの、エリカスのパンチに胴タックルで組み付くと、豪快な投げでテイクダウン。マウントポジションから腕十字、そしてバックからチョークスリーパーを狙うものの、リトアニア人チームのコーナーに近いため、なかなか極められない。 エリカスとタッチを受けてリングに入ったレミギウスは、所に強烈なヒザ蹴り。これは胸元に入ったため、KOにはならなかったものの、所はかなりバテバテ。レミギウスから両差しを奪うも、テイクダウンまでつなげる事が出来ず、何とか勝村とタッチする。

 しかし所の頑張りで体力を温存していた勝村は、レミギウスのヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウン。一度はレミギウスに立たれるものの、今度は引き込みからレミギウスの頭を抱えて三角絞めへ!腰を上げて自陣コーナーに逃げようとするレミギウスだったが、勝村はレミギウスの足を抱えてそれを阻止。リング中央でガッチリと三角絞めを極めて、レミギウスから一本勝ちを奪った。

 この時点で残り時間は2分弱。完全勝利を目指し、エリカスを二人で相手にすることになった日本チームは、まず所がリングイン。掌底で激しくエリカスと打ち合い、場内を沸かせる。しかしエリカスも意地を見せて、所にヒザ蹴りの連打。所はエリカスに背中を見せて、勝村とタッチ。勝村の左ハイキックやパンチでエリカスを攻め立てる。最後は所×エリカスとなったところで試合終了となった。

 レミギウスを極めた勝村は「今日はレミギウスを見に来たファンも多いと思いますけどすいません。勝っちゃいました」と照れ笑い。そしてタッグパトーナーの所に対してリベンジを宣言、前田日明氏が来場をしてることもあって「リングスルールでやらせてください」とアピールした。

 そして会場から大アキラコールが起こると、前田日明氏がリングイン。「これからはHERO'SとZSTでいい関係を築いていきたい」と語った。




▼ウェルター級シングルマッチ 5分3R
小谷直之(ロデオスタイル)
※試合直前、野沢がドクターストップにより試合出場不可能
野沢洋之(STAND)


 リングに上がった小谷は「今日アップが終わった後で、試合がなくなったことを知らされました。僕は7月に試合が出来て準備はしているんで、前田さんよろしくお願いします」とコメント。7月に予定されている「HERO'S」への参戦をアピールした。



▼フェザー級シングルマッチ 5分3R
大石真丈(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
時間切れドロー
植村"JACK"龍介(P'sLAB東京)
<試合展開>
 1R、グラップラーの印象が強い両者だが、試合序盤は意外にも打撃戦に。植村が果敢にパンチで前に出ていき、オーソドックススタイルからワンツーを打っていく。対する大石は植村をコーナーに詰めて、テイクダウンを狙うも、植村がグラウンドで上になる。そして大石の寝技を嫌ってか植村が立ち上がり、試合はスタンドへ戻る。積極的にパンチを打つ植村。しかし右ミドルを打ったところで、大石にそれをキャッチされ、テイクダウンを許す。グラウンドで上になった大石は植村の脇を差して、上から植村の奥の腕をロックしてパスガード狙い。植村は必死に足を利かせてそれを阻止する。大石はハーフガードまで持っていくと、上半身を固めて足を抜きにかかる。そしてラウンド終盤、植村の腕をロックしてからのパスガードでついにサイドポジションを奪取。しかし残り時間が少なく、極めることが出来ない。

 2R、パンチで前に出て行く植村だが、1R同様右ミドルを大石にキャッチされテイクダウンを許す。サイドから腕十字を狙う大石は、タックルに切り返そうとする植村に横三角。そのまま大石ががぶる態勢となり、バックへ回り両足を植村のまたにフックする。体を半身にして足のフックを振りほどいた植村だが、上のポジションをキープするのは大石。パスガードに成功すると、再び大石は横三角。先程と同じような動きでバックを奪うも、ここでも植村を極めることが出来ない。

 3R、コンパクトなパンチを打つ植村だが、大石はそれをしっかりガード。タックルで植村をコーナーまで押し込むと、植村のアームロックを潰して、バックポジションを奪う。植村は仰向けになり、足を一本入れてハーフガードに戻すものの、大石のパスガードを凌ぐことで精一杯。攻めの形を作ることが出来なかった。


▼ライト級シングルマッチ 5分2R
奥出雅之(ゴールドジムサウス東京)
時間切れドロー
セルゲイ・グレイチコ(リトアニア)
<試合展開>
 "リトアニアサンボ界の超新星"と紹介されたグレイチコだったが、期待されたようなビッグインパクトを残せなかった。1R、引き込んだ奥田にいきなり三角絞めを極められかけるグレイチコ。これを引っこ抜いたグレイチコは、イノキ・アリ状態からパスを狙う。奥田は体を起こして立ち上がるが、グレイチコはすぐにタックル。亀になった奥田からバックポジションを奪う。しかしチョークを狙ったところで、奥田がグレイチコの体を前に振り落とす。グラウンドで上になった奥田はハーフガードからアームロック狙い。足を抜いてマウントをポジションを奪うも、ガッチリと脇を締めてガードを固めるグレイチコを崩すことが出来ない。2R、1Rでガス欠気味のグレイチコはタックルに入るも、そこからテイクダウンできずに、自ら引き込むという展開が続く。有利なポジションを取り続ける奥田だったが、グレイチコも関節技では危ない場面を作らせず。結局、両者決め手に欠き、ドローとなった。


▼ヘビー級シングルマッチ 5分2R
渡辺悠太(チーム・アライアンス)
KO 1R1分13秒 ※飛びヒザ蹴り
増田裕介(AACC)
<試合展開>
 「SWAT」では僅か5秒でKO勝利を収めている増田。対する渡辺はすでに本戦デビュー経験があるものの、試合内容はよくなく、同門の宮川博孝に「ミスター泥試合」というありがたくないニックネームを貰ったとのこと。
 1R、パンチで組み付こうとする増田に対して、渡辺は距離を取ってパンチ。それでも突っ込んでくる増田に対して、首相撲からのヒザ蹴りを打つ。その後も執拗に首相撲からのヒザ蹴りを狙う渡辺に対し、徐々にパンチの手数も減り、後退する増田。そしてそこに渡辺の飛びヒザ蹴りがドンピシャでヒット!フロントチョークの形に入った渡辺だったが、飛びヒザが入った時点で増田は意識が飛んでおり、鮮やかなKO勝利を飾った。


▼ウェルター級シングルマッチ 5分2R
佐東伸哉(P'sLAB東京)
一本 1R24秒 ※裸絞め
高橋祐規(SKアブソリュート)
<試合展開>
 ジムの会員に「なんでZST本戦に出れるんですか?」と聞かれ、紹介VTRでもしょっぱいキャラを全面に押し出されていた佐東だったが、この日は物凄い試合をやってのけた。パンチで前に出てくる高屋に対して右フック一閃。ダウン気味に倒れる高屋のバックについて、チョークスリーパーで絞め落とし、わずか23秒の秒殺勝利を収めた。試合後は"小さなランペイジ"NUKINPO!と共にリング上で記念撮影。佐東は「ようやく手に入れたZSTレギュラーの座を簡単には渡さないぞ!」とマイクアピールした。


▼フェザー級シングルマッチ 5分2R
矢島雄一郎(禅道会)
一本 1R3分29秒 ※裸絞め
宮川武明(P'sLAB横浜)
<試合展開>
 1R、素手の矢島は掌底を打ちながら宮川に組み付くと、そのまま引き込んでガードからスイープ。下になった宮川はラバーガードからの展開を狙うが、宮川は頭を起こして距離を取ると、イノキ・アリ状態から足首を持ってパスガードを狙う。宮川も足を利かせてそれを阻止するが、矢島は膝でガードを割ってサイドポジションを奪う。ニーオンザベリーから腕十字を狙う矢島は、亀になった宮川にチョークスリーパー。マウントポジションを取らせる形で逃げる宮川だったが、矢島は再びサイドから腕十字を狙い。宮川が亀になったところで今度はガッチリとチョークスリーパーを極めた。




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