ニュージャパンキックボクシング連盟
「INFINITE CHALLENGE Ⅶ～無限の挑戦～」
2005年7月23日（土）東京・後楽園ホール
開場16：45 開始17：00
 ▼メインイベント NJKFライト級タイトルマッチ 5回戦
○桜井洋平（B・Freely/NJKFライト級王者）
判定 2-0 ※49-49、49-48、49-48
●山本雅美（北流会君津/NJKFライト級2位）
＜試合展開＞
試合開始前から両選手の応援団から洋平コール、
雅美コールが起こり、リングアナウンサーの声もかき消されてしまうほど、熱気に包まれたまま試合のゴングが鳴らされた。
1R、桜井が右ミドルからの左フックで、山本が尻餅を付くもダウンにはならず。その後も右ストレートで飛び込んで膝蹴りを狙う桜井だったが、有効打はない。対する山本は前蹴りと左のローを返す。
2R、山本の桜井の奥足を狙う左ローが徐々に当たり始め、桜井は1Rのような連打が出なくなる。3R、桜井は右ミドルを飛ばして、右ボディストレートから左フック。山本はしっかりとガードを固めて、しつこく左ローを繰り返す。この左ローで桜井の体が流れ、桜井はローを嫌がる素振りを見せる。
 4R、このラウンドで一気に試合が動く。パンチから接近した桜井が膝蹴りを効かせると、そのままパンチのラッシュ。ロープを背負ってガードを固めて亀になる山本に、左フック、右アッパー、右のボディストレートガードを構わずパンチを浴びせかける。しかし桜井はここで山本を仕留め切れない。逆に山本は桜井の攻めを凌ぐとタイミングよく左ハイキック！ぐらつく桜井にすぐさま右ハイキックを返し、すぐに組み付いて膝蹴り。これで桜井は眉間をカット、ドクターチェックに向かう際も足元がおぼつかずダメージが残っている様子。しかし再開後、桜井は右ミドルを連発し、山本に追撃を許さない。
5R、先に仕掛けたのは山本、左右のミドルを飛ばしていく。しかし桜井は気力を振り絞って右ローとミドルを連打。これまでのダメージを感じさせず、攻めの手数を止めずに攻め続ける。山本も必死にパンチを打ち返していくが、桜井は前蹴りとミドルで上手くそれを捌いて、決定打を許さず。桜井が激闘を制し、初防衛に成功した。
 ▼セミファイナル 日本・タイ交流戦 53.52kg 5回戦
○タップナー・シットロムサイ（タイ/ラジャ・Sフライ王者＆WMC・Sフライ級王者）
KO 1R1分48秒 ※左ストレート
●童子丸（キング/NJKFバンタム級1位）
＜試合展開＞
国崇へのリベンジを目論む童子丸。今年3月にはタノーチャイを判定で下し、さらなる強豪ラジャ現役王者のタップナーに挑んだのだが…
1R、左ミドルとローを飛ばすタップナー。パンチの打ち合いの中で左ストレートを放つと、これが童子丸の顔面を捉えいきなりのダウン。何とか立ち上がった童子丸だが、ダメージは大きい様子。逆にタップナーはここで一気に勝負を賭け、左ミドルを飛ばすと、両腕でガードを固める童子丸に狙い済ました左ストレート。これで童子丸が二度目のダウン。再開後、タップナーが放った3度目の左ストレートが突き刺さり、童子丸がまさかの3ノックダウン、秒殺KO負けを喫した。
 ▼第10試合 54kg契約 5回戦
○国崇（拳之会/NJKFバンタム級王者）
KO 1R2分34秒 ※左ボディフック
●若林直人（岩瀬/NJKFバンタム級6位）
＜試合展開＞
「MACH55」での藤原あらし戦での敗北以来、公約通り名字の"藤原"を取って、リングネームを国崇とした藤原国崇。復帰戦ではその強さを見せ付けた。
1R、左のジャブから左ボディを効かせた国崇は、すかさず右のミドル。若林をコーナーに詰めて、顔面にパンチを集めると、ガラ空きになった若林のボディに強烈な左フック。これでダウンを奪った国崇は再開後、同じように顔面へのパンチとボディへのコンビネーションで2度目のダウンを奪うと、最後は3度めの左ボディフックでダウンを奪い、若林をマットに沈めた。
▼第11試合 日本・タイ交流戦 54kg契約 5回戦
△米田貴志（OGUNI/NJKFバンタム級2位）
判定 0-0 ※50-50、50-50、50-50
△ヨックノイ・シラッピッ（タイ/ラジャ・Sフライ級）
▼第9試合 フェザー級 5回戦
○中須賀芳徳（OGUNI/NJKFフェザー級3位）
判定 3-0 ※50-46、50-46、50-47
●RYU（上州松井/NJKFフェザー級7位）
▼第8試合 ライト級 5回戦
○ミシマ（格闘道場G-1/NJKFライト級4位）
KO 1R1分50秒 ※左ストレート
●秀策（OGUNI/NJKFライト級5位）
▼第7試合 55.5kg契約 5回戦
○国分省吾（OGUNI/NJKFフェザー級6位）
KO 4R59秒 ※右ストレート
●TSUYOSHI（PIT/NJKFフェザー級7位）
▼第6試合 フライ級 3分3R
○西村 勝（ESG）
判定2－0 ※30－29、30－30、30－29
●薩摩サザ波（TARGET）
▼第5試合 フェザー級 3分3R
○久保優太（立川KBA）
KO 3R1分56秒
●小猿（健心塾）
▼第4試合 ウェルター級 3分3R ※ヒジなし
△渡辺雅和（チームドラゴン）
判定1－0 ※29－29、30－30、30－29
△菊地宣顕（ESG）
▼第3試合 フェザー級 3分3R
○竹蓋正博（ARMS）
KO 1R2分55秒
●スリラー英男（OGUNI）
▼第2試合 ライト級 3分3R
○谷 拓也（一心館）
判定3－0 ※三者とも30－29
●一輝（OGUNI）
▼第1試合 フェザー級 3分3R
○大津鉄二（OGUNI）
KO 2R2分09秒
●ジャイアン（健心塾）
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