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                            MA日本キックボクシング連盟 
                            「DETERMINATION-9 6階級タイトルマッチ」 
                            2005年11月6日(日)東京・ディファ有明 
                            開場15:30 開始17:00
                           
                          ▼メインイベント(第11試合) MA日本ライト級選手権試合 3分5R 
                            ○木村 允(土浦/王者) 
                            KO 4R2分35秒 ※3ノックダウン 
                            ●ナックルユウジ(契明/同級2位) 
                            ※木村が5度目の防衛に成功。 
                             
                             1Rに木村が右ローからの左ストレートでダウンを奪った。しかし、ナックルが左右のストレートで反撃、木村を仰け反らせる場面も。木村はなぜか倒し急ぎ、動きがガチャガチャでらしくない。 
                           2Rにも右ボディストレートを決めてダウンを奪ったが、攻め疲れでスタミナ切れ。ナックルのパンチをもらう場面もしばしばあり、攻め切ることが出来なかった。 
                           倒しあぐねた木村だったが、4Rにボディブローで2度のダウンを奪い、最後はナックルをコーナーに詰めてボディブローとヒザのラッシュで一方的に攻め込み、スタンディングダウンを奪ってKO勝ちを収めた。 
                          ●木村のコメント 
                            伊藤隆に続くスターになって他団体を攻める 
                            MAは舐められてるから他団体に出て行きます 
                            「バッテンです。全然ダメ。最低限勝つのが当たり前だけど。蹴りが出なかったし、パンチをもらいすぎた。(パンチをもらったのは)全部、頭で受けてたから大丈夫だったんですけど、全然反応できなくて。きつかったですね。2Rにダウンを獲った時点で行かなきゃだめだよな〜。そう思ったでしょう? 思われたら気体に応えるのがチャンピオンですからね…行かないと。苦戦ですよ。 
                             
                             相手のストレートが見えなくて、(体ごと来てたから)大振りだけど正確さがあった。もらったら倒れるほどの威力がありました。ミドルのタイミングが合わなかったので、いいや、ローでコツコツ行こうと思いました。しょっぱかったですね。今年の初っ端から転んだのが(J-NETの西山にTKO負け)ちょっと…試合感覚もどうかなって。 
                            (倒し急いでいたのは?)いや、セコンドから“これ倒さないと引退だぞ”とか“他団体狩りツアーできないぞ”とか急かすから(笑)。アイツも気合い入ってるから、ボディブローで立ってきて。ああいうのを押さえ込むチャンピオンにならないといけませんね。倒すの急ぎすぎました。 
                             
                             俺って意外と詰めるのをやらないんですよね。隙を見てヒジ、ミドルなんで詰めるというのを練習でもやった事がないんです。だから今日は“どうしよう…”って(笑)。チャンピオンになってから覚える事が100個くらいあって大変です。ストレートを受けに回っちゃって、行くときに行けなかったのでバテました。練習不足もありましたね。若造には負けられない、舐めんなよって気持ちでやってましたけど、若い連中も伸びてきてますね。来年は他団体にも勝負に行きたいし、若い連中の壁にもなりたい。 
                             
                             はっきり言って残り時間が少ないので、ここら辺で勝負をかけないと。MA舐められてるんで行きます。西山選手に負けて、“MAの木村だから”と言われました。舐められてますよ。これまではMAの看板選手と思ってなかったけど、やっぱり看板になっちゃうから。伊藤隆さんに続くスターになって、他団体を攻めていきます!」 
                          ▼セミファイナル(第10試合) MA日本スーパーフェザー級選手権試合3分5R 
                            ○小石原勝(習志野/王者) 
                            判定3−0 ※49−48、49−47、50−48 
                            ●中西一覚(谷山/同級1位) 
                            ※小石原が初防衛に成功。 
                             
                             1Rから前へ出て攻める小石原。右ミドルを中心に、右ストレートとローで倒しに行く。中西も伸びのあるストレート攻め込み、一進一退の攻防が続く。4Rに小石原がストレートの連打を浴びて動きが止まり、ヒジで頭部をカットされる場面もあったが、小石原は右ミドルから右ストレートのコンビネーションで攻撃の手を休めず。両者とも前に出ての倒し合いの末、小石原が勝利を収めた。 
                             
                          ▼第9試合 MA日本フライ級選手権試合3分5R 
                            ○森田晃允(橋本/同級1位) 
                            KO 2R1分0秒 ※3ノックダウン 
                            ●小暮正祥(土浦/王者) 
                            ※森田が第13代王座に就く。 
                             
                            “MAの暴君”森田が、1年前に王座奪取目前にしながら反則大暴走で手に出来なかった王座を獲得した。序盤は動きが固く、小暮のミドルとパンチをもらってしまった森田だが、1R終了間際に一発の右フックでダウンを奪ってエンジンがかかった。2Rには連打でダウンを奪い、左フックでダウンを追加、最後もパンチで豪快にKOして「次はJ-NETのチャンピオンとやりたい!」と、高らかに“フライ級日本最強決定戦”をアピールした。 
                             
                          ▼第8試合 MA日本ウェルター級暫定王者決定戦3分5R 
                            ○水町 浩(士魂村上/同級1位) 
                            KO 1R1分43秒 ※飛びヒザ蹴り 
                            ●山崎道明(東金/元・三階級王者) 
                            ※水町がウェルター級暫定王座に就く。来年6月2日に正規王者の白須康仁と王座統一戦。 
                             
                             水町が左フックからの飛びヒザ蹴り一発でベテランをKO。山崎は担架で運ばれるほどのダメージを負った。 
                             
                          ▼第7試合 MA日本ヘビー級王座決定試合3分5R 
                            ○神谷友和(橋本/同級1位) 
                            判定3−0 ※50−44、49−45、50−44 
                            ●中井利樹(武勇会/同級4位) 
                            ※神谷が第5代王座に就く。 
                             
                             神谷が1Rにダウンを1回、2Rに2回ダウンを奪って大差の判定勝利を収めた。  
                          ▼第6試合 MA日本ミドル級王座決定試合3分5R 
                            ○長浜あらし(武勇会/同級1位) 
                            KO 1R2分57秒 ※ハイキック 
                            ●森 脩(谷山/同級2位) 
                            ※長浜が第7代王座に就く。 
                             
                            ▼第5試合 オープニングゲーム ライト級 3分3R(延長最大2分2R) 
                            ○マキ・ランサヤーム(タイ/真樹ジムアイチ/元ルンピニー・ライト級1位) 
                            判定2-0 ※30-29、30-30、30-29 
                            ●山本佑機(橋本道場/MA日本スーパーフェザー級4位) 
                             
                             
                            ▼第4試合 ウェルター級 新人王トーナメント決勝 3分3R(延長1R) 
                            ○河野雄大(武勇会) 
                            判定2-0 ※30-28、30-29、30-30) 
                            ●兵頭和幸(武勇会)  
                            ※優勝は河野、準優勝は兵頭 
                          ▼第3試合 ライト級 新人王トーナメント決勝 3分3R(延長1R) 
                            ○菅原勇介(山木ジム) 
                            判定3-0 ※30-28、30-28、30-27 
                            ●近藤一輝(真樹ジムアイチ)  
                            ※優勝は菅原、準優勝は近藤 
                          ▼第2試合 バンタム級 新人王トーナメント決勝 3分3R(延長1R) 
                            ○YUSHIN(ワイルドシーサー沖縄) 
                            KO 3R2分09秒 ※左ミドルキック 
                            ●野口清文(マイウェイジム) 
                            ※YUSHINが優勝、野口が準優勝 
                          ▼第1試合 フェザー級 3分3R 
                            ○田中秀和(橋本道場) 
                            判定2-0 (30-29/30-29/30-30) 
                            ●RIOT(ワイルドシーサー沖縄)  
                            
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