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                            ZST事務局「ZST.8」 
                            2005年11月23日(水・祝)東京・ZeppTOKYO 
                            開場16:30 本戦開始17:30 
                          <試合結果> 
                           ▼メインイベント GT-F選手権試合 GT-Fルール 5分2R+3分1R 
                            ○所英男(リバーサルジム/王者) 
                            一本 1R2分27秒 ※膝十字固め 
                            ●ジェイソン・ラインハート(アメリカ/挑戦者) 
                          <試合展開> 
                             
                             Tシャツを客席に投げ入れ、自分が着ていたタンクトップを引きちぎるなど、プロレスラー顔負けのパフォーマンスを見せるラインハートに対し、所はベルトを肩にかけて静かな入場。 
                           1R、序盤はレスリングの組み手争い。パワーで優るラインハートが所のバランスを崩し、片足タックルでテイクダウンを狙うものの、所は簡単にテイクダウンを許さない。逆に所は自ら飛びつき系の技でラインハートをグラウンドに持ち込もうとするものの、ラインハートはそれに付き合わない。しかし2分過ぎ、ラインハートがタックルで所からテイクダウンを奪うと、所はすかさず下から足関節。ラインハートの動きに合わせて、ヒールホールドやアンクルホールドなど次々と足関節を仕掛け、最後は膝十字固めでタップを奪った。 
                           リング上でマイクを握った所は「もうちょっとZSTらしい試合をしたかったんですけど、うまい具合に極まってしまいました。ラインハート選手は力が強くて怖かったんですけど、勝ててよかったです。3周年の記念大会でメインを務めるのは不思議な感じなんですが、これからもZSTに感謝しつつ頑張っていきたいと思います。僕のホームリングはZSTです」と、ZSTへの想いを語り、3周年大会を締めくくった。 
                            試合後のインタビュースペースで、大晦日Dynamite!!について質問を受けた所は「お祭りなんで誰が相手でも構いません。K-1さん、前田さん、ZSTが選んでくれた相手であれば、二つ返事でOKします」と語り、対戦相手に関しては「祭りっぽく普段は実現できないカードがいいですね。以前、ボブ・サップやチェ・ホンマンが相手でも構わないと言いましたが、その気持ちは変わりません。本当にオファーが来れば、やるつもりです。タイタンファイトで100kgくらいの相手ともやってますし」とコメント。 
                           インタビューに同席した前田日明氏は「日本人、外国人含めて何人か候補がいますが、今の所君だったら誰が相手でも一方的にはやられないでしょう」と語った。 
                           ▼セミファイナル フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R+3分1R 
                            ○大石真丈(K'zFACTORY) 
                            一本 2R44秒 ※横三角絞め 
                            ●奥出雅之(ゴールドジムサウス東京) 
                          <試合展開> 
                           1R、奥出の片足タックルに対し、スピングチョークを狙った大石。奥出はこれに素早く反応し、自らガードポジションを取る。そしてすかさず足関節へ。しかし大石が立ち上がって脱出する。 
                           スタンドに戻ると、右ミドルや胴廻し回転蹴りなど、アグレッシブに攻める奥出は、タックルを潰されてもすぐに動いて、下からヒールホールド、膝十字。スタンドに戻ってもバックを取らせてからのアームロックなど、果敢に攻め続ける。ラウンド終了間際に、奥出の足関節をディフェンスした大石がバックから腕十字を狙うも、奥出のクラッチを切ることが出来ない。 
                           アグレッシブな動きで1Rを互角に渡り合った奥出だったが、2R開始直後、片足タックルに入ったところで、大石がカウンターの横三角絞め。これがガッチリと極まり、大石が粘る奥出からタップを奪った。 
                           ▼第4試合 フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R+3分1R 
                            ○勝村周一朗(勝村道場) 
                            一本 1R4分21秒 ※腕ひしぎ十字固め 
                            ●キット・キウ(アメリカ) 
                          <試合展開> 
                           1R、いきなり右アッパーで突っ込んでいたキウはガードを固める勝村に左右のフックを連打。勝村のテイクダウンを許すも、すぐに立ち上がり完全にスタンドでの勝負を要求する。 
                           パンチを振り回すキウに、コンパクトにジャブを突く勝村は左ストレートから飛び膝蹴りなど大技を披露。飛びつき三角でキウをグラウンドに引きずり込むと、キウの立ち上がり際を狙ってテイクダウン。バックを奪うと、中学生の頃からの得意技でアメリカでエディ・ブラボーに教わったというグラウンドコブラ(!)を仕掛ける。 
                           これがかなり深く入っていたものの、なかなかタップしないキウに対し、勝村は腕十字に移行しキッチリ一本勝ちを収めた。 
                          ▼第3試合 ライト級シングルマッチ ZSTルール 5分2R 
                            ○佐東伸哉(P'sLAB東京) 
                            一本 2R2分47秒 ※アームロック 
                            ●金原正徳(総合格闘技武蔵村山道場) 
                          ▼第2試合 クルーザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R 
                            △渡辺悠太(A-スクエア) 
                            時間切れドロー 
                            △大類宗次郎(SKアブソリュート) 
                          ▼第1試合 フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R 
                            △川名蘭輝(ロデオスタイル) 
                            時間切れドロー 
                            △小澤健一(パレストラ八王子) 
                             
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