STUFF「G-SHOOTO JAPAN 04」
2006年3月11日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
<試合結果>
▼メインイベント ウェルター級 5分2R
○マルース・クーネン(タツジン・ドージョー)
一本 1R39秒 ※腕ひしぎ十字固め
●高橋洋子(SOD女子格闘技道場)
<試合展開>
高橋は今日もドラゴンボールのOP曲、孫悟空のコスプレで入場。クーネンのセコンドにはマルタイン・デ・ヨング。
1R、いきなりパンチで前に出る高橋は四つでテイクダウンを奪う。しかしクーネンはすぐに下から高橋の腕を持って三角絞め。体を起こして逃げようとする高橋だったが、クーネンは高橋の腕が伸びたとみるやすぐに腕十字に移行し、秒殺勝利を収めた。
▼第5試合 エキシビジョンマッチ 5分1R
―藪下めぐみ(SOD女子格闘技道場)
エキシビジョンのため勝敗なし
―MIKU(クラブ・バーバリアン)
<試合展開>
藪下がジャイアントスイングを繰り出せば、MIKUも足元へ滑り込んでの足関節など派手な技で応戦し、観客を魅了した。
休憩明け、ストロー級トーナメント2回戦進出者が挨拶。
「今日も試合を見ていて怖いなと思ったんですけど、負けるために出るわけじゃないんで、今度はきっちり勝ちます」(村上真穂)
「このベルトを守りたいと思います」(吉田)
「どんな戦いをするか分かりません。いっぱい食べて頑張ります」(永易加代)
「たくさん練習して頑張ります。試合に向けて苦手な部分をもっと練習します」(玉田)と意気込みを語った。
▼第4試合 ストロー級プラストーナメント1回戦 5分2R
△吉田正子(NATIVE SPIRIT)
判定 1−0 ※19−19、20―18、19―19
△瀧本美咲(禅道会)
<試合展開>
1R、吉田が鋭い踏み込んでワンツー、距離が出来ると右ローを飛ばし、果敢に手数を出して攻める。組み付かれるとすぐに引き込む吉田。しかしここで瀧本が反則となるグラウンドでの打撃により減点1となる。ブレイクによる再開後、再び引き込んだ吉田はヒップスローでスイープ。瀧本もすぐに下から足を引っ掛けて、スタンドへ戻す。吉田が引き込みから三角絞めを狙ったところでゴング。
2R開始早々、瀧本がタックルでテイクダウン。下からオープンガードで攻める吉田に対して、瀧本は足関節を仕掛ける。ブレイク後、瀧本は左のジャブを当てて連打、吉田はすぐに引き込む。瀧本は吉田の三角絞めを担いでパス狙い。吉田が立ち上がってスタンド勝負となると、互いにパンチが当たる激しい打撃戦。しかし決定打はなくドローに終わった。第3試合同様、抽選となり吉田が2回戦に駒を進めた。
▼第3試合 ストロー級プラストーナメント1回戦 5分2R
△玉田育子(AACC)
判定 1−0 ※19−19、19―19、20―19
△兼谷絵里(和術慧舟會A-3)
<試合展開>
1R、ジャブを突いて前に出る玉田が、兼谷の蹴り足を掴んでテイクダウンを奪う。玉田は兼谷の体の下で、兼谷の右手を掴んでパスガードを狙う。しかしここで兼谷が三角絞めへ。かなりクラッチが深いものの、玉田は入っている腕の方に回ってクラッチを切って逃げる。兼谷はクローズガードからの仕掛けで玉田を攻める。
2R、玉田が首相撲で兼谷をコントロール。兼谷がタックルに入ったところで、フロントチョークへ。しかし兼谷はセコンドの指示通りに頭を抜いてディフェンスする。ブレイクによる再開後、玉田が果敢にチパンチで攻め込むが、兼谷も右ストレートを返す。玉田にテイクダウンを許した兼谷は、ハーフネルソンからスイープを狙う。どちらも決め手に欠き、試合はドロー。抽選により、玉田がトーナメント2回戦に駒を進めた。
▼第2試合 グラップリングマッチ バンタム級 5分2R
○SAYAKA(AACC)
ポイント 8−1
●服部愛子(ALIVE小牧)
<試合展開>
1R、まずはレスリングの組み手争い。SAYAKAが前に出てプレッシャーをかける。コーナーで四つの状態が長く続くが、SAYAKAが飛びつき十字。腕をクラッチして立ち上がる服部だったが、SAYAKAはすぐに足関節へ。膝十字を仕掛けるも極まらない。しかしトップポジションで服部に1Pが入る。
2R、四つの状態からSAYAKAが投げでテイクダウンを奪い、トップポジションで1Pで奪取。足を一本抜いてハーフで更にポイントを追加する。一度はガードに戻されたSAYAKAだったが、服部の足を振ってパスガードし、サイド、マウント、バックとポジションを変えて、一気にポイントで服部を突き放す。そして残り30秒、SAYAKAはバックから腕十字を極めかけるなど、終始試合を試合配した。
▼第1試合 クラスC+ バンタム級 5分2R
○せり(SOD女子格闘技道場)
判定 3−0 ※20−18、20―17、20―18
●大山葉子(総合格闘技道場コブラ会)
<試合展開>
1R、せりがロートパンチのコンビネーションで攻め立て、組み付こうとする大山を右アッパーの連打でダウン寸前まで追い込む。せりは大山にロープを背負わせて右ストレート。大山のタックルを切ってスタンドを要求する。その後もせりが打撃を嫌がる大山を右ストレートで攻める。
2R、打撃を嫌って果敢にタックルを仕掛ける大山だったが、グラウンドには持ち込めず、首相撲から引き込んでフットチョークを狙うも極まらない。対するせりは1R同様、右ストレートと右アッパーで攻め込み、判定勝利を収めた。
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