極真会館
「2006第2回国際青少年空手道選手権大会」
2006年4月9日(日)千葉・幕張メッセイベントホール
開会式11:20 試合開始11:40
▼スペシャル・ワンマッチ/国際空手道連盟試合ルール・3分−2分−2分
○アンドリュース・ナカハラ(極真会館ブラジル支部)
優勢勝ち ※3Rにナカハラが技有り
●池本 理(極真会館兵庫支部)
昨年5月に開催された世界ウェイト制大会、中量級チャンピオンのナカハラ(大写真・左)が1年ぶりの来日で、どんな試合を見せるのか、ファン・関係者注目の一戦。
1R、お互い様子を見る静かなスタートだったが、終盤池本が突きの回転を上げていくのに対し、ナカハラは強烈なストレート、下突きで反撃。得意の上段廻し蹴りも繰り出して優勢に。1Rの判定は4-0でナカハラ。
2R、なんとか挽回したい池本だったが、ナカハラはラウンドハウスキック(延髄蹴り)、サッカーのオーバーヘッドキックを横にしたような回転蹴りなどの足技を駆使して観客を魅了。2Rの判定は0-0。
最終3R、池本が勝つためには審判の4本以上「支持旗本数」を取らなければならず、一発逆転に賭けたいところだったが、ナカハラは強烈な突きで池本の動きを止めると、得意のブラジリアンハイキックを噴射。池本はストンとマットに腰を落とし、これが技有りとなって試合は決定的な展開に。立ち上がって反撃を試みるが、ナカハラもラッシュして無念のタイムアップ。
04年全日本ベスト8で、昨年の全日本大会では田中健太郎と好勝負を繰り広げた池本だったが、無情にも世界の壁にハネ返された。一方、この1年でさらなる成長を見せたナカハラは、世界重量級王者エヴェルトン・テイシェイラに次ぐ、ブラジルNo.2の存在感を空手母国に強烈に印象づけた。
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