5月7日(土)東京・新宿FACEにて、G-STYLE主催『G-SHOOTO JAPAN 05』が行われた。
メインでは急遽決まったビッグカード、藪下めぐみ(SOD女子格闘技道場)とロクサン・モダフェリ(和術慧舟會)の一戦は、ロクサンが藪下を終始圧倒。スタンドの打撃では効果的に右ストレートを当て、藪下に投げられはするものの、寝技の攻防では必ず有利なポジショニングをとる。
1Rにはガードからのヒップスローで、2Rには藪下の一本背負いを潰して、バックポジションを奪ったロクサンが、亀になってブレイクを待つ藪下にパンチの連打を落とし続け、大差の判定勝利となった。
ストロー級プラストーナメント準決勝を勝ち上がったのは玉田育子(AACC)と吉田正子(NATIVE
SPIRIT)。
玉田は永易加代(パラエストラ東京)を相手に一進一退の攻防を繰り広げ、ドローの末、抽選による決勝進出。対する吉田はリーチを生かしたパンチとガードからの攻めで村浪真穂(東和術慧舟會トイカツ道場)を判定で下した。
決勝の組み合わせが決まり両者がリングに上がると、玉田は「ずっと気になっていたんですけど、吉田選手が持っているベルトが欲しいです」と、吉田が服飾関係の専門学校を卒業する際に作ったというベルトを要求。すると吉田は「卒業の記念をとられたくないんで、どうしても死守したい」と、”思い出の品”の防衛を誓った。
G-STYLE「G-SHOOTO
JAPAN 05」
2006年5月6日(土)東京・新宿FACE
試合開始18:30
<全試合結果>
▼第6試合 クラスB 62kg契約 5分2R
○ロクサン・モダフェリ(アメリカ/和術慧舟會)
判定 3-0 ※20-18、20-18、20-17
●藪下 めぐみ(日本/SOD女子格闘技道場)
▼第5試合 クラスC+ ストロー級プラストーナメント準決勝 5分2R
○吉田 正子(NATIVE SPIRIT)
判定 3-0 ※20-19、20-18、20-19
●村浪 真穂(和術慧舟會トイカツ道場)
▼第4試合 クラスC+ ストロー級プラストーナメント準決勝 5分2R
△玉田 育子(AACC)
判定 0-0 ※19-19、19-19、19-19
△永易 加代(パラエストラ東京)
※抽選により玉田が決勝進出
▼第3試合 グラップリング フライ級 5分2R
○MIKU(クラブ・バーバリアン)
一本 1R3分28秒 ※腕ひしぎ十字固め
●海老原 まどか(パラエストラ柏)
▼第2試合 クラスC+ 51kg契約 5分2R
△瀧本 美咲(禅道会)
判定 0-1 ※19-20、19-19、19-19
△ゆうこ(東京/パラエストラ八王子)
▼第1試合 クラスC+ 47kg契約 5分2R
○山田 よう子(日本アームレスリング連盟)
一本 1R10秒 ※腕ひしぎ十字固め
●安才 梓(禅道会六本木道場)
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