2006年11月19日(日)、白蓮会館主催『第22回全日本空手道選手権大会』が大阪府立体育会館で開催された。
注目の重量級、北島悠悠(ゆうゆう)は怪我を押しての強行出場。しかし、一本勝ちこそかなったものの自力の違いを見せ決勝進出。決勝戦は昨年同様新井創人(はやと)との戦いとなったが、本戦4-0で勝利し連覇を達成した。今後は来年行われる新極真会世界大会の選抜試合に焦点を定め、他流派初の世界大会出場を目指す。
中量級は『北の狼』川本守が二年ぶりに復活V、19回大会の軽量級に続き2階級を制覇した。また決勝戦で先輩の川本に敗れるも昨年王者の久保秀樹をベスト16で、準決勝で白蓮中量級世界王者の平木博仁を破った小樽支部の新鋭北濱精悦は今大会の台風の目となった。
軽量級は三浦克仁と成田知巳の戦いとなったが、途中成田の突きが首に当たり三浦が転倒。診断の結果試合続行不可能となり成田の失格負けに。試合を有利に進めていただけに後味の悪さが残る幕切れとなった。その他試合結果は以下の通り。
白蓮会館主催
「第22回全日本空手道選手権大会」
2006年11月19日(日)大阪・大阪府立体育館
<大会結果>
●軽量級
優勝 三浦克仁(チーム乱)
準優勝 成田知巳(総本部)
3位 赤松宏太(山梨支部)、西森聖臣(義道会館)
●中量級
優勝 川本 守(小樽支部)
準優勝 北濱精悦(小樽支部)
3位 日野雅仁(山形支部)、平木博仁(池田支部)
●重量級
優勝 北島悠悠(岸和田支部)
準優勝 新井創人(横浜北支部)
3位 宇田幸太(総本部)、山下敦央(内田塾)
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