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                           DEEP事務局 
                            「club DEEP東京&フューチャーキングトーナメント2006」 
                            2006年12月9日(土)東京・新宿FACE 
                            開場13:00 第一部開始13:30 第二部開始18:00 
                            
                             
                            ▼メインイベント 5分2R 
                            ―クリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミー) 
                            ノーコンテスト ※偶発的なグラウンドでの蹴りで恩田が試合続行不可能 
                            ―恩田剛徳(CMA 拳術会) 
                             
                              1R、左ミドルを蹴っていく恩田に対して、クリスチアーノは左フックから右ストレートを放つ。さらにクリスチアーノは左右のストレートで前に出てヒザ蹴り! これが恩田の顔面を捉えて、恩田は大きくバランスを崩す。すかさず左右のパンチを当てるクリスチアーノ。恩田はそのまま尻餅を付いて後方に倒れこむ。 
                             
                             するとここでクリスチアーノが反則となるサッカーボールキック! タイミング的には流れの中での偶発的なものではあったものの、レフェリーはストップではなく反則をコール。微妙なタイミングであったため、VTRで再確認という処置がとられたが、クリスチアーノの反則という裁定は変わらず。この蹴りで恩田は試合続行不可能になってしまい、ノーコンテストという結末を迎えた。 
                             
                           
                            
                             
                          ▼セミファイナル 5分2R 
                            ○小見川道大(吉田道場) 
                            判定 3−0 
                            ●青木隆明(空手道禅道会長野県本部) 
                             
                              1R、青木はヒザ蹴りと左ミドル。パンチ主体で突っ込んでくる小見川に左ミドル、左ハイキックを当てる。小見川は青木の蹴り足をとってテイクダウンを奪うと、すぐに足関節を仕掛ける。アキレス腱固めやヒールホールドを狙う小見川だったが、青木は長い手足を使ってそれをディフェンスする。 
                             
                             さらに青木はガードポジションから小見川の脇をくぐるようにバックを狙い、小見川の左腕をカンヌキに捉えて腕十字へ! 極まりはしなかったものの、一瞬、ヒヤッとするシーンであった。 
                           
                              
                             ブレイクによる再開後、左ミドルを蹴る青木に対して、小見川は左右のフックで前に出る。そこから組み付いて投げでテイクダウンを奪うものの、青木はブリッジでポジションを返してブレイクを待つ。スタンドになると右フック、左ストレートを当てる青木。しかし小見川もすぐにパンチを返す。 
                           2R、小見川のブロックの間に右アッパーを突き上げる青木。しかし小見川に組み付かれると、簡単に引き込んでしまう。下から腕十字を狙う青木だったが、小見川はそれをディフェンスし、担ぎパスガードを仕掛けながらパウンド。さらに横田戦でも見せた上から両腕で相手のヒジを極めるアームバー! かなりえげつない角度で青木の腕が伸びたが、青木は何とか脱出。足関節の取り合いになったところでブレイクとなった。 
                           再開後、小見川のタックルにカウンター気味の左ミドルを当てた青木。しかし小見川はそのままタックルで青木をテイクダウン、インサイドガードからパンチを落とし、この態勢のまま試合終了となった。判定は3−0で小見川、潜在能力の高さを見せた青木ではあったが、一歩及ばなかった。 
                           
                            
                           
                           ▼第9試合 5分2R 
                            ○アンドレイ渡辺(A-SQUARE) 
                            TKO 1R2分18秒 ※レフェリーストップ 
                            ●大堀竜二(R-BLOOD) 
                             
                             アンドレ・ザ・ジャイアントの入場曲でリングに上がったアンドレイ渡辺。試合前から大堀を睨み付けんばかりの気合の入りようだ。そして試合が始まるとアンドレイは、渡辺のテイクダウン狙いを阻止し、左ストレートを当てる。何とかタックルに入る大堀だったが、ダメージは明らか。亀になる大堀に渡辺がパンチを集めて、試合を終わらせた。 
                             
                           
                            ▼第8試合 5分2R 
                            ○安藤 純(超人クラブ) 
                            TKO 1R1分1秒 ※レフェリーストップ 
                            ●窪田幸生(坂口道場) 
                             
                             1R、頭を下げてパンチで突っ込む窪田に対して、安藤は首相撲からのヒザ蹴りを放っていく。一度は安藤をテイクダウンした窪田だったが、安藤はすぐに立ち上がってグラウンドの攻防を許さない。すると安藤がパンチで前に出て、窪田に右フック、左ストレート、右フックを立てて続けに当てる! 崩れ落ちる窪田。安藤が追撃のパンチを落としたところで、レフェリーが試合をストップ。安藤が格上の窪田に完勝した。 
                           
                           ▼第7試合 5分2R 
                            ○柴田正人(U-FILE CAMP.com) 
                            TKO 2R2分13秒 ※レフェリーストップ 
                            ●マッスルヒラヌマ(club EDO) 
                             
                              共にスーパーヘビー級同士の巨漢対決、しかも偶然にも両者とも黄色いコスチュームだ。試合はいきなり激しい殴り合いで幕開け、ヒラヌマの右フックが柴田の顔面を捉える。しかし柴田は胴タックルでヒラヌマをコーナーに押し込むと、片足タックルでテイクダウンを奪う。柴田はヒラヌマの動きをコントロールし、常にグラウンドでいいポジションをキープし、パウンドで確実にダメージを与えていく。そして2Rに入ると柴田がテイクダウンからマウントを奪い、そこからパウンドの連打。動きの止まったヒラヌマを見て、レフェリーが試合を止めた。 
                           
                            ▼第6試合 5分2R 
                            △宮本優太朗(ビバリーヒルズ柔術クラブ) 
                            判定 1−0 
                            △長堂嘉夢(CMA 戦ジム) 
                             
                             1R開始同時に宮本がパンチで前に出る。が、長堂が打ち返して逆に押していくと、宮本はパンチ狙いからタックル狙いに切り替える。宮本がテイクダウンに成功し、上になるもインサイドガードから攻めることが出来ずに初回終了。2Rもパンチの攻防からテイクダウンに行った宮本だが、抑え込むも極めにいくことが出来ない。スタンドに戻ると投げやねじ伏せてとにかくテイクダウンする宮本。しかし、両者とも決め手がなくドローに。 
                             
                           
                            
                           
                           ▼第5試合 5分2R 
                            ○梅田恒介(R-BLOOD) 
                            判定 3−0 
                            ●伊藤有起(A-SQUARE) 
                             
                             1Rはテイクダウンした梅田がずっとトップをキープ。パンチを入れつつ足を払っての強いパウンドを打ち込む。終盤には腕十字を仕掛けていったが、体勢を作るまでには至らなかった。2Rも梅田がパンチを入れてテイクダウン、終始トップをキープする。マウント、バックマウントを奪い、アームロックに切り替えして立ち上がった伊藤を再びテイクダウン。マウントを奪って首や腕を狙ったが、上をキープしたままゴングを聞いた。 
                             
                           
                           
                             ▼第4試合 5分2R 
                            ○薩摩竜仁(BLUE DOG GYM) 
                            判定 2−0 
                            ●寺田 功(A-SQUARE) 
                             
                              1R、薩摩がテイクダウンや背中に飛び乗ってのスリーパー狙いなど優勢に進めたが、バックを奪ってジャーマンを仕掛けたところで寺田に上を奪われてしまい、上になってパウンドを打ち込んでも腕十字に切り返される。薩摩はニーオンザベリーからマウントを奪ったり、いい場面が何度も訪れるが切り返されてしまう詰めの甘さ。後半は両者ともパンチ勝負。 
                             
                             2Rは薩摩が3回もテイクダウンに成功したが、上になるのは寺田。ラスト1分、マウントを奪われた薩摩がマウント返しに成功、上になるもスタミナ切れでパウンドが続かず。逃げようとする寺田を抑え込んで、判定2-0で辛くも勝利した。 
                           
                            
                           ▼第3試合 5分2R 
                            ―ナ・ムジン(CMA KOREA) 
                            ノーコンテスト ※偶発的なローブローによりムジンが試合続行不可能 
                            ―加藤 実(フリー) 
                             
                             フックを振り回してムジンが突進、組んで足掛けからテイクダウン。上になって鉄槌を落とすが、加藤がしっかりと抱え込んで単発で終わらせてブレイクとなった。フックで追い回すムジンに、加藤がセコンドからの「自分から行け!」の声を聞いてパンチからローキック。しかし、このローがローブローになってしまい、うめき声を上げてムジンが倒れてしまった。 
                             
                             一度は1R2分30秒の時点で、ムジンの回復を待って試合順を入れ替えることになったが、第6試合が終わっても負傷が回復せず、ノーコンテストとなった。 
                             
                           
                           
                              ▼第2試合 フューチャーキングトーナメント ミドル級決勝 
                            ○大類宗二郎(SKアブソリュート) 
                            TKO 1R1分49秒 ※レフェリーストップ 
                            ●阿部祐一朗(パラエストラ小岩) 
                             
                             スタンドでパンチ、キックの応酬をした両雄、大類がパンチで倒してロープ際で一気にパウンド連打。レフェリーがストップし、速攻劇で大類がフューチャーキング・トーナメント82kg以下級で優勝。セコンドの長谷川秀彦と共に記念撮影に収まった。 
                             
                           
                           
                              ▼第1試合 フューチャーキングトーナメント ウェルター級決勝 
                            ○北崎鎮(禅道会広島) 
                            TKO 1R2分00秒 ※レフェリーストップ 
                            ●渡辺良知(AACC) 
                             
                             序盤は渡辺がスタンドのパンチで前に出て、北崎がテイクダウン。一度目は自分から離れてスタンドに戻ったが、首相撲のヒザ蹴りから再びテイクダウンを奪い、着地と同時にパウンドの雨! この速攻がズバリと決まり、レフェリーがストップして北崎がフューチャーキング・トーナメント76kg以下級で優勝。 
                              
                           
                            ※ライト級決勝はミノル・タヴァレス・ツチヤ(HARD COMBAT)VSデルモ・ガイ(フリー) 
                            ※フェザー級決勝は北田俊亮(パラエストラ千葉)VS宮下トモヤ(パワーオブドリーム)  
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