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【パンクラス】近藤、貫禄勝利で大晦日出撃!? 川村はカストロと価値あるドロー

2006/12/10



パンクラス
「SEGA SAMMY Presents PANCRASE 2006 BLOW TOUR」

2006年12月10日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00 観衆=1,800人



▼メインイベント ライトヘビー級戦 5分3R
近藤有己(パンクラスism/第3代王者)
一本 1R1分30秒 ※チョークスリーパー
イアン・ナイ(メキシコ/カポエラ・アンゴラ・スポーツ・センター)※初参戦

▼ライトヘビー級戦 5分3R
近藤有己(パンクラスism/第3代王者)
不戦勝 試合放棄
ジョン・フランソワ・レノグ(フランス/チーム・イルファ)

 本来10月の梅田大会で引き分けたレノグとの対戦だったのだが急遽、カポエイラの達人という触れ込みのイアンとの対戦変更となった。

 まず登場したのは赤と白のスパッツ姿のイアン。リングインするとカポエイラの独特の踊りを軽く披露した。続いて近藤がライトヘビー級のベルトを巻いて姿を見せる。

 1R、カポエイラ仕込みの内回し蹴りを牽制気味に放ったイアンに対し、近藤は左ローを放つとタックルを仕掛け、簡単にテイクダウンに成功した。

 サイドポジションの近藤は、うつ伏せになったイアンにすかさずスリーパー。イアンはアゴを引いてディフェンスしていだが、近藤の腕が徐々にイアンの喉を捕らえた。これで試合は終了。

 2006年最後の試合を貫禄の勝利で締めた近藤はマイクを握り、「今年1年間、ありがとうございました。僕は今日の試合を今年最後の試合だと思っていません。自分は年末やれると思って勝手に準備しています。よろしくお願いします」とPRIDE男祭り出撃をアピールした。

●近藤有己のコメント
「特に緊張はなかったですね。一発目だけを気にしていつも通りの試合を心がけました。相手は総合慣れしてなかったですね。
 出来ればPRIDEに出たいですし、出れれば特にどの階級というのはないんですが、ウェルター級になると思います。相手は日本人、外国人こだわりありません。PRIDEにはやり残したことがあるので。しっかり体調を整えて最高の試合をしたいと思います」

●尾崎允実社長のコメント
「(近藤PRIDE参戦に関して)明日榊原社長と連絡を取りたいと思います。
他団体に出る出ないは選手本人の意思に任せてあります」




▼セミファイナル ウェルター級戦5分3R
石毛大蔵(SKアブソリュート/第2代同級キング・オブ・パンクラシスト)
判定 3−0 ※30−29、30−28、30−28
アライケンジ(パンクラス)

 1R序盤から激しくパンチを繰り出す両者。ヒット&アウェイの石毛に対し、アライは距離を詰めて打ち合いへ。石毛はステップを踏みながらリングを回り、自分の距離を保つ。

 石毛のふところに入ってきたところ、アライは右フック。これに手応えを感じたのかアライは「うって来い」と石毛を挑発。

 2R、コーナーに押し込む形でテイクダウンした石毛は上からパウンド。突き放す蹴りで立ち上がったアライに対し、石毛は首相撲からヒザ蹴り。これで崩れ、オープンガードのアライに石毛はパウンドを振り下ろした。

 アライは一瞬の隙をついて立ち上がるが、またもや石毛のヒザ蹴りにはまってしまうはめに。途中、打撃がサミングととられた石毛に口頭注意が与えられた。

 3R開始直後、バッティングがあったために両者に口頭注意。「スタンド勝負でいきたかった」というアライの思いとは別に、石毛は組み付きにいきテイクダウン。そのまま押さえ込んだ石毛は勢いよくパウンドを落としていく。

 アライは何とか立ち上がり反撃を試みるが、石毛はまたもやテイクダウンからバックマウントを奪い鉄槌で畳みにかかる。終始優勢に試合を運んだ石毛が判定勝利した。




▼第7試合 ライトヘビー級 5分3R
ニルソン・デ・カストロ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
ドロー 判定 1−0 ※29−29、29−29、29−28
川村 亮(パンクラスism/同級3位)

 9月大会で強豪ダニエル・アカーシオからKO勝ちした川村は一躍パンクラスのエースに。対するカストロは、同じチーム仲間のアカーシオが敗れたとあってリベンジに燃える。

 1R ロー狙いに出るカストロに対し、ボクシングスタイルの低い重心の川村はプレッシャーをかけていく。カストロは下がりながらロー。距離が縮まると、カストロは首相撲に捕らえ、ヒザ蹴り連打。

 川村は左右のフックでこれを外し、難を逃れる。打撃戦では両者ともに引かないパンチの打ち合い。川村の一撃で尻餅をついたカストロだが、追撃を許さなかった。

 2R ローを蹴りながらカストロは組み付きヒザ蹴り。そしてバックをとったが、川村はダッシュして逃げた。途中、カストロのローブローが入り、川村は苦悶の表情。リズムを崩されることなく、川村はカストロとパンチを激しく交錯させる。

 川村の手数が上回り、カストロは防戦一方。さらにはマウスピースを吐き出す。テイクダウンした川村はガードポジションのカストロに鉄槌を落とし続け、川村の勝利は目前かと思われた。しかしここでゴング。

 3R カストロのローが徐々に効きはじめたのか、川村の出足が鈍くなった。カストロが追撃したところで左ハイキック! これが川村の目を捕らえ、勝負の分かれ目となった。

「足が目をかすめ、平衡感覚を失ってしまった」という川村はダメージ回復のために自ら横になる。カストロはバックを制し、パウンドの雨を降らせた。完全に動きの鈍くなった川村はスタンドで勝負するも、再びカストロに寝かされパウンドを食らい続けてしまった。

 2Rまでリードしていた川村だったが、最後にカストロに攻められたためにドロー。しかし川村は強豪カストロを前にしてのドローだけに、価値のあるものだといえる。




▼第6試合 ライト級戦 5分2R
伊藤崇文(パンクラスism/2位)
判定 2−0 ※20−19、20−20、20−19
松田恵理也(TEAM坂口道場)

 95年ネオブラ王者・伊藤と今年のネオブラ王者松田の新旧王者対決となったこの一戦。松田のセコンドには、元パンクラスの柳澤龍志(フリー)、そして同門の坂口征夫。

「寝技で勝負するつもりだった」と試合後に語っていたように、伊藤は相手の打撃に軽く付き合うとテイクダウン。上を取るとパウンドを落とし、足を掴めば足関節を狙いにいく。

 それが決めきれないと見るや、伊藤は上になりパウンド。松田は立ち上がり、得意のパンチで詰めるがゴング。

 2R このラウンドでも伊藤はグラウンド勝負へ。パウンドを落としながらサイドポジションへ。しかし攻めあぐねてしまった。

 一瞬の隙をついて松田は腕十字。伊藤は振りほどくように逃げると、アキレス腱固めへ。そのままの体勢で伊藤は、うるさい松田の顔面にかかとを落としていくがここでタイムアップ。

 終始攻め続けた伊藤が判定勝ち。今年の初勝利に伊藤はうれし涙を流した。




▼第5試合 ミドル級戦 5分2R
佐藤光留(パンクラスism/同級3位)
判定 3−0 ※20−18、20−17、20−17
マタファノフ・スヴャトスラフ(SKアブソリュート・ロシア)※初参戦

 2日の興行でマタファノフと同門のウマハノフがジャーマン・スープレックス一発で相手をKO。そのインパクトが強くこのマタファノフの強さに注目が集まったのだが……。

 試合前のレフェリーチェックの際に、マタファノフの顔面にワセリンが塗ってあることが発覚。マタファノフにイエローカードが言い渡された。

 1R、相手の打撃を警戒してか(?)佐藤はいきなり低空タックル。フロントチョークを決めにきたマタファノフを持ち上げた佐藤はバスター気味に前方に叩きつける。

 首を引っこ抜いた佐藤はすかさずアンクルホールドへ。マタファノフは反転するように逃げる。佐藤の猛攻は止まらずそのまま上になると、パウンド。そして再びアンクルへ。これもマタファノフはうまく脱出。

 2R、タックルでテイクダウンに成功した佐藤はマウントポジションへ。そしてマウントパンチを落とす。

 チョークも決めにいくが、マタファノフは逃げるように脱出。スタンドの展開になるも、マタファノフはスタミナ切れのために自分から攻撃にいけない。佐藤はその後も優勢に試合を運び判定勝利した。



▼第4試合 ウェルター級戦 5分2R
大石幸史(パンクラスism/同級4位)
KO 1R4分53秒
野沢洋之(スタンド)

 両者ともに打撃を得意としてるだけに激しいパンチの打ち合いが展開される。途中、大石はテイクダウンしパウンドを落とすが目立った展開はなし。

 スタンドから再開し、ロープ際に大石を追い込んだ野沢が回転の早いパンチで追い込んだ。劣勢に追い込まれた大石も打ち合いに応じ、右フック一発が野沢にクリーンヒット!  追撃しようとした大石を、和田レフェリーが力で突き放し試合は終了した。




▼第3試合 パンクラスアテナ57kg未満級戦3分3R
竹下嘉奈子(和術慧舟會東京本部/スマックガール・ネクストシンデレラトーナメント2006ミドル級優勝)
一本 3R2分08秒 ※アームバー
WINDY智美(パンクラスism/キックボクシングIKMF東洋女子バンタム級王者)

 打撃VS寝技の一戦。WINDYはキックのIKMF東洋女子バンダム級のベルトを腰に巻いて登場。

 1R、WINDYの鋭い打撃が入り、竹下は防戦一方。竹下はテイクダウンしようと組み付くが、WINDYは首相撲からのヒザ蹴りで迎撃する。

 あまりのやられっぷりに竹下は戦意喪失に見えたのだが、寝技の展開に持ち込むと腕十字へ。WINDYは反転しながら防御。

 2R、WINDYのパンチが面白いように入り、竹下の左目はお岩さん状態。それでも気持ちの折れない竹下は組み付くと首投げで上のポジションを取る。腕十字狙いにいくも、WINDYの巧みな防御に阻まれた。

 3R、WINDYのパンチをいくら受けようとも、無防備の竹下は前進する。そして大外刈りでテイクダウンした竹下はWINDYの腕をキャッチ。

 三角絞めの体勢にいくがWINDYが粘るために、腕十字に移行。これが完全に極まり、竹下が一本勝ち。総合全戦全勝の竹下の勢いは止まらない。


▼第2試合 ミドル級戦 5分2R
鳥生将大(パンクラスism)※デビュー戦
KO 1R1分16秒
鶴巻伸洋(ティアゲネス)

 パンクラスの本隊であるismから1年ぶりの新パンクラシスト鳥生のデビュー戦。相手は5年以上ぶりのパンクラス参戦となるベテラン鶴巻。

 ゴング開始と同時に、鳥生は極真仕込みのローとハイで鶴巻を圧倒。そしてワンツーのパンチのコンビネーションで鶴巻を押し込むと、左ストレート。

 これで倒れこんだ鶴巻に、鳥生がパウンドを落としたところで試合はストップ! 鳥生が見事なKOでデビュー戦を終えた。


▼第1試合 フェザー級戦 5分2R
志田 幹(パンクラスP's LAB東京/同級3位)
TKO 1R0分36秒 
藤原大地(パンクラス稲垣組)

 打撃を交錯させた後に、志田がタックル。それを受けた藤原がフロントチョークの体勢でマットの上に叩きつけられ、背中を強打。藤原が悲鳴を上げたために、レフェリーが即座にストップをかけた。

 藤原を動かそうと同門の前田吉朗らセコンド陣が起こそうとすると、藤原は苦しそうな悲鳴をあげるのみ。下手に動かすと下半身不随にもなりかねない脊髄損傷の恐れがあるために救急車を呼ぶことに。

 分裂型の担架で藤原が搬送されるまでにかかった時間は約40分近く。その間は休憩時間となった。 パンクラス関係者の話によると、藤原の診断結果は「腰椎横突起骨折」で2、3本の背骨が折れた状態。脊髄損傷や下半身不随といった後遺症の心配はないという。

【関連リンク】
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