パラエストラ東京
「第4回東日本修斗グラップリングオープントーナメント」
2007年2月18日（日）東京・台東リバーサイドスポーツセンター第1武道場
開始11:30

▼フェザー級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○秋本じん（秋本道場Jungle Junction）
一本　1R1分38秒　※フロントスリーパーホールド
●佐藤逸人（パラエストラ松戸）

　プロシューター対決となった決勝戦。05年全日本優勝の秋本は、序盤はスタンドレスリングで探りあいながら、佐藤のタックルをガブり、そのままカウンターのギロチンを仕掛ける。佐藤はなんとか首を抜こうとするが、秋本は渾身の力で絞め上げ、タップを奪った。

▼クルーザー級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○岩崎成敦（ロデオスタイル）
一本　1R1分49秒　※フロントスリーパーホールド
●吉真一仁（YMC）

　開始直後からスタンドレスリングで互いに得意の組み手を探る展開が続いたが、1R半分が過ぎたところで岩崎が飛びつきギロチン。そのままグラウンドに引き込んで極めた。

▼ライトヘビー級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○大類宗二朗（SKアブソリュート）
一本　1R1分29秒　※腕ひしぎ十字固め
●有川大介（パラエストラ小岩）

　投げを打つ有川に対し、大類は相手のタックルで相手の右足をたぐり、テイクダウンに成功。すかさずバックを奪いに行くが、ここは体勢が崩れて下へ。しかし、そこから腕十字を決めて一本勝ち。

▼ミドル級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○山田宗太郎（パラエストラ松戸）
一本　1R0分52秒　※フロントスリーパーホールド
●阿久津好智（バーリトゥードJUZA）

　一回戦も圧倒的なパワーで腕十字を極めた山田は、決勝戦でも全開。開始早々にグラウンドの攻防になるも、ここは再びスタンドに戻ったが、すぐさま強引にギロチンを仕掛け秒殺勝利を決めた。

▼ウェルター級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○浅倉秀和（パラエストラ札幌）
6-5
●空閑俊生（バトラーツジムB-Club）

　浅倉＝プロシューター阿仁鬼がいきなりトップ1Pを奪い先制すると、ハーフガードの相手に対し、アームバーを狙いながらトップをキープしたまま1R終了。続く2Rは、空閑がトップ、さらにサイド2Pを奪い返すが、浅倉もすぐさま上になり、トップそしてサイドを連取。そこからアームバーを狙っていくが、空閑も腕を抜いて下からヒザ十字を仕掛ける。最後はスタンドに戻ったが、白熱した展開のまま試合終了。浅倉が勝利した。

▼ライト級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○佐藤優太（秋本道場Jungle Junction）
一本　1R2分39秒　※三角絞め
●浜路康高（アカデミアAz）

　昨年の全日本を制した吾妻エメルソンが一回戦で姿を消すという、波乱のスタートとなったこの階級を制したのは、エメルソンと同門の佐藤だった。1Rも後半にさしかかったところで、浜路のタックルを切り返して三角絞めを極めてみせた。

▼バンタム級チャンピオンシップトーナメント決勝戦 3分2R
○阿部博之（K'z FACTORY）
11-0
●田原伸平（総合格闘技STF）

　阿部が片足タックルでテイクダウンに成功しトップとサイドでポイントを重ねながら、三角絞めを仕掛けるなど圧倒的優勢のまま試合を進める。2Rになっても阿部はポイントを連取し、プロシューター対決は意外にも大差がついた。

＜全階級入賞者＞

■チャンピオンシップ
▼バンタム級
　優勝　　阿部博之（K'z FACTORY）
　準優勝　田原伸平（総合格闘技STF）
　3位 晝間貴雅（ストライプル）
　　　　澤田健壱（パラエストラ東京）

▼フェザー級
　優勝　　秋本じん（秋本道場Jungle Junction）
　準優勝　佐藤逸人（パラエストラ松戸）
　3位　　 佐々木亮太（バトラーツジムB-Club）
　　　　　平島秀剛（サムライ修斗クラブ）

▼ライト級
　優勝　　佐藤優太（秋本道場Jungle Junction）
　準優勝　浜路康高（アカデミアAz）
　3位　　 中嶋竜也（和術慧舟會トイカツ道場）
　　　　　清水俊一（宇留野道場）

▼ウェルター級
　優勝　　浅倉秀和（パラエストラ札幌）
　準優勝　空閑俊生（バトラーツジムB-Club）
　3位　　 金　峻（KILLER BEE）
　　　　　金　技弘（パラエストラ東京）

▼ミドル級
　優勝　　山田宗太郎（パラエストラ松戸）
　準優勝　阿久津好智（バーリトゥードJUZA）
　3位　　 相馬成実（GUTSMAN・修斗道場）

▼ライトヘビー級
　優勝　　大類宗二朗（SKアブソリュート）

▼クルーザー級
　優勝　　岩崎成敦（ロデオスタイル）

■ビギナー
▼バンタム級
　優勝　　山上幹臣（総合格闘技STF）
　準優勝　奥山修一郎（総合格闘技STF）

▼ライト級
　優勝　　近藤一行（グレイシー・バッハ長野ジョバニ・チーム）
　準優勝　三村淳一（グレイシー・バッハ）
　3位　　 新井誠治（総合格闘技STF）
　　　　　藤平陽一（YMC）

▼ウェルター級
　優勝　　高橋重智（GRABAKAジム）
　準優勝　岩田直樹（総合格闘技STF）
　3位　　 鈴木　仁（秋本道場Jungle Junction）
　　　　 岸　幸生（和術慧舟會トイカツ道場）

▼ミドル級
　優勝　　高久拓也（GUTSMAN・修斗道場）